どうも、永田です。
では、CMC 通信を始めていきます。
今日のテーマは『数学に学ぶ会話改善』ということで、数学と会話の関連性について思いついたので話していきたいと思います。
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数学というと、「論理的思考」とか「頭がいい」とか、そういうイメージがあるんですけど、今日はそういう話ではなく、
【粘り強さ】
の話ですね。
数学って意外に
「スマートにパパッとできる人 。そうやってる」
と考えるけど、粘り強く考えてるのが実際。
僕も数学に関しては得意な方だったので、数学が得意じゃない人がすぐ諦めるところが 不思議だったんですけど。
で、僕はわかるまで粘り強くやるし、他の数学できる人もやってるし、数学ができるようになる人もそういうところを頑張ってできるようになった、と。
会話に落としてみると、
【口下手な人は、悩む割にはあんまり考えてない】
んです。
「どう言えばいいかを、粘り強く考えてますか?」
ってことですね。
どういうことになるかというと、頭の中で知識が繋がっていくんです。
【脳内ネットワーク】
ができるので。
逆に、粘り強く考えないから、「断片的な知識」になって、ネットワーク化されてない。だから、言葉がスラスラ出てこないということです。
逆に、話せる人・話上手な人は考えてるんですよね。
「あの場面でどう言えばいいか?」
というのを、例えば、歩きながら考えてたり、何かしながらパパッと考えてはいるんですね。
そういうのが日常になってるので、少し考えるだけでつながっていくんですけど、そうやって粘り強く考えることで脳内ネットワークは繋がってて、点と点が繋がってる。
口下手な人は、点と点のまま。バラバラに繋がってるから、いざという時に言葉が出てこないということです。
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で、これを考えるきっかけがあったんですけど、最近の出来事です。
【算数の問題】
があったんです。
生活感が少し出てしまうんですけど、どういう問題があったかというと…
「口座残高」が少なかった。
多くの人は、生活費を落とす用の口座があって、そこから家賃とかクレジットカードの引き落としをしてると思うんです。必要があったら そこから生活費を実際、現金にして財布に入れる、ということをしていると思います。
で、僕も同様にやっていて、100万ぐらい入れてたんです。全部僕が生活費を支払ってるので 。
(生活費は)3〜40万なんだけど、他に立て込むと…
例えば、「出張費」が前払い制で立替制なんですね。海外出張に行くと、30万・40万とかかかるし、国内出張でも沖縄に1週間行くとやっぱ20万・30万かかって、それを前払いで立て替えてるんです。
そうすると、そういうのが何回か続くと、100万あってもかなりギリギリで10万とか5万とかになる時が何回か続いて、
「あ。これ、まずいな」
と思って、別口座に貯金とかそういう貯めてる 口座があるので、50万を生活費用の口座に移そうと思ったわけです。
で、妻に「頼むよ」と言ったら…
送金すれば一発なんですけど、手数料がかかるのを嫌がってる。「ちょっとケチかな?」と僕は思ってるんですけど、主婦はだいたいそういう手数料、振込手数料・引き落とし手数料がかかるのは嫌なので、無料の時間帯を狙って、50万を実際おろしてまた入れ直す、という物理的に移動させる、と。
でも、50万円は大金なので、動かすのは危険ですよね?
じゃあ、どうしようかとなって、いろいろ考えたら、パッと、
【50万を実際に動かさなくていい方法】
を思いついたということです。
これ、わかる人はわかるんですけど、わかんない人はわかんないと思いますね。つまり、生活費の口座から毎月25万〜27万ぐらい抜いてるので、 2ヶ月分でだいたい50万になるなと分かった。「じゃあ、うつさなくていいな」 ということになったんです。
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これ、わかるでしょうか?
理系の人でもパッとはわかんないかもしれないですけど、つまり、50万を別口座から移そうと思ったんだけど、うつさずにその別口座から生活費を2ヶ月を落とせばいい。
普段、生活費を落としてる口座があるんだけど、そこから生活用を落とさずに、50万をうつそうと思ったところ(別口座)から直接、生活費を50万を落とせばいい、ということなんですね。
これ、パッと聞いただけでは…僕も最初思いついた時に、「本当かな?」と思って結構真剣に考えて納得したんですけど。
だから、【図】を書いて考えるとわかりやすいと思うので、実際、テキストの方に図を貼り付けておくので、それを見ながらで是非考えてみてほしい。こんな問題考えても、算数してもしょうがないと思うんだけど、これが会話で考え方が有効なので、図を書いて考えてみました。
(図では)50万を引き出して移してるところですね。
別口座をAとする。生活費の口座をBとします。で、Bから生活費を落として財布をに入れるわけですが、その財布をCとします。
そうすると図を見て欲しいのですが、お金の利用です。50万の移動がAからB、B からCという流れができるわけですね。そのABCという三角形で考えるということ。
難しいのでほんとに図を見て考えて欲しいんですけど、最終的に50万を A から C 地点に持っていく。なので、重要なのはAからC に50万 移すことに。
【B をショートカット】
できる。
わからない人は(図を)見て欲しいんですけど、A から出発して、B に行きます。で、B を通って、C に行くわけです。じゃあ、そのBを通らずにAからCに行けばいいということですね。
で、このAからC は何になるのかというと、その別講座 A から直接 2ヶ月分の生活50万円を下ろせば 、2ヶ月かかる。時間かかります。だけど、計算上はそういう話になる、と。
だから、B から生活費は2ヶ月おろさずに、A から直接おろす。で、2回下ろせば50万になる、ということです。
僕も説明してて、言葉だけだと理解しづらいと思うので、是非、図を見てほしいんですけど。
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じゃあ、だからAからB に50万をうつさなくても移したことになるということなんですけど、
「本当にそれ大丈夫なの?」
と不安になるし、僕も1回不安になりました(笑)
どういうことかというと、
【B から生活費を2ヶ月抜かなければ、2ヶ月分の生活費の50万が貯まる】
わけです。
実際、大学の給料がBに振り込まれてるわけなので、50万を生活費として抜かなければ、50万貯まる、というのは当たり前ですよね。なので、実質、AからBに物理的に50万うつさなくても、B に50万移ったことになるわけです。生活費を A から抜けばいいということ、なんですね。
これ、紙に書いて書き出せば、理解できるまでやれば、わかるわけ。
ぜひ、文系で計算苦手な人は理解できるまでやってみてください。「算数の問題」なので、わかると思います。理系の人もこの言葉での説明だけで理解できないと思うので、ぜひ図を見て、パパッと理系の人は理解してみてください。
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ということで、何が言いたいのかというと、
【これ(算数の問題)と会話は同じ】
なんですね。
わかるまでやる。言葉が出てくるまで粘り強く考える、という事です。
ある話題、ある会話で何も言えないとして、落ち込むと思うんですけど、それは
【言えないこと、そういう事実より、その後放置してる】
事が問題です。できないし、めんどくさいと思うんですけど、やらない、と。だから、できないままなんですね。
ま、偉そうに説明しますけど、20代の僕は無口で口下手だった僕は、この状態でしたね(苦笑)会話した後に、毎回、反省会をするんだけど、具体的なセリフは考えないですね。
だから、「脳内ネットワーク」は作られないし、必要な時に言葉がパッと出てこないということです。
逆に、1個でも出せる、例えば、挨拶した後にどういう話があるかなと…
天気の話かな?
朝起きた時の話かな?
昨日の夜の話かな?
と、1個でも考えとけば、次回の時に、挨拶の後にパッと話題・言葉が出てくるし、別に昼でも夜でもちょっとした話に使えるわけですね。
それは、【ネットワーク化】されてるからです。だから、会話もわかるまで粘り強く考える。数学のように粘り強くやると。
僕は数学得意だったらすごい粘り強くやってたんですけど、会話は苦手でそういうのをサボってたんです。
30代から、そういうのを1個1個粘り強く考えてたら、最初は単純なことしか言えないけど、だんだん複雑なことが言える。文章的に1文しか言えなかったのが、2文言えるようになる。そうやって、ネットワーク化されてくるわけですね。
実際、この「ネットワーク化」は抽象的な話に聞こえますけど、
【脳内の神経ネットワーク】
で電気信号が繋がっていくことは大事なので、実際に神経ネットワークがつながりますので、やってみてください。そのためには考えないと繋がらないんで。
というわけで、一応ネットワークが繋がったら、それは広がってるので応用効きますから、ぜひ、数学のように粘り強く「会話のセリフ」を考えてみて欲しいと思います。
では、今日は以上になります。
ありがとうございました。