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#152『いつのまにか嫌われる人の特徴』

2023-07-14 Fri.

どうも、永田です。

では、音声を取っていきます。

今回のテーマは、「いつのまにか嫌われているタイプ」ということで、

いつのまにか距離を置かれている、とか
嫌われちゃってる人

はいると思うんです。そのタイプについてお話ししていきます。

その原因としては、ズバリ、

【ADHD:注意欠陥多動性障害】

が入っていると思います。

僕は専門家ではないので断言はできないし、グラデーションがあるので、そのグラデーションはグレーゾーンの人ですが、いろんな症状をきたしているので、それについてお話ししていこうと思います。

ちなみに、メルマガ読者さんにはこのタイプ あまりいないと思います。7〜8割ぐらいは違うと思います。

ただ、「こういうタイプがいる」という事を知ることは人間理解としても大事だし、コミュニケーションとしても大事なので聞いてみてください。

残りの2割ぐらいはこのタイプなんで、自覚がない人は自覚を持つとかなりいいかなと思います。

では、始めていきます。

・・・

嫌われるタイプは、3 タイプあります。

1番目:【嫌われる発言をしてしまう】

これは以前お話ししたんですけど、ある研究者の飲み会の時のエピソードです。

同じテーブルについてしばらく話があって、僕がスマホのロック画面を子供にしてるので、

「お子さん、何歳になったんですか?」

と聞かれたので、子供の話をしばらくしてたら、突然、同じテーブルに座ってる30代の男の研究者が、

「どうでもいい」

とか、ボソッと、聞こえる程度の大きさで言うんです。

(ぼくと周りの人は)絶句してしまってその会話は終わったんですけど、こういう発言をしてしまうんですね。

これ、どうして出てきたのかというと、それまでは、その男の研究者がテーブルの話題をかっさらっていたというか、いきなり(テーブルに)やってきてです。

「マッチングアプリをやってるんだけど、女性とデートまで行くんだけど、付き合えない」

みたいなことを、延々と同じテーブルの女性に話してた、と。

「(付き合えないのは)こういう発言をするからでしょ」

と突っ込みたくなるんだけど、本人は自覚持ってないし、多分、この一件は綺麗さっぱり頭の中から消えてる。

だから、いつの間にか嫌われてる、という事なんだと思うんです。

で、自分が原因だと永遠に気づかない。

そして、女性と付き合えてない、ということなんです。

こういう種の嫌われる発言をするとか,態度に出しちゃうし、思わず悪びれた悪口を言う。

僕の義理のお父さんも相当口が悪いんです。

これを思わずやってる。そこまで考えてやってない。計算して悪口を言ってない、という感じなんですね。

そして、【自覚】してないということ。

・・・

じゃあ、2番目。

【自己中に振る舞う】

ということです。

身近な例だと、僕の妻がそれに当たるんだなと思いますけど…

例えば、僕が沖縄によく出張に行って、家族にも土産を買ってくる、と。

そうすると、LINE で

「これ買ってきて」

みたいな感じになるわけですね。

それは普通なんですけど、それで1個、2個買う、と。

「子供にもこれ買って。あ、これ欲しいな。これも欲しいな。」

と、5個、6個、7個、8個となるんですよ(く笑)

多分10個ぐらい要求されてたと思うんですけど、

「それはさすがにおかしいよね?」

と指摘すると、喧嘩になる。

こういう喧嘩を何回もしましたね。

だから、普通は家族同士でもさすがに遠慮する。お土産を買ってきても、1〜2個、2〜3個ですよね?

そこら辺で、さすがブレーキかかるんですけど、(妻は)ブレーキかからないですね。

僕の母親も、この性質が大きかった。

頼まれる事をすると、それがどんどんエスカレートして、しかも、

「やって当たり前」

みたいな空気になる(苦笑)

こういうタイプです。

自己中心的な振る舞いをしてしまうタイプ。

・・・

3番目:【喋り続ける】

これも以前話したマシンガントークする同僚。

一度話しかけると、30分話すので、朝30分が会話に消える、という。

その同僚がしゃべり続けてやばい、みたいな話をしたと思うんですけど、今は別の職場になってもう連絡取ってないんですけど…

今の(研究室の)女性教授がやばいですね。

その同僚が可愛く見えるぐらい、やばいんですよね(苦笑)

注意する立場の人がいないから、9割ぐらい話していて、ゼミで議論してもそうですね。9割 話して、残り1割、僕と僕の同僚がコメントする。学生にコメントするんですが、そこにもわって入ってくるので、9.5割ぐらい会話を支配してる、ということです。

で、最近だと、「研究室公開」というイベントがありました。

4回生になると研究室に所属してゼミに入るんですが、3回生がどこの研究室にはいるか見学に行くんです。

見学にきた3回生と教授と(研究室の)学生が話してて、教授は9割ぐらい話した後、

「学生同士でも聞きたいことあったら、話したら?」

みたいな感じで振るんだけども、学生と先輩の学生が話し始めて一言、二言やり取りし始めたら、(女性教授が)そこにまた入ってくる(苦笑)

学生同士で話すことは不可能。で、終わる、と。そういう感じなんです。

やばいですね。

これが僕だったら絶対やらないと思うんですけど。

「話したら?」みたいに振っといて、(結局、自分が)話に入ってくる

みたいなことは絶対しないんですけど、やってしまう、と。

こういうタイプがいるということです。

・・・

何で、そうなのか?
ADHDとどう関係するのか?

と言ったら、

【衝動性】

ですよね。

抑えられないんです。

口下手な人、無口な人…僕からすると全然考えられない感覚なんですけど、

「言葉が抑えられない」

という。

こっちは言葉を出すのに四苦八苦してるんだけど、逆に抑えられない。思わず言ってしまう、言葉が出てしまう。

だから、口下手なタイプはほとんどいないんですね。このタイプはかなり口が回る。

僕の妻もそうだし、母親もそうだし、このマシンガントークする同僚とか女性教授もそうだということです。

ただ、衝動性があるんです。

その衝動的なことを言ってしまう、心の中での愚痴を口で言ってしまう、みたいな感じなので、

「そういう衝動性が態度・言葉に出るから嫌われてしまう」

ということなんですね。

だから、これは理解できなかったんだけど、最近腑に落ちたのは、

【これ、子供と一緒だな】

と。

僕には5歳の子供がいるんですけど、思ったことを口から言うんで。

「幼稚園へ行きたい」

とか言ったそばから、

「行きたくない」

とか言うから、母親が怒りやすいんですけど。

そういう形で、

【思ったことを言ってしまう】

といのが問題だと。

大人になると、定型発達だと、この衝動を抑制できるから、それが大人になるわけです。

だけど、それができない。だから、

「発達の障害」

だと言われてるし、すごく衝動性があるから、そういうタイプの人がまあまあいるということです。

あと、忘れやすいですね。

子供も端から記憶がなくなってくるんで、そういう感じですね。

忘れ物が多いし、自分の言動を忘れてるから、言ったそばから自分の行ったことを忘れてるので、自覚しにくいということで、さらに嫌われる性質に輪をかけてる。

HSPとか繊細さんからすると、理解不能なんですね。僕も理解できないですね。

「気を使いすぎ」「考えすぎ」というのと真逆ですから、

「そういうのあるんだ」
「そういう困難・障害があるんだ」

というのも、僕もこうやって分かった風に喋ってますけど、今でも感覚的にはピンとこないので、頭で理解してるということです。

・・・

ほとんどのメルマガ読者さんは違うので、こういう感じの理解をしたらいいと思います。

思い当たる人は、こういう風に自覚してみてください。

「こういう風に見られてる」というか
「こういう特徴が自分にはあるかもな」

というの自覚するだけでもかなり前進なので、参考にしてみてください。

では、今日は以上になります。

ありがとうございました。

#152『いつのまにか嫌われる人の特徴』