どうも、永田です。
前回に引き続き、「周りが寄ってくる人になるためには?」というテーマでお話ししていきます。
前回は、ようは楽しい状態を作れば人が寄ってくるわけだから、陽キャじゃなくても、楽しい状態はつくれれますよというお話だったんで、まだ聞いてない人は聞いてみてください。
今回の話はどういうことかと言うと、前回はそういう状態づくり(の話)だったので、難しく感じた人もいるかと思うんで、もっと簡単な方法論的な話をしてきます。
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結論ですが、要は
「人を楽しませられるかどうか」
ということです。
コミュニケーションが苦手だとどうしても受け身になってしまう、と。
コミュニケーションが上手な人は、積極的・自発的に相手を楽しませられる。
だから、どんどんそういう2つの立場が続いて、どんどん差が開いていくから。
そういう格差を広げるんじゃなくて、コミュ障の人でも「人を楽しませる」っていうことをまずはやっていくっていうのが大事です。
これができると、人間関係が今より簡単になってくるわけですね。
マイナスでなくプラスのコミュニケーションということ。
でも、人を楽しませるって具体的にどういうことなのか?
僕の経験に基づいて、お話ししたいと思います。
僕は、何度も話してるんですけど、大学は理工系の大学で物理学科だったんです。
でも、コミュニケーションが苦手だから友達も少ないのかと思いきや、結構たくさんいた。
どのくらいたかと言うと、物理学科全体で50人だったんですけど、15人ぐらい友達がいたんですね。
すごい数集まって巨大なグループを作ってた。笑
どうしてこうなったのかと言うと、僕のおかげじゃなくって、1人のまとめ役がいたんです。
(その人は) 声かけをするのが好きで、学科の人とほとんど知り合いだったりする。
その中で、友達みたいなカテゴリーの人が15人いた、と。
そのまとめ役の人が、例えば、飲み会を自分で企画するんで、僕はそこに参加するだけで、楽しませてもらった側だった、と。
なんで、今回お伝えするのは、こういう飲み会を企画できるような積極的なコミュニケーションができるようになった方がいいですよ、というお話です。
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そういう感じで、僕は色々なコミュニケーションが苦手だったけど、友達がいて。
いろいろ飲み会とか、ドライブ行ったりとか、スノボをしたりとか、旅行行ったりとか、(遊びに)いってたんですね。
こういう受け身の状態は、コミュ障でも学生までは友達がいたからなんとかなってたけど、社会人になった途端、状況が一変して辛い、みたいな相談もあったんで。
(多くの読者さんが)こういう問題を抱えてるんじゃないかなと思います。
で、受け身でいられるのは「学生(時代で)、友達がいる時まで」なんです。
社会人になってから、やっぱりそれは通用しないと言うか、積極的に自分から相手を楽しませられるプラスのコミュニケーションが取れないと、人間関係を作っていくってかなり難しくなってしまう。
で、1番の問題は、その友達関係だけじゃなくて、恋愛ですよね?
デート問題。
例えば、僕はそういう受け身でずっと生きてきたんで、いざデートってなると女性をエスコートする必要があるわけですけど、それが苦手ですね。
お店を決めるのは「どうやって決めればいいんだ?」と。
何がいいのか分かんないみたい(な状態)だと、デートコースとか、段取りを組むの下手だし、お店を予約するのも下手だし、注文をとるのが下手で。
20代の時にデートに何回か行ったんですけど、それほんとにうまくいかないでよねってことです。
じゃあそれは男性の問題だから、女性はいいのかって言うと、時代的にも女性も積極的なコミュニケーション、自分で相手を楽しませるコミュニケーションが取れないと、やっぱり恋愛でも相手の良い反応取れないし、受け身男子増えてるわけだから。
例えば、婚活でそういう恋愛経験があまり豊富じゃない人でもうまく付き合っていけると、チャンスが増えるわけですから。
もちろん、別にそういう相手は嫌だよっていう場合はいいんですけど、やっぱりチャンスとしては自分も積極的な相手を楽しませられる人なのかどうかっての決め手になります。
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というわけで、どうすればいいのかというのをお話をしていきます。
受け身で20代まで(それで)いったぼくが、それなりに積極的にできるようになったファーストステップです。
まずは「旅行企画」。
毎年、沖縄に行ってるんですが、これは別に妻に「行こうよ」と言われて行ってるんじゃなくて、僕が沖縄が好きすぎて、毎年3月頃行くんですね。
だから、それに対して最初、(妻は)乗り気じゃなくて、なんかよくわかんないけど乗り気じゃないんだけど、行ったら行ったですごい楽しそうで「また行こう」と言ったりするんですけど。
よくわかんないけどそういう感じで、僕は主体的に計画して、どこを回って、こういうとこで飯食ってみたいな感じで、1日目・2日目・3日目とやっていくわけで。
そうすると、これは家族相手なんですが、友達(相手)だったら友達を連れて行ける。
できますよね?
(相手を喜ばせる手法の)1個目はできた。
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じゃあ、2番目ですね。
旅行は年に何回かしかない。
じゃあ、それは結構大変なんで、2番目はもうちょっと楽な方法、機会が多い方法で。
単純で
「お金を出して奢る」
というだけ。
まあ、奢るだけ。
もちろん、何の理由もなくおごると、ちょっと気持ち悪がられるんで、例えば
「デートで奢る」とか
「何かお祝いがあったから奢るよ」とか
「奢られたから代わりに今回は自分が奢るよ」
みたいな感じでやると、相手もちょっと奢られている時は楽しい気分になる。
これ簡単のはお金だけなんで、後は気をつけて(理由をつけて)出せばいいということです。
でも大事なのは、奢らるというか、「積極的なのか、受け身なのか」っていう違い。
どういう違いが出るかと言うと、例えば、僕は義理の実家に毎年何回も里帰りするんですけど、義理のお父さんに毎回、焼肉を奢ってもらってる、と。
いい焼肉屋に昔からいってるらしくて、そこで里帰りするたびに奢られた。
「ありがとうございました」
「美味しかったです」
って毎回言うんだけど、それはそれでいいんだけど。
僕が奢る立場になったことがあるんです。
それは弟さんが(ボーナスが出たから)焼肉おごって、奢る空気になったからなんですけど。苦笑
例えば、いいイタリアンに連れてって全員分を出したんですけど、そういう時に「ご馳走様です」って言われる、と。
奢るだけ、相手を楽しませた。
そういう感じで、「お金出すだけでこんなに違うんだ?」っていうことを体験しました。
別にそんな沢山だす必要ないけど、ラーメン1杯とか、ケーキとかだけでも相手を楽しませることができる。
これ、お金出すだけなんですね。
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というわけで、3番目行きます。
お金とか、旅行は時間がかかるから大変だな、と。
もっと簡単な方法は、例えば、
「お店に一緒に行ってみる」
っていう事。
食べ歩きして、いいお店を見つけて、そこを紹介するだけ。
奢ってないんでそんなにお金かからないんですが、食べ歩きするリサーチの時間とお金がかかるわけで。
これ、なんでいいのかと言うと、何か美味しいお店を紹介するだけで「自分の株が上がる」というか、
「良いお店を紹介してくれたあの人はいい人」
みたいな好印象になる。
相手が楽しんで「こんな美味しいお店があったんだ!」みたいな感じで、結構楽しんでくれるんで。
いいお店を紹介するだけで、相手を楽しませることができる、と。
僕は、妻の影響が1番大きいんですけど、滋賀県に来て、いいケーキ屋の話をよくするんですが。
そういうケーキ屋とか、美味しいお店も、常日頃食べ歩いて、滋賀県で良いカフェや果物が美味しい農園をいくつも知ってるんで、そういうのを知りあいや職場の人、誰か他の人に教えたら、「おお!?そんなところあるんだ!」っていう感じで喜んでくれるわけです。
だから、そういう情報を持ってるだけで、相手を楽しませられる。
で、1番いいのは、自分で食べ歩きするのもいいんですが、そういうお店の知識、グルメに詳しい友達がいれば、いっしょに付いていって、食べてみて美味しかったら他の人に又聞きの情報を紹介する。笑
ぼくは妻に連れられて行ってるだけで情報が取得できるので、その情報をシェアするだけで喜ばれるわけですから。
そういう風に、詳しい友達が1人いれば、そいつと付き合って情報を引き出すみたいな感じが、1番楽だと思います。
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というわけで、3つの簡単な、すごく基礎的な「相手を楽しませる方法」についてお伝えしました。
時間とお金と労力をかければいけますよ、という方法ですね。
「こんなことまでしなきゃいけないのか?」
って思ったとしたら、ちょっとマインドセットが低いと言うか、ちょっとまずいかなと思います。
コミュニケーションの上手な人を観察すると、こういうこと普通にやってるんで。
当たり前のように何十年もやってて、当たり前の感覚になってるわけです。
だから、コミュニケーションのマイナスからゼロも大事なんですけど、ゼロからプラス、相手を楽しませられるかどうかってもかなり重要なので、こういう視点もたまには取り入れる、というか取り入れる必要があると思います。
というわけで、自分が実践できてないことがあったら実践して、必ず出来るようにしてほしい。
それぐらい大事なポイントだったと思います。
以上になります。
ありがとうございました。