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#118『【雑談】沖縄B級グルメ (お店の紹介のやり方の参考に)』

2021-12-17 Fri.

どうも、永田です。

今日は雑談回ということになります。

今日の話は「沖縄B級グルメの紹介」になります。

いつもは僕の体験談なんですけど、今回は食べ物の紹介ということなので、雑談の参考としては「紹介の仕方」に注目してください。

知識的なうんちくをベラベラ言うつもりはないんです。

説明として最初に言いますが、それ以外の言い方が紹介する時に大事かなと思います。

で、早速いきたいと思います。

3つほど紹介します。

・・・

はい、1番目は、

「沖縄そば」

ですね。

前回、沖縄そばの話をしたと思うのですが、今回もその沖縄そばがどういう定義なのかをお伝えします。

そばは本州のようにそば粉を使ってるわけではないんだけど、「そば」と言っています。

これは「日本国として、そば粉を使ってないけど、そばと呼んでよい」ということになってるらしいですね。

沖縄独特の麺類なんですけども、小麦粉のラーメンの(ような)麺に、かつお出汁、たいてい鰹ベースの柔らかいソフトな味のだしに、ドーンと上に豚肉が乗ってる、と。

僕が特に好きなのは、ソーキそば。

ソーキってのは、要は、豚の骨付き・肋骨の肉ですね。

スペアリブのようなものを沖縄ではソーキと言うので。

(その)ソーキそばが好きだ、と。

ソーキそば(『我部祖河食堂』)

で、そういう感じで、ソーキそばが好きなので(沖縄の)あちこち行ってるわけです。

1番好きなお店はなにか?

固有名をだして紹介しますね。

『田舎』っていう(お店)。

「田舎」(の漢字は)、あの田舎の「田舎」です。

そういう名前のお店があります。

「国際通り」と言う、よくテレビに出てくる土産物屋が並んでる観光スポットなんですけど、そこからちょっと奥に入ると、「公設市場」という沖縄の昔ながらの市場がありまして。

そこは今、取り壊しで改装中なんですけど、そこの南に居酒屋がたくさん所狭しと並んでます。

その居酒屋、センベロやってます。

「せんべろって何?」と言うと、千円でベロベロになって、安くてうまい店。

ということで、センベロやってる居酒屋の近くに、『田舎』というソーキそば専門店があります。

せんべろでベロベロになって、夜やってんのかと思ったら、昼間から開いてるんですね。

何軒もあいてて、すでに昼間からおっちゃんたちがそこでベロベロになってる、という状態でした。

で、それを横に見ながら、店に入りましたね。

店も沖縄の昔ながらのお店という感じで、古くて汚い。

壁のポスターも非常に古臭いです。

しかも、沖縄なんだけどアットホームな感じでは全然なくて、こだわりの店とゆうか、注意書きが多いですね。苦笑

「一万円・五千円札はお断り。お釣り出しません」

みたいな感じですね。

あと、

「スマホ遊びしないで」

と書いてある。笑

スマホ遊びですが、スマホをいじんないで、ちゃんと飯食ってください、という感じです。

そこまで注意してくるこだわりの店。

そういう客に注文してくる、という。

でも、人気芸能人の色紙が多数置いてある、と。

そういうお店で、多分オーナーではないんだけど、働いてるパートなのか知らないんだけど、昔からいるおばちゃんが愛想がないんですね。苦笑

「怒ってんのかな?」と。

沖縄の人にしては怒ってるんじゃないかっていうぐらいのパートの人が1人います。

で、その行った時はそのおばちゃんがいなくて、別のおばあちゃん、相対的に愛想は良い方の人だったんですけど、何回か見たんですけど、だんだん(愛想が)無くなってきたんです。笑

いや、なんか「その別のおばちゃんの(不機嫌な)雰囲気が移ったのかな?」という感じ。

「コロナで仕事が減って、イライラしてんのかな?」という感じでした。

僕とのやりとりでそう感じさせたんですけど、常連客が来たら楽しそうに喋ってるし、さらに、常連客と楽しそうにしゃべんのは普通なんだけど、明らかに出張先で一見さんみたいな感じのサラリーマンが2人来て、オーダーしてたら、

「どんどん食べてね!」

とかなんか声かけてるんですね。笑

僕の時は愛想悪い感じだったのに、「僕は別に一見さんでもなく、年に何回もいってんのになー?」と思って、店を出た。笑

・・・

はい、では2番目。

「沖縄ぜんざい」

です。

「ぜんざい」というのは、要は、本州では小豆を甘く煮た、汁がたくさんある、正月ぐらいに食べるかな?そういう正月とかお祭りの時に食べるぜんざいと、ちょっと違いまして。

基本的に似てるんですけ、ど沖縄ぜんざいは「小豆」ではなく「金時豆」。

豆がちょっと大きいんですね。

粒がそういう感じ。

基本的に、汁に浸かってるんじゃなくて、かき氷の上に、ぜんざいのように入った金時豆、甘く煮た金時豆が乗っている、というのが沖縄ぜんざいです。

冬はさすがに、かき氷は冷たいので、本州と同じで汁少なめのもの、多いのもありますが、大体少ないかなーという感じで、豆を食べるかたちですね。

沖縄ぜんざい(汁タイプ『我部祖河食堂』)

で、ハンバーガー屋とかチェーン店でも普通に売ってるんで、僕は時々ハンバーガー屋で沖縄ぜんざいだけ頼んで食べたことがあり、今回は沖縄そば屋、ソーキそばの老舗のお店に入ったので、その時についでにデザートとして探したらあったので、食べたという感じです。

それの写真も添付しておきます。

ソーキそばの写真も添付しておくので、どういうものか気になったら見てみてください。

後は、最終日にまた食いたいなと思ったので、帰り道、(国際通り奥の公設)市場の横を通りながら歩いて探したら、惣菜屋、弁当を販売している店がたくさんあるので、それ探してたら。弁当と一緒に販売してました。

200円で販売してて、それを食べた、と。

その時、接客してくれたと言うか、弁当売ってるおばちゃんの腕がすごい太かったんですね。笑

「すごい!女性でこんなに太い腕あんのか?」

僕よりも何倍も太かった、という。

(その)太い腕を見ながら、ぜんざいを受けとった、ということです。

・・・

はい。

では、最後ですね。

「ルートビア」

ビールかと思われるんですが、完全に清涼飲料水ですね。

甘い飲み物。

どこの商品かと言うと、『A&W』というハンバーガー屋です。

アメリカのチェーン店です。

で、A&Wというのは、「アレン&ライト」という2人のアメリカ人が戦前に作って、戦後、沖縄に入ってきたハンバーガーチェーン店です。

だから、マクドナルド・モスバーガー、A&Wみたいな感じで、沖縄だと(有名ブランドとして)このA&Wがあります。

僕が行ったのは、その戦後入ってきた時の1号店・屋宜原(ぎのばる)店です。

「屋宜原」って沖縄で難しい読み方の地域なんですが、屋宜原店で食べてきました。

このルートビアですが、ビールっぽいんですけど、ビールジョッキに入っていて、ルートビアというくらいで「ビール代わり」だったんです。

アレン&ライトが作った時は、アメリカの禁酒法時代。

禁酒法ってのは「酒を飲んじゃいけない」という法律がアメリカで一時期、昔、出来た時に、

「ビール飲めないから、このルートビアを飲んでた」

みたいな感じで大流行したらしいです 。

写真を見ていただけるとわかるように、見た目は完全にコーラで、黒いです。

ルートビア(『A&W屋宜原店』)

見た目がビールなのか、ビールジョッキに入ったコーラみたいに見えるんですけど、味が違う。

「ルートビア」なので、「root」というのはなにかの根っこ。

ようは、ハーブ系。

いろんな沢山のハーブの根っこを煎じた清涼飲料水。

ハーブヘルシードリンク、なんですね。

これは、(薬剤師の)アレンがライトのためにヘルシードリンクを作ったら、それが大流行しちゃって起業した、というエピソードがあるので、そういう経緯で見た目とは裏腹に、結構ヘルシー系の飲み物です。

見た目はコーラなんですよ、これ。

この味が、知る人は知るって言うか、好きな人は好きなんですが、嫌いな人は嫌いなんですけど、かなり癖が強くて。

どういう味がすると言うと、

「サロンパス味」

なんですね。笑

飲み物なんだけど、サロンパスの味が完全にするんです。笑

たぶん(味じゃなくて)匂いがサロンパスなんですね。

そういう感じで、ハーブヘルシードリンクですから、そういう癖の強いハーブの根っこを煎じた飲み物なので、そういう匂いがする、という感じで、サロンパス味だと言われてて、好き嫌いが分かれるところ。

そういうのはネットで議論されたりして、沖縄では愛されてて、その日も地元の高校生が普通に頼んでましたね。

自販機やスーパーにも、沖縄には必ずありました。

で、歴史的には、県外に進出しようとしたんだけど撤退してる、というのを何回か繰り返してるので、沖縄以外では受け入れられなかった。

そのサロンパス味のルートビアが受け入れられなかった、と。

沖縄では受け入れられたことで、沖縄ではやった、と。

・・・

では、以上になります。

いろんな沖縄の食べ物をお話ししたので、何かの雑談のネタにしてみてください。

紹介の仕方は、知識的なことを言うよりも、自分の体験、今回の出張は何を食べたとか、その時何が起こったのか、(ぜんざいを渡してくれた)おばちゃんの腕は太かったとか、そういう体験談をもとに紹介すると話しやすいし、聞く人も反応が良かったりしてるので、そういう紹介の仕方を何か一つ参考にしてみてください。

では、以上になります。

ありがとうございました。

#118『【雑談】沖縄B級グルメ (お店の紹介のやり方の参考に)』