どうも、永田です。では、今日は「知識の身につけ方」ということでお話しして行きます。この話をするモチベーションですが、
「口下手対策として【読書】が有効なんじゃないか?」
ということをあなたも1度は考えたり、やったりしたことはあるんじゃないかなと思います。
僕も、その昔、20代の頃、そういうことを真剣に考えて読書をしましたね。それで1000冊くらい読んだんですけど、その結果分かったことは「語彙力」とか「基本的な読解力」は身につくんですが、(会話に)そんなに役に立たない。専門知識は増えますが、(会話に)本当に役立たない、という感じです。
1冊から(会話のネタが)1個です。それも何時間もかけて読んだ内容をほとんど忘れて、1個ぐらいしか使えるか使えないか程度の知識しか入らない。だから、あまり読書をおすすめしてないんですけど、最近、少し意見が変わりました。
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読書して「会話に役立つタイプの本」を見つけました。どういうものかと言うと、【図鑑】です。
元々、子供のため・子育てのために買ったんです。とあるオンラインサロンで勧められていたからですが、どういう話かというと、海外の研究で「能力の高い子供とか大人」についての研究、そういう研究があるらしくて、研究結果で分かったことは、
「能力の高い人とか才能のある子供は、子供時代に家に図鑑がたくさんあった」
んです。ある部屋の本棚にたくさん置いてあるということじゃなくて、各部屋、寝室からリビングとか洗面所とかトイレとかに1冊図鑑が置いてある。それぐらいたくさん置いてあるところで育った、と。好奇心をあらゆる生活の場面で刺激されたから能力が高まった、ということです。
僕もそれを真に受けて、図鑑を買ってきた。どういう図鑑がいいかという話なんですが、僕が買ったのは
「ペディア」というのは「辞典」のことで、「写真の図鑑」。テーマはないというか、「世界」がテーマなんですけど、「世界の法則」とか「生き物」とか「地球のつくられ方」とか「歴史と文化」。ありとあらゆる世界に関する写真が、見開き1ページで1トピックに。
例えば、動物だったら、「猫」とか「犬」とか「魚」がある。歴史だったら、「インド」とか、世界中の歴史、「日本の歴史」もある。地球のマントルとか地球を輪切りにした図があったり、成層圏までの写真付きで細かく解説されてる。
それを読むと「へー」となるわけで、基本的には「子供向け」なんですが、僕ら大人はどこかで聞きかじった単語は必ず出てくるので、全く知らない内容ではないんです。一覧になってるから、「こういうのもあるんだ!」という感じで【好奇心】をくすぐられて、子供のために買ったんですけど、子ども以上に熱心に読んだ(笑)
そういう感じで色々調べると、「キッズペディア」という「子供向けの図鑑」、そういうジャンルができていて、もともとあったのか分かりませんけど、そういういろんな図鑑がある。
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「大人向けのやつないかな?」と思って探したんです。そうすると…
僕、最近、コーヒーにハマってるので「コーヒーの図鑑」とかないかなと思ったら、ちょうどいいのがあった。リンク貼っておきますね。紹介料とか取ってないんで、気軽にみてください。
を買って、これを毎日暇な時間に、子供の本棚において、手にとって、みたいなことをやってます。
どういう内容かと言うと、コーヒーのあれこれについて語ってるんです。僕は最近、コーヒーを豆から挽いてフィルターで手動で淹れるんですけど…
例えば、コーヒーてのあの茶色っぽいやつ、「買ったコーヒー豆」なんですけど、あれは元々、「赤」とかで、皮を剥くと「緑」っぽい。生の豆は緑ですね。「グリーンコーヒー」と言って、その状態で出荷されていて、お店に届いて、お店の人が焙煎、火入れをする。すると、そこに熱が通って、カラメル色、褐色・茶色になってくる。化学反応の結果、あの色(茶色)になっただけで、元々は「緑」だった。
そういうのを知って、「そうなんだ!」と思って近くの店に行くと、確かに焙煎前の豆が売られてたら、それは緑っぽい色だったんですね。という感じのことが分かる、と。
今、手元にその「コーヒー絵本」を持ってきて喋ってるんですが…
例えば、コーヒーの淹れ方。
普通は、コーヒー飲む人は分かると思うんですけど、「電気式のコーヒーメーカー」とか「フィルター」で手動で淹れる。ちょっと凝ったやつだと、「コーヒーサイフォン」とか「フレンチプレス」、昔買ったことはあります。フレンチプレスの仲間で、「エアロプレス」。ろ過式の、ベトナムコーヒーなんかを入れるやつは「モカポット」というのもあったり、「エスプレッソ」ですね。
僕が最近、初めて知ったのが、「トルコ式コーヒー」。
コーヒーを淹れるのにフィルターが必要なんですが、使わない入れ方をするらしいです。水に直接コーヒー豆の粉をどんどんいれて、2〜3回沸騰させると、そのままフィルターを使わずにコップに注ぐ、と。で、「粉、どうするんだ?」ということで、粉が沈むまで待って、上澄みを飲む。ワイルドですが、家でもできそうなので、やってみようかな?
こうやって、【本をみながら、会話ができる】わけです。
(読書では)普通、文章を読むのにエネルギーを使って会話に繋がらないんですけど、(図鑑を)見せながら喋ってもいい。あらゆる絵が付いているので。1度しゃべって説明できたりするので、日常会話に使える。という感じです。
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では、「コーヒー以外のやつ(図鑑)ないの?」っていうことで、調べたら…
で、最近、僕が買おうかなと思ってるのは「沖縄の図鑑」まであるんです。
だから、会話用の「雑学ネタ」を仕入れるというよりも、興味をもって、その話題に造詣をもつ。研究者みたいに(マニアックに)やるんじゃなくて、素人が1番最初に手に取るのに非常に良い1冊なんじゃないかなと思います。
ということで、知的好奇心が刺激されるので、その話題に関して【喋りたくなる】のが1番の恩恵だと思います。逆に、その関連の話題に反応ができる。「反応できない」のが会話に困る1番の原因ですから。反応できさえすれば、なんとか進んでいく。
じゃあ、「コーヒー」だけしか反応できないじゃないか?
と思うんですけど、大事なのは【自分の得意パターン】に持ち込むこと。色んなこと喋ってるんだけど、最終的に「コーヒー」に持ち込むとか、「沖縄」にもちこむとか、「スポーツ」にもちこむとか。そういう感じで、自分の得意な話題をもっといて、そこに持ち込めるかどうかが会話を続けられるかどか?ということ。
得意な話題を作るのに、自分の興味を持った図鑑を見ながら喋れるようにしておくのが、いいんじゃないでしょうか?
ということで、今日は図鑑をおすすめしてみました。
では、以上になります。
ありがとうございました。