どうも、永田です。では、今日は「喫茶店はネタの宝庫」というテーマでお話ししていきます。
これは地元・兵庫県の明石の【とある名古屋系列の喫茶店】での出来事。
名前を言ってもいいんですけど、「名古屋系列」と言えば大体わかるでしょう。で、この店は面白くて、僕の滋賀県の地元にもあるんですけど、地域やお店で客層が違うんですね。僕がよく行くお店は「学生」が多くて、その明石のお店は「地元の人」、いろんな面白い人が来てた、と。
今回、GWで行った時に、【3人】ほど連チャンで面白げな人がいたので、今日の音声でシェアしたいと思います。最初にお断りしておくのは、1人は「刺激が強め」なので、予めご了承いただければと思います。苦笑
・・・
1人目というか1組目ですが, 【アパレルのショップ店員さん】。
2人組の20代後半と思われるお姉さんが、2人で来て、僕の隣に、かなり至近距離だったんですけど、隣に座って。「仕事の愚痴」を延々と、先輩・後輩という関係で、いい合っていた。
僕も聞きたくなかったんですけど、聞いて、かなり集中力を削がれましたね(苦笑)幸い単純作業だったので、そこまで被害はなかったんですけどね。
30分ぐらい何か色々文句を言ってるんですけど、最終的に「店長の文句」に話が収束しまして。その店長の管理能力が低い、と。
それまでは「仕事だから色々あるし、店長、そんなに責めちゃいけないよ」と、なぜか僕が心の中で反論してたんですけど(笑)、その店長が予想以上にひどくて。
どういう酷さなのかと言うと…
「タイムカード」というか【勤怠表】です。出社する時と帰る時に、会社員の方は分かると思うんですが、押して、勤怠管理をする、と。
で、アパレル系なので残業が多いんですけど、その店長は帰らずに、5時になったら勤怠表を押す。そうすると、形式上は帰ったことになるんですが、そこで帰らずに「サービス残業」する。
それを知らずに、周りの若い店員・部下は、まだ店長が残ってるから残業しているんだけど、ふたを開けてみると、店長は形式的には帰ったことになっていて、他の人たちは
「仕事ができなくて、残業ばっかりしている」
みたいな形になる(苦笑)
(だから、店長は)「自分は勤怠管理がちゃんとできてる」と言うんだけど、裏でせこい事をやっていて…「それはありえない!」という感じで、その先輩・後輩のお姉ちゃんが盛り上がっていた。
僕も、そこらへんに至ると、隣で勝手に心の中で「それはありえない!」と思って、共感しちゃった、という。
・・・
2番目です。その2人組が帰った後、入れ違いと言うか、しばらくして【地元のヤンキー風のあんちゃん】が1人で入ってきた。
すごい大きな声で電話しながら入ってきたのですが、そこら辺で「そっち系か?」と思った。僕の隣の隣の隣ぐらいに座っていたんですが、電話の声が非常に大きくて、全部、話の内容が聞こえたから、(音声で)公開しようと思います。
どういう話の内容かと言うと、どうも相手が「テレビが壊れた」という話をして、そのあんちゃんが「どうすればいいか?」という話をしいた、と。
そういう時に【火災保険】が使えるんです。
火災保険はどこかに住んでたら必ず・自動的に入るんですけど、それがテレビが壊れた時の保証をしてくれる。
僕も去年、子供が義理の両親が新しく買ったテレビをリモコンで割ったんですが、もうハプニングだったんですけど。妻が色々調べたら、火災保険で(お金が)おりるということが分かって、全額戻ってきた。という経験があったので、「そのことかな?」と思って聞いていたんです。
(その電話)相手も引っ越し作業でテレビが壊れたので、その電話のあんちゃんは「火災保険で(保証金が)降りるから、なんとかなるよ」ということをアドバイスしてたんです。ここまではいいんですけど、その後の話がブラックで…
その電話相手の人はまともなんですけど、あんちゃんはそういう経験があったらしく…
どういう経験かと言うと、どこかで話を仕入れてきたんでしょうね。10万円ぐらいのテレビを、中古で1万円で仕入れて。で、家に帰って、テレビをハンマーで(液晶を)割る、と(汗)火災保険の人に電話して、保証が10万円です。中古で買ったんだけど、その正規の値段が10万円ぐらいしたんでしょう。
「10万円が返ってきたよ」みたいなこと全く悪びれずに言っていました(苦笑)
僕は、「完全なる詐欺だろう!」と心の中でツッコんだんですけど、そういう事を平然とやる、と。(そのあんちゃんが電話で)「自分でも、ちょっとずれてるな」と言うのを別の話で話してたので、かなり感覚がおかしい人・バグってる人だったんでしょうね。
最後に「それをどうしてやるのか?」と(たぶん、電話の)相手が聞いたんでしょうけど…
「火災保険のお金は、誰も火災保険でテレビの保証できるとは知らない。(だから)お金がたくさん余ってる。ただ、そのお金を誰も使わないから、俺が使った」
みたいな(苦笑)そういう大義名分があるらしいんですね。詐欺を働く人はこういう心理です。
その後も、その人を超える「地元の先輩」の話だった。さらにブラックな地元の先輩の話を、電話で大声で喋っちゃっていた。それもシェアしたいんですけど、ここで内容をはばかるので、どこが機会があったらお話ししようと思います。
という感じで、その人は電話しながら、店を出て行きました。
・・・
で、3番目に入ってきたのが、【近所のおじいさん】です。
この人はまともと言うか、いいか感じで、愉快なおじいさんでした。常連ぽくて、店員さんと喋りながら入ってきて席に着いたんですけど、2人掛けの席が(隣と)近いから、
「コロナで、危ないから。」
みたいなことを言って、4人掛けの方にいった。
「コロナを気にするんだったっら、喫茶店に来ないほうがいいんじゃない?」
と(心のなかで)ツッコんだんですけど(笑)
そういう感じで、楽しそうに新聞を読んで、コーヒーを飲んで。でも、あっという間に、「ありがとねー!」と言って、出ていったんです。
今日1番で愉快な人・気持ちいい人だなと思ったんですけど、よくよく考えてみると…
席から立ち上がって、まっすぐ出口に向かったんです(笑)
ここ(のお店)は、よくある【後払いシステム】のはずで。僕も何年も通ってるから分かってるんですが、完全に後払いだった。一応、僕もそのおじさんがおかしいなと思って立ち上がってみたんですけど、会計は後払いシステムで、会計の方に行く様子がない(笑)
「お金を払わずに出ていったのかな?」
と思ったんですけど、よくよく考えてみると…
多分、コーヒーチケットを事前に購入しいて、常連だから、注文する際にも後払いシステムを無視して、「これで(払います)」みたいなことを言ってるんじゃないかなと思って。店員の方もわきまえいて、(チケットを)受け取って、事後処理と言うか事前処理をしたんじゃないかな、という推測がたったんです。
「そういうことかな?」みたいな感じで、「豪快なおじいさんだったんだな」と納得したわけです。
・・・
というわけで、この3組がいたんですが、大事なの「こういうネタを仕入れたよ」ということじゃなくて、1番大事なのは…
【人間に興味を持つ】
ということですね。
喫茶店のいろんな人が、こうやって別に聞くともなく情報が入ってくるので、喫茶店でそういう【人間観察】をするのが1番いいかなと思います。
というのも、僕は20代まで周りの人間に無関心で、「研究」とか「漫画」とか「自分の好きなこと」にハマっていたんです。周りの人間について興味・関心をもって観察することがなかった。そのくせ会話や人間関係を気にしていたわけです。「それはうまくいかないよ」ということ。ちょっと、イタいわけです。
喫茶店とかは「赤の他人」ですから、「関係ない」と切り捨てることも可能なんですけど、そうやってまるで見てない人は…
例えば、職場やクラス、家族、自分の関係ある人のことについても、無意識に「遮断」している・観察していないです。
逆に、コミュ力はある人は、さりげなく・相手に悟られないように、めちゃくちゃ細かく見ています。だから、話のネタにできる。「あいつがこんなこと言ったよ」「こんなことやったよ」と即座にネタにできるわけですから。
という理由で、喫茶店といえども人間観察をして面白く見えるか?それを話のネタにできるか?も会話に即役に立ちますから。そして、結局、「周りの人間のあれこれ」について語るのが雑談だと思うので、今一度、喫茶店で練習してみてはどうでしょうか?
というのが、今日の音声でした。
では、以上になります。
ありがとうございました。