どうも、永田です。
とある家庭事情から、子供のイベントに強制参加したんですが、これが意外に話す練習になるなということで、今日はお話ししていきたいと思います。
そして、とあるイベントとは、幼稚園の面接です。
子供が3歳なんで、来年度から幼稚園に入りますが、それの面接。
別に有名私立幼稚園に入れるつもりはないんですが、近所の幼稚園でも倍率が高いんで選考試験があるということですね。
でも、子供の面接ではなくて、ほとんど親の面接。
子供に関することや、子育てに関しては軽い質問をして、それで様子を探るみたいな感じの面接です。
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僕もプレゼントとか研究発表でよく喋るようになったんで、高を括ってた。
「考えればサラッと答えられるだろうな」ということだったんですが、実際にやってみる、しどろもどろになる。苦笑
全然答えられないで、昔を思い出したと言うか、口下手な状態を思い出して、それで練習したらいけたので、これが雑談の練習に非常に良い練習になるなということで、今日シェアしたいと思いました。
例えば、どういう質問がくるかと言ったら、
「お子さんの長所は何ですか?」
「短所は何ですか?」
「子育てでどういうところに気をつけていますか?」
「普段、お子さんとどういう遊びをしていますか?」
みたいな、こういう軽い質問。
これ、意外に答えられそうで準備してないと答えられないですね。
ですが、2回目から、初日の練習では全然でした。
例えば、「長所なんですか?」に「元気で明るいところ・・・」みたいな感じ。苦笑
そういう感じだったんですけど、少し考えてやってたら、2日目3日目の練習では言えるようになった。
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で、これ別に、「自分に子供いないから面接しないし、大丈夫、関係ない。」っていうことじゃなくて、例えば、初対面で自分のことを聞かれるじゃないですか?
「どういう所に住んでるのか?」
「どういう仕事なのか?」
「趣味は何なのか?」
「休日はどう過ごすのか?」
聞かれた時に「趣味は漫画です…」となると。
これ、コミュ障ってことになっちゃう。
口下手っていうことになるんで、そういう時に1問1答じゃなくて、2答目で、例えば、「〜という漫画を読んでいて、最近、〜〜を買ったよ」とか「休日は〜〜をしてて、〜〜ということがあったんです」って言うと、話が広がって、雑談の輪が広がると。
だけど、一言で終わって、「漫画が好きです」とか「休日は家にいます」とかで、一言で終わると雑談にならない。
でも、答えられると雑談になる。
一問一答で雑談が進んでいくわけじゃないんですけど、こういうのは「質問を想定して自分で話を広げていく」っていうスキルは重要なんです。
だから、こういう面接、1問1答の練習をして、答えられないようだと、やっぱり雑談でも危険かなと言うことです。
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では、面接の話に戻りますが、「じゃあ、どうやって答えたんだ?」と。
具体的に答えていきます。
じゃあ、「お子さんの長所は何ですか?」と面接で聞かれたとして、答えますね。
僕の子供は、集中力があるんで、そう答えようと思います。
「息子は集中力があるのが長所だと考えています。例えば、息子は今、3歳ですが、英語に非常にはまってるということで、英語のパズルを与えたり、絵本をかってくると、それをずっと見ている。朝起きた時から、その絵本とかパズルを何十回何百回とやっている。しかも、数字も好きなので、数字を1から10まで英語で言えたと思ったら、100までいえる。ナインティナイン、ワンハンドレッドまで言えてしまう、英語で。3歳ですが。これくらい集中力がある」
というような話をします。
あと、もう1個言うとしたら、例えば、コミュ力が高いところですね。
僕とは正反対で高いんです。
初めて会う人にも、自分からコミュニケーションしかけてく。
言葉が拙いんで、話しかけるって言うより、ちょっかいをかけるんですね。
体操教室に行ったら、体操のお兄さん、若いお兄さんお姉さんが好きなんで、自分からいって突いたり、子供なりにコミュニケーションを取ってるって、それぐらいコミュ力高いっていうところを言うかなと思います。
次に、「子育てでどういうことを気をつけてますか?って聞かれた時の質問の答えです。
これは最初の日は、「元気に育ってくれればいいかな…」ってなったんだけど。苦笑
色々考えた結果、どういう回答になっとかと言うと、例えば、僕が1番大事にしてるのは「子供の感情を大事にして、子供を押さえつけないこと」。
子供は幼児癇癪といって、感情のコントロールがきかないんで、自分のやりたいことができなかったら、すごい怒り出して、感情的になって泣き出す。
そういう時も、つたない言葉を汲み取って、落ち着かせるようにすると。
そこで怒って押さえつけるということじゃなくて、意思を組んで、出来るだけ子どもの意思を叶える形で、癇癪を収めようとする。
例えば、炊飯器とか洗濯機のボタンを押したがるんで、間違えて大人が、音がなるんでピッて反射的に押しちゃうんだけど、そういう時に子供にもう1回おさせてあげるとか。
そういうのを子供の感情表現から汲み取ってます、とかそういう話をします。
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でも、これ面接の受け答えなんですけど、例えば初対面で、先ほども言ったように、
「趣味は何ですか?」
「休日はどう過ごされてますか?」
「最寄り駅はどこなんですか、ちなみに」
とか聞かれた時に、話を膨らませて答えられるかですね。
「趣味は何ですか?」って聞かれて、「漫画を読むことです」と終わらせるんじゃなくて、「最近読んでる漫画はこういうのがあって、こういうのが結構面白いです」とか。
「休日はどう過ごされてるんですか?」って聞かれたら、「家にいます」とかじゃなくて、僕だったら温泉スパに行くので、「最近入った温泉スパで〜なところが良かった」とか、「意外に〜なんですよ」とか言うと、話が膨らんで、「私の趣味は〜」とか「休日は〜しますよ」って相手も話し出すでしょう。
このように1問1答というか、1問2答になるように答えるのは、非常に重要なスキルだと思います。
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これは僕だけが言ってることじゃなくて、例えば、知り合いの情報発信者の方の話なんですけど、就活を機に「コミュ障を改善した人」の話があって。
その人の友達なんですけど、その人の友達はコミュ障で、大学も友達ほとんどいないまま過ごしたんだけど、就活がきて、「これマジでやばいから改善しよう」っていう相談を受けて、一緒に取り組んだ、頑張ってコミュ障改善の活動をした。
でも、大事なんですが、やっぱり就活での面接の受け答えをやったのが非常に良い経験になったんじゃないかな、と密かに僕は思ってます。
先ほどの面接のやり取りのように、自分のことを話す。
初対面の年上の社会人と緊張する場面で、しっかりわかりやすく話を膨らませて、受け答えをちゃんとするというのを、半年間かけて何十回もやるっていう経験が、やっぱりコミュニケーション力・会話力を鍛えたんじゃないかなと思うんです。
なので、こういう面接の練習は非常に重要で、雑談するときも、相手が質問してくれるわけじゃないんですけど、「こういう質問するんじゃないかな?」っていう感じで話を作って広げていけばいいと思います。
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では、以上になりますが、最後に一つ質問を出すので、試してみてください。
質問に対して、まとまった話をして、答えてみて下さい。
では質問出します。
決まりきった質問なんですが、
「あなたのご出身はどちらですか?」
この質問に対して、話を付け加えて答えてみてください。
では、止めます。
やってみてくださいね。
(停止)
はい、やりましたかね?
できましたでしょうか?
うまくいった人は、そのようにいろんな質問に答えらるように。
そこまで来なかったって人は、まず、これが今のあなたの実力と言うか、今の現状はなので、ここからスタートすればいい。
1回まとまって答えられたことは、2回目3回目は非常に簡単になる。
会話で、そんなにいろんな質問が出るわけじゃないんですが、決まった質問にちゃんと答えられるってのはスタートライン。
ですので、めげずに(想定質問に答えるのを)やってみてください。
では、以上になります。
ありがとうございました。