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#127『小学生から学ぶコミュニケーション』

2022-01-31 Mon.

どうも、永田です。

では、今日のテーマは「小学生のコミュニケーション」ということでお話ししていきます。

で、これを話す経緯は、僕の毎週の日課なんですが、日曜の午後に子供を連れて公園に行く習慣があるんですが、時々バスケゴールがある公園に車で行って、2~3時間過ごすっていうのをやっています。

で、何でバスケゴールがある公園に行くかと言うと、元々僕が10代の頃バスケ部だったので、そういう公園があるなら子供と遊ぶついでにバスケができていいなと思ったので、時々行っているという感じです。

子供は滑り台とかでひとしきり遊んだあと、僕がバスケゴールへ向かってシュートしてるの一緒に見てはしゃいでるっていう感じですね。

その横にブランコがあって、小学生のグループがいたんです。

この小学生のグループは楽しそうにコミュニケーションを取ってるんですが、それは非常に参考になったので今日話しするということです。

・・・

では、いきますね。

その小学生のグループは低学年ぽいんですね。

小学1年から3年の辺りかなと思って。

慣れてる感じを見ると、小2ぐらいかなという。

背丈からそういう風に思ってみてました。

男女2人ずつで、男の子女の子でブランコで2人乗りしてました。

女の子がブランコに座って、後ろに男の子が乗って。

そういう感じで、まだ異性を強く意識する年齢じゃないので、ワイワイやってました。

で、盛り上がっていた話がマジカルバナナで、よくある遊びですね。

ちょっと下品と言うか、

「チン〜」

とかって男の子が面白がって連発してきて、

「下品〜」

とか女の子が嫌がるんですけど、その女の子もそのワードを連発する。笑

「チン〜!チン〜!」

って言って。

まあ、品格はともかく、楽しそうであった、と。

で、男の子が盛り上げてたんですね。

ブランコに乗ってる女の子に向かってボールを投げるんだけど、当たらないギリギリを狙って、ワーワーキャーキャー言ってる。

女の子も声が大きいんですね。

話の内容は距離あっても聞こえてくるし、活発だし、NG ワードを連発するという感じで(苦笑)、楽しそうだなと思って。

・・・

最初の印象としては、やっぱコミュ力ってこの辺から差が開くのかなと思いました。

僕が同じ小学校低学年の頃は、男女で遊んではいたんですけど、そんなに喋ってなかったですね。

僕はもともと無口だから、ほとんど言葉を発してなかったんですけど。苦笑

やっぱり聞いてると、【話す能力が高いな】ということです。

でも、話す能力と言っても、小話で話しこんでいるって言う事じゃなくて、掛け合いのようなもの。

だから、話す能力自体っていうより、

「声の大きさ」とか「コメント力」とか「話しかけるスキル」

ですね。

こういうのは小学生ながらよく出来てました。

後は、「からかったり」「ツッコんだり」っていう、声の掛け合いが成立してるんですね、あの年齢で。

ひとしきりブランコで遊んで「次の遊びどうしようか?」みたいなことで、遊びを提案して「こうしよう」ともめていたと言うかまとまりがなかったので、リーダー格の男の子が、

「落ち着こう。1回、話し合おう!」

とかって取りまとめていたんですね。

・・・

なので、このころから【コミュニケーションのスタイル】が出来上がってる。

「リーダー格」とか。

「元気に遊びを提案する女の子・男の子」とか。

「1歩引いて、隅の方にいる子」とか。

あるいは、「1人で遊んでいる子」とか。

こういう感じで、小学生だからもう物心ついてるんですが、思春期に入る前で自我がそんな強くない状態なんです。

自然なスタイル、自分に合ったスタイルでコミュニケーションを取ってるっていう感じで、それがナチュラルと言うか。

大人になってもそれを忘れ、そのスタイルとは違うスタイルで行こうとすると、やっぱ無理が出てくるってのが、僕の印象です。

例えば、子供時代から多くの友達に囲まれて、たくさんの友達とワイワイキャッキャするのが楽しいので(そういうスタイルのコミュニケーションを)自然におこなってるって人は、やっぱり大人になってからも似たような人間関係になるわけですね。

義理の弟さんなんかも、週末はどっかに遊びに行って、新しい人と交流するのが楽しくて、ずっとやってるので。

逆に、子供の頃から少数人としかつるまない、僕のようなタイプですね、ってのはやっぱり大人になっても特定の友達とつるんでる。

ただ、ここを無理して、(コミュニケーションを)勉強してるからって、たくさんの人と関わろうとすると、それ自体はいいんですけど、頑張るのはいいんですけど、やっぱり無理が出てくる。

あるいは、年上と関わるのに慣れてて、年を立てて付き合うのが子供の頃から得意な人は、やっぱり得意だし。

年下の面倒見がいいなら、やっぱり大人になってからも面倒見がいいですし、年下に人気があるとか。

で、(異性に)モテてたら、やっぱり大人になってもある程度モテている、とかいう感じです。

これまでは良い側面なんですけど、子供の頃からはぼっちで、家の中でもぼっちとか、誰ともあんまり喋らないとかだったらどうなるのかって言うと。

そこら辺は子供の時からそういう感じだと心理的にトラウマとかそういう根深い恐怖があるんで、カウンセラーとか専門家の人に相談するのがいいかなーという感じですね。

そういう深い部分は置いておきましても、一般的には子供のころのスタイルはかなり重要な情報になるので、この際に思い出してみましょう。

自分が子供の頃どうしていたか?ってこと。

・・・

で、僕はどうしたかというと、先ほど言ったように少数の友達と遊んでいたので、無口だったので言葉のコミュニケーションというよりも、何か遊びに没頭し、特定の遊びに没頭して、その活動を通じて一緒にやることで仲良くなるということですね。

名前を挙げてしまいますが、木村君と小学校の頃、工作に夢中になった。

図工の時間、それは小学5年の時だったんですけど、図工の先生が創意工夫をしてて、大きな玉を転がすタワーを作るっていう課題がでたんです。

(例えると)駅のモニュメントにあって、上からビー玉が転がってピタゴラスイッチ的な装置で、滑車がついてたり、リフトがついてたりとか。

硬い画用紙みたいなのを折り曲げて、柱の骨格を作って、それにいろいろ仕組みを入れてつくって。

だから、図工の時間が毎週あるのでそれを半年ぐらいで作ってたんですが、図工の時間が終わったら家に持ち帰って、木村くんの家か僕の家でひたすら半年やってましたね。

家で作って、作業したのを図工の時間にまた持ってって、図工の時間でやって、持ち帰って家でやって、みたいなのをずっとやってました。

そういう感じに、仲良くなっていった。

後、小学校の時は水泳教室で習ってたんですけど、これも友達と誰か一緒にやりたいって感じで、小学6年とき行ったのかな?

(小学)5年、6年とやってましたね。

そういう感じで、友達と何か遊びとか習い事を一緒にするってのが楽しい、無意識に行ってたので、大人になってもそういうパターンでした。

バスケ部で、大人になってからって言うか、中高もバスケ部だし、大学もそうだった(バスケ仲間と仲良かった)。

大学院からは研究がそれになって、研究にはまって、一緒に研究仲間とつるむ・遊ぶっていう形で、濃い人間関係を作るパターンでした。

なので、これからもし友人ができるとしたら、同じ形なんだろうな、と。

・・・

ということで、そういう感じで、

【あなたは(子供のころ)どんな形で人と関わっていましたか?】

っていうのを思い出してみると良いでしょう。

というのが、今日のお話です。

では、以上になります。

ありがとうございました。

#127『小学生から学ぶコミュニケーション』