どうも、永田です。
では、今日は「コミュニケーションに向いていない人はどうすればいいか」というテーマでお話ししていきます。
どうして話そうかと思ったのは、「ある人」に会ったからです。
それは前の研究室の秘書の方。
女性の方ですね。
その人はおしゃべりが得意で、(その方と)僕も喋っていたんです。
それである時、去年末ぐらい、廊下ですれ違って話しかけられたので、ちょっと話してた。
最後らへんに、(ふいに)
「快適そうですね」
とか言われてしまったんです。苦笑
なんで快適そうだと思われたかと言うと、コロナでオンライン化で1人で過ごすことが増えた、と。
研究室のゼミもオンラインで、日中も小部屋と言うか、そういうところで1人で過ごすことが多くなって、すごい快適になってきちゃったわけです。笑
コミュニケーションをとる機会が減ったので楽になった、みたいな。
そういうのが雰囲気に現れていたんでしょうね、っていうことです。
・・・
(ここからはぼくの率直な感想です↓)
まあ正直、学生と関わらなくてもいいかなあと、そう感じてたんでね。
コミュニケーションをこうやって発信して、教える立場なので、それにもかかわらずっていう感じなんですけど。苦笑
「コミュニケーションが元々苦手」っていうスタンスで発信してるんで、「まあ、いっかな」と。
実際にどうなのかって言うと、(ぼくは)結婚してるんで義理の実家によく行くんですけど、ウマが合うんで居心地がいいんですけど、やっぱりそれでも後ろの方にいるんですよね。苦笑
妻と(妻の)家族が喋ってるのを後ろで聞いてるのが、結構多いな、と。
(義理の実家じゃない)自分の実家でも、子供の頃から母親と妹が喋るのは隅の方で(聞いていた)。
やっぱり隅の方が、心地が良い。
研究活動でもそういう感じですね。
皆で集まる時(ゼミなど)は(他の人が)話しているのを後ろから眺めて、結局は居心地がいい、ってことなんですね。
今日はそういう人はどうしたらいいのか?
という話です。
・・・
これを聞いてくれてる方の多くも、別にこちら側・仲間だよねっていうことを言いたいわけじゃないんですけど、どちらかというと、こういう気分じゃないかなと思います。
やっぱり、「陽キャ」と呼ばれる人は気質レベルで作りが違うなと感じることがあるんですよね。
外向的な人です。
例えば、僕の身近で言えば、義理の実家の弟ですね。
彼はかなり外向的で、会社員をしているんですけど、土日はほぼ遊び倒すっていう。
いつもどこからかお誘いが来て、アウトドアとかバーベキュー好きなので川に行って、 BBQ したり。
今はサウナにハマってるんで、サウナに行くみたいな感じで。
交流関係が非常に広いので、出会いに事欠かないというわけです。
数年前に別れても、すぐに新しい恋人ができるっていう感じ。
そういうの聞くと、ぼくは土日だったら別に家にいると言うか、あるいは、ちょっと温泉に1人で行くとか、(はたまた)家族と過ごしてるんですけどね。
そっちの方が、気づいたらそうなってるっていう感じなんで。
・・・
今日はそういう人がどうすればいいのかというのを、僕なりの視点でお話しします。
最初に言っておくのは、コミュニケーションとか会話は諦めろってことではなくて、僕は発信してて講座とか提供しているように、口下手に関しては時間が非常にかかるけど改善できるし、会話についてももちろん改善できるわけです。
普通になるぐらいはできる、と。
僕ぐらいはできるようにはなると思います。
努力と時間と労力がかかるんですけど。
ということだけど、気質と言うか、性格と言うか、【内向性】って部分はもう変えるのは難しいんじゃないかなっていうのが、今日の疑問点なんです。
内向的な人は人と関わるのは向いてないとか、好きじゃないのかって言うと…
例えば、僕の例しか上がらないんですけど、家族と関わるのは好きなんですね。
かなり積極的に関わってるし、どっか遊びに行ったりするのも好きだし、旅行とか義理の実家の家族ともしょっちゅう、年に3~4回行ってますから。
そういう感じでかなり積極的だし、研究仲間、同じ研究室の仲間だったり、その後に卒業してから知り合った研究仲間の人とは飲み会したり、一緒に仕事、研究ですけど一緒にするってぐらいは積極的なんです。
ただ積極的じゃないのは、例えば、職場の人たちとか、仕方なくと言うか、仕事上・社会的な役割としては消極的ですね。
または、コロナで飲み会断っていいんだったら、もう全部断りたい感じなんですね。苦笑
・・・
(以下、方向性を語っています)
要は、【コミュニティ】を区別してる。
コミュニティ=人の集まり、です。
そのコミュニティに「参加したいのか・したくないのか?」という、そういう見極めがはっきりしすぎていて問題なんですけど、はっきりしてる、と。
なので、参加したいところは参加したいわけです。
もちろん、人間なのでコミュニケーション欲求はある。
「孤独は嫌だ!」っていうことで、安心できる感じの人たちの集まりだったら積極的に行きたいってことです。
妻も似たような感じ。
別に暗いと言うか、内向的じゃないんだけど、めちゃくちゃ話す方なんだけど、やっぱり人は選んでる。
友達も少ないですけど、その友達とは深い繋がりとゆうか、仲が良くなるという感じです。
で、妻のママ友の1人で、交友関係が非常に広い人、公園にいたら話しかけてくれてママ友達になっちゃうみたいな人ですけど。
(妻とそのママ友の)いろいろとやり取りが漏れてくるというか、何気なく聞こえてくるくるんですけど。
その交友関係の広いママは、性格がちょっと悪いママ友とも付き合ってるので、(その人に関する)そういう愚痴がひどいと言うか、病んでる時もあったりするので、交友関係が広いってのもまずいかな…
・・・
やっぱり時代的にも、【小さい交流関係】というか、【(小さい)コミュニティ】になってきてるんじゃないかなと僕は思うし、巷でもそう言われている。
例えば、大学生の変化が顕著で、僕も仕事上大学生と付き合うんですけど、5年前は飲み会、教授が「飲み会やるぞ」って言って全員参加が当たり前で普通だったんです。
3〜4年前から欠席する人がいて、去年なんか半分ぐらい。
卒業するので研究室で打ち上げやるとなっても、半分ぐらい参加。
「ちょっと忙しいので」
「時間帯が合わないので」
みたいな感じです。
簡単に不参加になる、と。
半分ぐらいしか出席しないんですね。
なので、やっぱりコロナ前とコロナ後では、(コロナ)中ですけど、相当変わった。
コロナで飲み会でなくてもいいし、仕事のやり取りもオンラインで、授業もオンラインでも何の問題もないっていう感じなんです。
なので、僕も、前は苦手でもそういう飲み会とか交流の場にちゃんと出た方がいいのかなと思ってたんですけど、コロナで経験してしまうと、もうはっきりと思ってしまって。
断れるものは断る感じになった。
前までは、コミュニケーションの勉強してるぐらいだから、多くの人と関わった方がいいんじゃないかな?というのがどっかに「関わるべきだ」という考えがあったんだけど、それがすっかり消えてしまったと言うか、素直になっちゃったんです。
・・・
で、こういう感じで、小さい交流関係・小さいコミュニティに関わっていけばいいんじゃないかな、というのがひとつの答え、僕の今の結論ではあるんですけど。
1つ問題点があって、そうやって人を選んでるわけなんですが、
「そうやって関わる人をどんどん選んでしまい、減っていって、しまいにゼロになっちゃうんじゃねーか?」
っていう「極端な恐れ」みたいなのが生じるんですけど。
そこは、【1人を大事にすればいい】っていう考え方です。
「1人」というのは、恋人とか家族とかだけじゃなくて、仲間とか友達とか。
目の前の気が合うなって1人を大事にしてれば、そこからまた新しい輪が広がっていく。
というか、人間関係を作る時もそういうのは基本ですよね?
1人を大事にして、そこから次の1人、もう1人とか増えていくわけです。
大事にしないと薄く付き合うか、ゼロになるか、です。
1人を大事にしてれば増えていくという感じで、そこら辺は安心していいのかなと思います。
ネットの方で交流も盛んになっているし、オンラインとかそういうのもこれからますます加速すると言われているので、新しい人間関係を作りやすくなっているわけだから。
そこで、「ひとりぼっちになっちゃうんじゃねーか」という、ちょっとした恐怖はあるかもしれない。
そこら辺は多分、まだまだそういうのは整備が全然されてないですけど、そういう方向になっていくと思います。
・・・
というわけで、今日は色々喋ったんですけど、小さいコミュニティに入るなり、作るなりして、そこで小さい人間関係を作って、コミュニケーションの改善に取り組めばいいのかな、というのは、僕の戦略的視点ってわけでもないけど、そういう方向で考えています。
では、以上になります。
ありがとうございました。