どうも、永田です。
では、CMC 通信を始めていきます。
今日のテーマは「話す力を爆上げしてくれる YouTube チャンネル」ということで、とあるYouTubeチャンネルを紹介しようと思います。
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で、これが何で話す力を上げてくれるのかという説明をするんですけど、改善の方法はいろいろあると思うんですけど、その中の1つに…
僕はかつて30ぐらいまで喋れなかったんですけど、驚くぐらい、今では信じられないぐらいしゃべれることができなかったんだけど、それで初めてこのノウハウを使ってやってみて手応えを感じて、「いけるな」と思ったノウハウ。
以前もどこかで話したことがあると思うんですけど、
【聞いた話をする】
ということですね。
口下手な人が自分で「ネタ」を見つけて、それを分かりやすい「構成」をつくって話すのは、かなりハードルが高いんだけど、この『聞いた話』はネタと構成を人の力を借りてパクるわけです。
だから、後は
「聞いた通りに話せるかどうか?」
「再生できるかどうか?」
というところで、これも訓練が必要なんですけど、かなりハードルが下がった状態。
ゼロから自分で話を作るよりも非常に簡単で、しかも、話す経験・自信をつけてくれるということで、口下手改善のファーストステップとしてかなりおすすめしている手法です。
で、これをYouTube チャンネルで聞いた話を他の人にしてみる、と。
「聞いた話をするのはパクリじゃないか?」
と抵抗があるかもしれないんですけど、話上手な人は普通にやってる。
おしゃべりな人は聞いた話をどっかから仕入れてきて別の友達に喋るというのはよくやってることだし、僕の妻もよくやってるし、僕もよくやります。
落語家の人も、要は師匠から聞いた話、何百年も言われてる話を師匠がしゃべって、それを聞いた通りに再生するということで落語の練習をしている。
芸能人も、聞いた話を堂々と話してウケを取ってるわけですから、別に聞いた話を話すのはそんなに変なことではないと思います。
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ということで、僕も人に話せるほど面白い話を聞くことはそんなにはないんですよね(苦笑)
この頃、しゃべる相手も家族以外そんなにいないし、職場の同僚も週に1回会うか会わないかぐらいなので少なくなってるし、そういう人も多いと思うんですね。
だから、ここで「YouTube チャンネル」ということです。
で、早速、そのYouTube チャンネルはどういうものかというと…
【テレフォン人生相談】
ということです。
長寿番組で60年ぐらいやってる日本放送でやられてる「人生に関する悩み相談を電話でする」と、それが公開されてるわけです。
2人の先生が対応するわけですが、1人はサポートで1人がアドバイザー。アドバイザーはだいたい弁護士か精神科医とか、あとはエッセイストとかいろいろ。芸能人もいます。柴田理恵さんも時々アドバイザーとかサポーターで入っています。
いろいろ相談者がいろんな人生の相談するわけで 、
「そんなことある??」
というびっくりするような内容の出来事はだいたい 語られるんですね。
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例えば、僕が1回聞いてうる覚えな話なんですけど、メモはしてるんですけど、再生してみると…
50代〜60代の弟さんが相談してきた、と。
で、相談内容は何かというと、
「兄貴の元嫁が家に勝手に戻ってきた」と。
どういう話かというと、お兄さんがいるわけですが、そのお兄さんは実はもう亡くなっているわけなんだけど、なくなった途端…
いつ亡くなったかわかんないんですけど、60ぐらいのお兄さんがなくなってしばらくした後、30年音信不通で別居状態というか失踪状態だった妻が、その兄貴がなくなったという情報をどっかから嗅ぎつけてきて、厚顔無恥というか恥も知らずに戻ってきてその家に住み始めるわけです。
で、
「これ(兄貴の嫁)を追い出せないか?」
ということです。
というのも、この相談者のお母さんが高齢のお母さんで、80代〜90代のお母さんが隣の家に住んでて、そこに勝手に嫁が…その兄貴の家に住んでる分には法律的にはどうしようもないんだけど、隣のお母さんの実家に出入りする。
しかも、お母さんは1人で住んでたんだけど、最近入院しててもうその実家が空になってて、
「そこに勝手に出入りするのやめてくれないか?」
みたいなことで弁護士さんに相談に来た、と。
弁護士の回答としては、30年間音信不通だったけども、お兄さんとの婚姻関係は法律上続いてるから、法律的にそのお兄さんの家に勝手に住むのは、常識的にはどうかと思うんだけど、法律的には禁止できない、止めることができないので、まあ、そこは諦めるしかない、と。
だけど、隣のお母さんの家に出入りするのはやめさせることができるのんで、注意した方がいいということです。
さらに、お母さんが高齢で、田舎の家だと思うんですけど、遺産があって、それの相続の問題がそろそろ発生しそうなんだけど、
「この兄貴の元嫁には一切やりたくないんですけど…」
と相談者がするんだけど、兄貴が無くなってはいるんだけど、婚姻関係が続いてるので法定相続人になるので、そこら辺も話をするしかないということで。
もともと相談者さんのお父さんがなくなってるんですけど…
その時に遺産相続はお母さんに全部遺産が行ったはずなんだけど、そこら辺の処理も実は何十年も前からされていないということで、一旦 ねお父さんの遺産相続の件を片付けた方がいいっていうことで、話が落ち着きました。
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こういうことがあるんですよね。
30年音信不通だったんだけど、旦那が亡くなった途端、その家にズカズカと戻ってくる。
こういう人は、驚くべきことなんですけど、常識的には、こういう人はこういう人生の相談だからたくさんいるという事が分かってきて、それでびっくりしたりするわけです。
単純に、「不倫した」とか「不倫された」とか、嫁姑とか離婚問題、子育て問題。
芸能人のスキャンダルじゃないですけど、一般人のリアルは、僕の妻も話しいて食い気味になるんですね。
最初 、「そんな人生相談なんて、どうのこうの…」と言ってるんだけど、毎回、食い気味で熱くなって語り出すんですよね(笑)
こういう風に、テレフォン人生相談というのは誰でも、社会人で何十年も生きてきたら、人生に関心は必ずあるので、最初は人生相談の話をするのは不自然なんだけども、2〜3回やるとかなり【食い気味】に来るわけです。
例えば、これに関連したエピソードを思い出したんですけど…
お笑い芸人の千原ジュニアがいるんですけど、彼がいろんな女性とデートするんだけど、その 鉄板デートの一つとして、
【裁判所デート】
というのがあって、裁判所で傍聴できるわけですけど、そこに行くデートで行くんです。
そうすると、最初、女性は嫌がってるんだけど、行った後で出てきたら、めちゃくちゃ盛り上がってる。
「あのあと、どうなる」とか
「これどう思う?」とか
かなり食い気味で、女性とのその後のデートはかなり盛り上がる、というエピソードを昔聞いたことがあって、これと似たような効果ですね。
テレフォン人生相談はかなりどぎつい内容があるんで、話として「聞いた話」なんだけど、あなたの話にかなり食い気味で聞いてる人が聞いてくれるんで、口下手はかなり自信がつくと思います。
エピソードも強烈だから、かなり記憶に残りやすくて話しやすい、ということで一度やってみてください。
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口下手改善について言うと…
【とにかく話すこと】
です。
話さないと話しての技術上がらないんですね。
頭の中でシュミレーションしたり、文章を書いたりしても。
話の技術は、話すことがベースなので。
だから、ランニングの技術を上げようと思ったらとにかく走らないと始まらないのと同じように、話の技術を上げようとしても、そういうテクニック・ノウハウとかじゃなくて、とにかく「話すという経験」が一番効率というか、一番の基本です。
で、話し下手はどうして話下手かというと、話さないからですね。
話し上手はどうして話し上手なのかというと、めちゃくちゃ話してるからです。
話せば話すほど、上手くなる。
話さなければ話さないほど、下手になる、ということなんですね。
これはよく言われるように、
「金持ちがより金持ちに。貧乏はより貧乏になる」
のと同じように、
「話し下手がより話下手に。話し上手がより話上手になる」
という構造があるので
こういう聞いた話で、こういうチートをかましながら、とにかく
【経験値を上げていく】
ことでしか口下手は本当に改善する方法はないので、参考がてら騙されたと思ってやってみてください。
テレフォン人生相談はおすすめだと思います。
では、以上になります。
ありがとうございました。