どうも、永田です。
では、音声を取っていきます。
今回のテーマは、「いつのまにか嫌われているタイプ」ということで、
いつのまにか距離を置かれている、とか
嫌われちゃってる人
はいると思うんです。そのタイプについてお話ししていきます。
その原因としては、ズバリ、
【ADHD:注意欠陥多動性障害】
が入っていると思います。
僕は専門家ではないので断言はできないし、グラデーションがあるので、そのグラデーションはグレーゾーンの人ですが、いろんな症状をきたしているので、それについてお話ししていこうと思います。
ちなみに、メルマガ読者さんにはこのタイプ あまりいないと思います。7〜8割ぐらいは違うと思います。
ただ、「こういうタイプがいる」という事を知ることは人間理解としても大事だし、コミュニケーションとしても大事なので聞いてみてください。
残りの2割ぐらいはこのタイプなんで、自覚がない人は自覚を持つとかなりいいかなと思います。
では、始めていきます。
・・・
嫌われるタイプは、3 タイプあります。
1番目:【嫌われる発言をしてしまう】
これは以前お話ししたんですけど、ある研究者の飲み会の時のエピソードです。
同じテーブルについてしばらく話があって、僕がスマホのロック画面を子供にしてるので、
「お子さん、何歳になったんですか?」
と聞かれたので、子供の話をしばらくしてたら、突然、同じテーブルに座ってる30代の男の研究者が、
「どうでもいい」
とか、ボソッと、聞こえる程度の大きさで言うんです。
(ぼくと周りの人は)絶句してしまってその会話は終わったんですけど、こういう発言をしてしまうんですね。
これ、どうして出てきたのかというと、それまでは、その男の研究者がテーブルの話題をかっさらっていたというか、いきなり(テーブルに)やってきてです。
「マッチングアプリをやってるんだけど、女性とデートまで行くんだけど、付き合えない」
みたいなことを、延々と同じテーブルの女性に話してた、と。
「(付き合えないのは)こういう発言をするからでしょ」
と突っ込みたくなるんだけど、本人は自覚持ってないし、多分、この一件は綺麗さっぱり頭の中から消えてる。
だから、いつの間にか嫌われてる、という事なんだと思うんです。
で、自分が原因だと永遠に気づかない。
そして、女性と付き合えてない、ということなんです。
こういう種の嫌われる発言をするとか,態度に出しちゃうし、思わず悪びれた悪口を言う。
僕の義理のお父さんも相当口が悪いんです。
これを思わずやってる。そこまで考えてやってない。計算して悪口を言ってない、という感じなんですね。
そして、【自覚】してないということ。
・・・
じゃあ、2番目。
【自己中に振る舞う】
ということです。
身近な例だと、僕の妻がそれに当たるんだなと思いますけど…
例えば、僕が沖縄によく出張に行って、家族にも土産を買ってくる、と。
そうすると、LINE で
「これ買ってきて」
みたいな感じになるわけですね。
それは普通なんですけど、それで1個、2個買う、と。
「子供にもこれ買って。あ、これ欲しいな。これも欲しいな。」
と、5個、6個、7個、8個となるんですよ(く笑)
多分10個ぐらい要求されてたと思うんですけど、
「それはさすがにおかしいよね?」
と指摘すると、喧嘩になる。
こういう喧嘩を何回もしましたね。
だから、普通は家族同士でもさすがに遠慮する。お土産を買ってきても、1〜2個、2〜3個ですよね?
そこら辺で、さすがブレーキかかるんですけど、(妻は)ブレーキかからないですね。
僕の母親も、この性質が大きかった。
頼まれる事をすると、それがどんどんエスカレートして、しかも、
「やって当たり前」
みたいな空気になる(苦笑)
こういうタイプです。
自己中心的な振る舞いをしてしまうタイプ。
・・・
3番目:【喋り続ける】
これも以前話したマシンガントークする同僚。
一度話しかけると、30分話すので、朝30分が会話に消える、という。
その同僚がしゃべり続けてやばい、みたいな話をしたと思うんですけど、今は別の職場になってもう連絡取ってないんですけど…
今の(研究室の)女性教授がやばいですね。
その同僚が可愛く見えるぐらい、やばいんですよね(苦笑)
注意する立場の人がいないから、9割ぐらい話していて、ゼミで議論してもそうですね。9割 話して、残り1割、僕と僕の同僚がコメントする。学生にコメントするんですが、そこにもわって入ってくるので、9.5割ぐらい会話を支配してる、ということです。
で、最近だと、「研究室公開」というイベントがありました。
4回生になると研究室に所属してゼミに入るんですが、3回生がどこの研究室にはいるか見学に行くんです。
見学にきた3回生と教授と(研究室の)学生が話してて、教授は9割ぐらい話した後、
「学生同士でも聞きたいことあったら、話したら?」
みたいな感じで振るんだけども、学生と先輩の学生が話し始めて一言、二言やり取りし始めたら、(女性教授が)そこにまた入ってくる(苦笑)
学生同士で話すことは不可能。で、終わる、と。そういう感じなんです。
やばいですね。
これが僕だったら絶対やらないと思うんですけど。
「話したら?」みたいに振っといて、(結局、自分が)話に入ってくる
みたいなことは絶対しないんですけど、やってしまう、と。
こういうタイプがいるということです。
・・・
何で、そうなのか?
ADHDとどう関係するのか?
と言ったら、
【衝動性】
ですよね。
抑えられないんです。
口下手な人、無口な人…僕からすると全然考えられない感覚なんですけど、
「言葉が抑えられない」
という。
こっちは言葉を出すのに四苦八苦してるんだけど、逆に抑えられない。思わず言ってしまう、言葉が出てしまう。
だから、口下手なタイプはほとんどいないんですね。このタイプはかなり口が回る。
僕の妻もそうだし、母親もそうだし、このマシンガントークする同僚とか女性教授もそうだということです。
ただ、衝動性があるんです。
その衝動的なことを言ってしまう、心の中での愚痴を口で言ってしまう、みたいな感じなので、
「そういう衝動性が態度・言葉に出るから嫌われてしまう」
ということなんですね。
だから、これは理解できなかったんだけど、最近腑に落ちたのは、
【これ、子供と一緒だな】
と。
僕には5歳の子供がいるんですけど、思ったことを口から言うんで。
「幼稚園へ行きたい」
とか言ったそばから、
「行きたくない」
とか言うから、母親が怒りやすいんですけど。
そういう形で、
【思ったことを言ってしまう】
といのが問題だと。
大人になると、定型発達だと、この衝動を抑制できるから、それが大人になるわけです。
だけど、それができない。だから、
「発達の障害」
だと言われてるし、すごく衝動性があるから、そういうタイプの人がまあまあいるということです。
あと、忘れやすいですね。
子供も端から記憶がなくなってくるんで、そういう感じですね。
忘れ物が多いし、自分の言動を忘れてるから、言ったそばから自分の行ったことを忘れてるので、自覚しにくいということで、さらに嫌われる性質に輪をかけてる。
HSPとか繊細さんからすると、理解不能なんですね。僕も理解できないですね。
「気を使いすぎ」「考えすぎ」というのと真逆ですから、
「そういうのあるんだ」
「そういう困難・障害があるんだ」
というのも、僕もこうやって分かった風に喋ってますけど、今でも感覚的にはピンとこないので、頭で理解してるということです。
・・・
ほとんどのメルマガ読者さんは違うので、こういう感じの理解をしたらいいと思います。
思い当たる人は、こういう風に自覚してみてください。
「こういう風に見られてる」というか
「こういう特徴が自分にはあるかもな」
というの自覚するだけでもかなり前進なので、参考にしてみてください。
では、今日は以上になります。
ありがとうございました。