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#083『初対面が苦手な人が忘れている大大大前提』

2023-03-10 Fri.

どうも、永田です。

今日は「初対面」についてです。

これを聞いてくれてる人の多くは初対面が苦手な人が多いと思うんですが、どうすればいいかという話。

で、今日は「具体的なノウハウ」というよりも、

【僕の克服エピソード】

について具体的に話していこうかなぁと思います。

こういう話を聞いて参考にしてもらえれば、リアルに想像できるんでいいんじゃないかなと思っています。

想像してるより、「シンプル」な事なんです。

・・・

じゃあ、具体的に話をしていきます。

僕は初対面にこれもう慣れたなというのは、一般的ではないんですけど、

「ビジネスコミュニティ」

があって、情報発信をしてるんでビジネスを直接習いに行ったんです。

そういうオンラインコミュニティに入って、高額だったけど、そこはちゃんとしてて、1年間のコミュニティで毎月、「勉強会」がある。勉強会で進捗発表して、相談に乗ってみたいな感じで、毎月、そういうのをやって着実に進めていく、と。

僕も初心者だったんで、なかなか進まなかったけど、恥を忍んで毎月進捗発表にいって相談してもらったと、そういう感じですね。

そういうので、1年間、毎月、見知らぬ人たちの中で発表するんですけど。

さらに、このコミュニティは珍しく

「懇親会」

がセットになっていた。

ようは飲み会で、毎月ちがう顔ぶれがきて、知らない人は基本的だったんですけど、要は

【初対面の連続】

なんです。それが1年間繰り返した。

素人の人も多かったんですけど、ビジネスがそれなりに成立して自分で稼いで自立してる人も半分ぐらいいたんです。

なので、畑が違う。

大学の外の人とほとんど関わりがなかったので、その時点でかなり緊張しました、という話です。

・・・

こういう緊張した時に、「どうでもいいこと」が気になる。

というか、いろんなことが気になってしまうんですけど、1番気になったのは、

【髪型】

だったんです(笑)

30代後半だったんですけど、「自分の髪型、普通だな…」と思ってたんだけど、そういう人たちと比べると、

「(髪型が)ダサいなぁ」

みたいなのが1番気になった、ということ。

いつもは大学で「理系の人」たちとばかりに接していて、真面目だしもう大人だから、そんなイケイケの髪型の人はいないんですね。学生も、別にそんなチャラチャラした人はいない。

で、自分は普通だと思ってたんだけど、ビジネス系の人たちは「攻めた感じの髪型」をしていて、

「同年代でも、こうなんだ?」

とショックを受けたんです。そこら辺でも、さらに苦手意識が強まって。

後は、

【コミュニケーション能力】

が高い人が多いんです。

・・・

という感じで、そんな妙なことが気になりつつ、緊張が高まって、居心地が非常に悪かった。

普段は、「大学の先生」をやってるわけなんで、一応、そういう立場に慣れてしまって。

でも、外にでて行くと、僕が大学の教員だろうがなにも関係ないですね。普通の一般人としてしか話しかけられない。

というか、

「話しかけても、相手されないんじゃないか?」

という気になってしまって、その空間が、緊張し過ぎて、いつもと違いすぎて、歪んだ感じにも感じられた。

決めつけは、年末に入ってからすぐ

「新年会」

があったんです。2ヶ月目ぐらいか。

そうすると、いつもはそんなに多くない、5人〜10人ぐらいなんですけど、新年会では50人くらい参加したんですよね(苦笑)

で、そのネットビジネスの業界で

「大物」

と呼ばれる人が来て、僕もメルマガとかで拝見してた人が来てた、みたいな感じまでなった。
主催者も大物でしたけど、セミナーで呼ばれて、応援してくれた人も多い。

で、(その人が)「億単位」で稼ぐんですよね。

「億」といっても現実感ないんですけど、どうやって稼ぐのかなとか思ったら、分からないんですよ。そういうレベルの人たちが来た、と。別にそれが偉いわけじゃないんですけど、やっぱり迫力ある。

で、しかも…

新年会の時に隣に座ったんですね、僕の真横に。

その隣は見れなかったし、頑張って1回質問しただけで、ダメダメって感じでした。

・・・

という感じで、そういう経緯もあって、

「緊張の連続」

だったんですけど、いつもいつも新年会のように50人ぐらいの人数ではなく、小規模です。4、5人の時もありました。

あと数ヶ月すると、少し慣れてくるんです、人間なんで。

初対面で知り合いもちょっとできたという感じで 、まあ話す必要ないなとなって、そこら辺でようやく悟った。

「知り合うのは、1人でいい」

という感じで、1年も繰り返すと堂々としてくるんです。

さらに、懇親会もそういう僕と同じような、初参加の人は緊張してるんです。そういう人に話しかけられるようになった。

というわけで、コツはそんなにない、と。

【場に慣れた】

だけなんです。

1年ぐらいだから、12回?毎月、必ず行ったわけじゃないので10回ぐらいなんですけど、それで場に慣れて、

「こういうもんか?」

というので、慣れただけなんです。

なので、

「初対面を克服するのは、すごいノウハウは一切ない」

というか、

「こういうテクを使うと、一瞬で慣れるよ」

というのは、ないんですね。

場に慣れて、肝が座った。

で、あまり【期待しなくなった】んです。

・・・

というわけで、初対面は本当にどうにかしようと思ったら、

【場慣れのフェーズ】

は必ずあって、ここは避けて通れないんですね。

で、コツとしては、先ほども、初対面会話を

【1年に5回〜10回ぐらい】

初対面でなんか緊張しながらも何かやっていくと、慣れると思うんですね。

で、

「初対面は苦手だけど、慣れた」

という人の話をよくよく聞いてみると、例えば、

仕事でよく初対面の人と会う人とか
営業の人とか
接客業を荒療治なんですけど、やって慣れた人

が大半なんじゃないかなと思います。

「そうやって克服した」と言ってる人も知ってるんで、多分そういう感じだと思います。

でも、

「自分はそういう機会ないよ」

ってことですけど、「マッチングアプリ」とか「オンラインコミュニティ」に入って、積極的そういう場に、「飲み会」とか話す場にいくのが必要なんじゃないかな、と。

・・・

じゃあ、以上になるんですけど、初対面克服はコツがなんとかじゃなくて、「場慣れ」という当たり前すぎることを避けて通れないと思うんですね。

ここを避けると、苦手なままなんです。

で、もし初対面が苦手かと言うと、そういう場慣れの機会が年に1回もない。4月とか新しい人が来た時に、

「あぁ、どうしよ?どうしよ?どうしよ?」

となるんですけど、それが毎月あれば慣れちゃうんですね。「こんなもんか?」って感じなんですけど。

なんで、本気で初対面どうにかしようとしたら、「場慣れ」を考えてみてください。

では、以上になります。

ありがとうございました。

#083『初対面が苦手な人が忘れている大大大前提』