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#151『地味だけど効果バツグンの「会話改善法」はなにか?』

2023-07-07 Fri.

どうも、永田です。

では、音声を取っていきます。今日のテーマは、「地味だけど効果抜群の会話改善法は何か」ということについてです。

前回からの続きなんですけども、

【返事が遅い問題】

について前回はあれこれ語りました。

どういう問題かというのは前回の音声を聞いてみてください。

今回は、その返事が遅い問題の「対策法・会話改善法になります。ズバリですね…

【返事の改善】

かなり地味です(苦笑)

だけど、これが現実の会話では致命的になるんです。返事が遅いだけで、何も会話に繋がらない。

で、コミュ障の特徴というのは、この返事が遅いのが特徴の1番目〜2番目ぐらいにくる特徴だと思うんですね。

僕もコミュ障の学生を何人か見てきたんですけど、とにかく話しかけても、

返事が来ないか、遅い

ということで、そうすると、

「会話が苦手なんだな」

と、そこで判断されて。

そこで、逆に、返事がいい・ハキハキと答えられたら、

「感じいい」とかなるし
「コミュ力高いのかな」

と思われるわけですね。

それぐらい印象を左右するし、実際、会話を左右するんですね。

実際、「おはよう」と話しかけて

「……」

となる人とは、

「この人と会話できない」
「挨拶だけにしとこう」

と密かに切り捨てられてるんで、社会人としてはまずいですよね?

もちろん、社会人となったらさすがにそのレベルはいないと思うんですけど、その次は、

「会話がどのくらい盛り上がるか?」とか
「会話がどのくらい続くか?」

とかいう問題にも繋がってるので、この返事の改善というのはかなり重要な作業になると思います。

・・・

例えば、どういう場合があるかというと…

旅行に行った時に、

「旅行、どうだった?」とか
「映画、どうなった?」とか。

【どうだった?パターン】ですよね。

そういう会話パターンあると思うんですけど、まずこれに答えられないということ。

あるいは、先ほども出したように、

「おはようございます」とか
「こんばんは」とか

挨拶後のトーク、それが返せるかどうか。

逆に、できる人・会話上手な人は、例えば、旅行にいってネタを持って帰ってくるんです。行ってる最中に、

「あ、これ、ネタになるな!」

ということで、

「これをどう言うものか?家族とか友達に、どう言ったろうか」

みたいに、シュミレーションまでしている。

僕もだいぶ慣れてきたんで、旅行行ったら、

「これネタになるな」とか
「音声(配信)のネタになるな」

というのを考えてるわけですね、旅行中に。

買い物とか映画見たら、そういう話をシュミレーションもするし、近所の買い物に行くだけでもネタにならないかどうか。で、(ネタが)あったら

「早速、これを家に帰って話そう」

ということで考えてる。

会話上手・おしゃべりの人というのはそういうのネタを探して、常にシミュレーションをしている、と。

だけど、コミュ障とか会話下手な人・口下手な人はそういうの何もせず、シミュレーションせずに

漫然と旅行に行ったり
漫然と映画見たり

するわけです。

・・・

僕もそういう時期が長かったので、ようやくその重要性に気づいたわけです。

30代の半ば・後半の時期なので偉そうには 言えないんですけど、本当にこれは改善してクリティカルに会話に影響・効果があった、ということでおすすめしています。

で、もう少しこの重要性についてお話ししたいんですけど、例えば、

【受験勉強】

の時を思い返して欲しい。

受験勉強した経験がある社会人の人は多いと思うんですけど、

【間違えた問題を完全にしていく作業】

のは、テストの点数を上げたり、学力を上げるのにかなり効く。

で、現役生はそこら辺の重要性がまだ分かってないので、無駄に新しい問題集を買ってしまうんです。

僕も現役生の時は無駄に問題集ばっかり買ってたんですけど、ほとんどやらなかった(苦笑)

できる人は薄い問題集を何回も、汚くなるまで やりこむわけです。

で、浪人生もそういう意識をさすがに、ちゃんとした重要性をもって、しっかり仕上げていく という意識をもつ。そうやって、偏差値とか学力をあげる、という【大きな戦略の重要性】に気付くんです。

でも、これがやってることが「間違えた問題を完璧にしていく」という地味な作業なので、重要性になかなか気づかない、ということです。

今回の話で言えば、

【返事という基本問題】

をちゃんとやるか?一問一問をちゃんと仕上げていくか?ということなんです。

・・・

で、どうやって仕上げるかといえば、例えば、「おはようございます」と言ってなんか言えないかな?ということで、

「今日1日中、雨ですね?」とか
「洗濯物乾きませんね」とか
「明日晴れるといいですね」。

これ序の口の返しですね。

「週末、キャンプ行く予定なんですよね…どうしよう?」

と言ったら、

「キャンプ、どこに行かれるんですか?」

ということで返せる。

これを用意しとくだけで、例えば、別に「おはようございます」からの流れじゃなくても、キャンプの話題もいける。

この返事一つ改善をちゃんとするだけで、応用がきく。話題の幅が広がっていく、と。

例えば、もう1パターンいきますね。

「映画、どうだった?」という会話を考えると、僕のかなり個人的な具体例なんですけど、一番最近観たのは「スラムダンクの映画」です。

で、そのまま「映画、どうだった?」という話になると、例えば…

「スラムダンクは知ってる人は知ってると思うんですけど、あの有名バスケ漫画。漫画で僕はずっと見てたんですけど、重要なワンシーンが1週〜2週とかなり続くんですけど、アニメなんて、動きがあると一瞬なんですね。特に映画なので、あの名場面が2〜3秒とか5秒 〜6秒ぐらいでサッと終わっちゃうんです。動きがあるアニメと漫画の違いがかなり印象だった」

みたいな、こういう話をすればいいんです。

これは個人的な見解なので、こう答えろということではないんだけど、何か言えるネタをある程度話す 、1分30秒ぐらい 、1分ぐらいね話せるネタを用意しておくだけで、会話ふったら返せるよ、ということです。

・・・

こういう風に返事1つなんですけど、「どうだった?」と聞かれた時に、「映画、どうだった」というのを用意するだけで、

それじゃあ、映画についてしか返せない?

ということかと言ったら…

「旅行、どうだった?」とか
「買い物、どうだった?」とか
「週末、どうだった?」とか
「キャンプ、どうだった?」とか

「どうだった?」問題、こういう会話について(広く)返せる。

【挨拶後の返事】

も考えておくことで、朝だけじゃなくて、昼も夜も、例えば、

「久しぶりに再開した時の挨拶トーク」

もできるわけなので、これ1個ちゃんと仕上げるのは非常に重要です。

逆に、これをやらないがために、コミュ障を発動することになる。

「おはようございます」
「……」

ということです。

例えば、職場で孤立するかどうかの分岐点になるんじゃないかな。

ということで、かなり重要なので、こういう対策は地味なんだけどね、2〜3回やっとけば、そのパターンはだいたい克服できるのでやってみてください。

では、以上になります。

ありがとうございました。

#151『地味だけど効果バツグンの「会話改善法」はなにか?』