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#143『共感が苦手な人はココから始めるべし』

2022-07-04 Mon.

どうも、永田です。では、今日のテーマは「共感」になります。

「共感が会話では大事」というのは、あなたに今更言うことではないかもしれないんですが、ここで改めて確認したいと思います。会話が上手な人は共感が上手い。苦手な人は共感ができてない。

だから、「共感力をつけたい」というのは、会話とかコミュニケーションに苦手意識を持ってる人は皆、感じることかなと思います。で、実際、出来ない人も多いですし、最近、とったアンケートでも教科が苦手な人が一定数おられました。

僕も実際、かなり長い期間、共感が苦手な口でした、と。

ですけど、最近は「共感が苦手だな」と感じる瞬間が少ない。そんなに共感力に溢れてるという自覚はないんですけど、そこまで苦手意識がない。ということなので、「何を意識したか?」をシェアしたいと思います。

・・・

いろいろあるんですよね。だから、ここでは1つ、簡単な分かりやすいエクササイズを紹介しようと思います。で、中身は何かと言うと、

【1日1回、誰かに共感してもらう】

ですね。

1日1回、誰かに「共感する」じゃなくて、「してもらう」になります。

苦手だから、「共感しよう・しよう」と意気込んでも、なかなかできるもんじゃないということです。ここですね。頑張って「共感する」じゃなくて、逆の発想です。「自分に共感してもらう」ということ。

共感をしてもらって・もらって。で、「水瓶」に水が溜まって、それが溢れて、相手に共感できる。そうしてはじめて、できる。

「【水瓶理論】的な発想を持った方がいいんじゃないか?」

というのが今日の提案になります。

どういうことかというと、共感じゃなくて、「愛情」で考えてみたら分かりやすいと思うんですよね。「人に愛情を与えられる人というのは、愛情深く育てられた人だ」と。逆に、「幼少期に愛情不足で育った人はなかなか人を愛せない」とよく言われると思うんですが、まさにその通りで。

ま、愛情みたいな深い話じゃなくて、共感の話だから気楽に聞いて欲しいんですけど、原理としては一緒じゃないかなと思います。

だから、水瓶に愛情が不足してる人は溜まってないようわけです。逆に、愛情深く育てられ人々は水瓶に愛が溢れすぎて、その溢れる愛を周囲の人に与えている、という意味。やっぱり、水瓶理論がマッチするんじゃないかなと思うので、今日はそういうつもりで聞いてみてください。

・・・

じゃあ、具体的にどうしたらいいのかということなんですけど…

例えば、「楽しい!」という気持ちを共感しあうには、どうしたらいいか?ということですね。会話で共感が苦手って人が考えてるのは、基本的に「楽しい感情を共感できないか?共感し合えないか?」ということなので、それを考えたいと思います。

どうすればいいかと言うと、ぶっちゃけ、

【毎日、誰かと笑い合うしかない】

です。いつも笑いあって、楽しく会話していれば、共感してもらっていれば。いざという時に、他の人に対しても楽しい感じで共感できるんじゃないかな?と思います。

で、ここのポイントは、細いんですけど、「毎日」ということです。1日1回ですからね。

「週1」では、若干弱いんです。

週に1回、楽しい会話をする日があると。それでは全然、楽しい会話をしていないし、共感してもらってないとなると、いざという時ではないですけど、他の人と楽しく会話できるのか?毎日、楽しい会話・共感してもらってる人の方がやりやすいのは、もう確実ですよね?ということで、毎日というところがポイントです。

何で強調してるのかと言うと、僕が結婚して、妻と毎日暮らして会話するようになってから、そういう風に感じた。息子もうまれて、更に楽しくなる、と。そうすると、家の外で、職場とか友達とか研究仲間と会話する時に、やっぱり楽しい感じになるんですね。

印象深いのは・・・

僕が20年ぐらい前かな? 同窓会で高校の同級生に会った時。彼は20代前半で結婚したんですけど。

彼の印象は、高校の時はラグビー部だったのか、疲れいて、ずっと机に伏せて寝ていて、楽しい感じじゃなかったんですけど。結婚して幸せいっぱいなのか、会話の感じも話しいて楽しいんですよね。

だから、毎日、奥さんと家族と、楽しい会話をしているんじゃないか?共感してもらっているのは想像できる。

という感じで、

(会話の)その瞬間に共感できるか?

というよりも、

毎日、共感的な会話をしているか?
共感してもらっているか?

というところが1番、ネックになるんじゃないかと思います。

・・・

で、もちろん、これを聞いてくれてる方で、結婚している人もそれなりにいるのですが、

そうじゃない(結婚してない)場合、どうすればいいのか?

ということで、「実家の家族」とか「親友」とか「友達」とか。社会人になったら、(友達と)あわない場合でも、何かしらコンタクト取って。あるいは、「職場の気の置けない人」がいたら、その人とできるだけ毎日、何かしらの楽しい会話をする。

それがフィードバックされて、他の人との会話に溢れだし・漏れだして、共感ができるようになるんじゃないか?と思います。

「そういう人も職場にいません」
「家族もいません」
「友達もいません」

という場合は、僕の専門領域外なので、それはそういう専門家に頼って欲しいんですけど。そこまでひどい状態の人はこのメルマガ読者の方にいないと思うので。

「1人暮らしで、話す機会もない」という場合は…

1人で楽しめることを、毎日やりましょう、ということです。漫画好きなら、朝起きて漫画読む。通勤電車の中で読んでるかもしれないですが、それを徹底する感じですね。

どういうイメージかと言うと、

「オタクが愛が溢れすぎて、テンションが高くなっちゃう」

みたいな。

好きなこと・楽しいことをやりすぎて、会話が楽しい感じになる、みたいなことをまずは目指してみて。それで人間関係作って、会話していくという道のりがいいかな。

そういうわけで、共感が苦手な人はどうすればいいのか?と言うと、「毎日、誰かに共感してもらう」。そういう会話をしていく。それで共感が溢れてきて、他の人に共感できるようになるんじゃないか?というのが水瓶理論。エクササイズとして、

「1日1回、誰かに共感してもらう」

というのをお勧めいたします。

はい。では、以上になります。
ありがとうございました。

#143『共感が苦手な人はココから始めるべし』