どうも、永田です。
今日は「ケチ」についてお話ししたいと思います。
なんでケチの話になるのかというのは、ズバリ、
「ケチって嫌われますよね?」
ということ。
コミュニケーション的には非常に重要なトピックだと思います。
で、ケチが何で嫌われるのかと言うと…
「みんなで食事に行こうか」
となって、例えば、
「普通の値段なのに高い」
みたいな文句を言ったり(苦笑)。
行ったら行ったで、
「1円単位で割り勘しよう」
とするのは嫌われますよね。
特に女性なんかはケチが嫌いなので、
「デートで割り勘しようものなら、もう次はない」
みたいな人も多いですよね。
ということで、今日のお話はお金をケチのはやめようっていう話ではなく、
【ケチはお金だけじゃない】
というのに気づいたので、その話についてシェアしようと思います。
・・・
では、どういうことなのかと言うと、
「ケチにも色んなタイプがある」
わけですね。
だから、お金だけじゃない、と。
例えば、【労力】をケチる。
めんどくさがりな人がそういうタイプですね。
何をするにも文句が出る、と。
仕事もそういう人が1人でも身近にいると、周りの人のやる気を削ぐんですね。職場の場のエネルギーを下げる。
だから、積極的に嫌な事をしなくても、なんとなく嫌われてたりするわけです。
本人は「省エネ」のつもりなんだけど、人間関係が疎遠になって、周りから嫌われちゃってる。
ということで、お金だけじゃなくて、色々あるので。
・・・
もう1個、あることに気付いたんです。
それは【時間的なケチ】で、
「他人のために時間を使おうとしない」
ということですね。
それは、僕が無意識にやってしまっていた。
一応、「感謝をもらうエクササイズ」みたいなことをメール講座で話したと思うんで、そういうことやってるんですけど、その他の【無意識】にやってるところで気づいた、と。
で、どう気づいたかというと…
「時間の使い方が非常に細い」
と。
もちろん、「遅刻厳禁」みたいなそういう感じの厳しさではないんです。別に遅刻しても、そんなに気にしてない、と。
「スケジュール」をしっかりたてる。
1週間のスケジュールとか段取りは準備よくやりたいな、という感じ。
これも仕事をする中でトレーニングして育ってきたんですけど、そういうのは結構まずいっぽいですね。
例えば、こういう風に「音声」をとってますけど…
大学の仕事、研究の仕事とは別にコミュニケーションに関する情報発信をしてます。
この音声も、内容を事前に考えてメモして、色々試行錯誤して、1週間に2本取ってるわけで、結構時間かかるし、じつは何回も撮り直してたりします。
それだけじゃなくて、「教材」を作るとなると、ぶっちゃけ慣れてないんで半年ぐらいかかりますね(苦笑)
というので、だから、かなり時間かかるわけです。しかも、本職の仕事ではないので、その本職の大学の仕事の傍らやってるんで、
【隙間時間】
を本当に有効に使わないとできない。
ちょっとした時間も惜しいんです。
だから、家にいる時間も思いついた事をアイデアを「メモ」したりしている。なので、家族と買い物中でも、メモもすかさずとる。
で、これはネット副業的には正しいあり方なんですけど、実際、
【家族の時間を削ってる】
ことに最近自覚に至りました。
実際、そのことを言われていて、
「子供と過ごすときに、スマホにメモするな」「息子とどっちが大事なの?」
ということで、喧嘩になったりするんだけど、そういう副業的な作業だというのを事情説明したら、理解してくれて。
一応、他でもフォローして大丈夫になったんですが、前は喧嘩しましたね、ってことです。
これは、ぼくが意図せず家族の時間を削ってやっていた。時間をケチってたから、起こったことだと思います。
あなたはどうでしょうか?
時間をケチってませんか?
ということになるんです。
職場の「休み時間」「昼休み」など、話しにくいから YouTube とか見て過ごしてないか?
とか、そういうことです。
でも、
「そういう休憩時間は自分のもの」
だと思ってるし、
「それをどう使おうと、自由」
とは思んだろうけど、
コミュニケーション的には気をつけた方がいい、のが今日の話なんです。
時間的ケチになってないか?と。
・・・
で、例えば、お金の話に戻しますけど、「気前のいい人」って基本的に人に好かれると思うんですけど、どういうマインドセットかというと…
【自分のお金】
という意識が薄くて、使うのにあまりこだわらない。
だから気前がいいんですけど、どういうマインドセットかと言うと、
【ちゃんと使えば、帰ってくる】
「投資の感覚」があるんですね。人間関係に投資している、と。
奢ったり、食事につきあうのも人間関係に投資して、それが豊かな人間関係として自分に返ってくるから、気前よくしていると思うんです。
実際、そういう人は気前よくおごるだけじゃなくて、「付き合いがいい人」は人間関係が豊かになる傾向にあるので、投資感覚は非常に重要かなと思います。
・・・
で、「時間」はどうなのかというと、同じなんじゃないかな?ということです。
時間を何に投資すべきか?
自分だけに時間かけたらどうなるのか?
というと、貧困になりますね。
だから、
【時間を人間関係に投資すべきでは?】
という観点が出てくると思います。
会話能力が上がれば人間関係に時間かけなくていいのかというと、そういうことはなくて、本当に喋れない時でも同じで、
【人間関係はそれなりの時間をかけないと育たない】
わけです。
例えば、中高生の頃は、友達と何するわけではなく、
「なんか怠いなー」
って言いながら一緒に過ごして、相当の時間をかけてるから友人関係が成立してるし、一生残る関係もあるわけです。
僕は中学の頃バスケ部だったんで、普段から毎日顔を合わせて、休日も一緒に自転車でどっか遊びに行く、とかやってる。
どんだけ一緒にいるんだ?っていう感じなんだけど、そのおかげでは友人関係には困らなかった。
そういう時には、かなり友人に時間を投資してたから、恵まれてたんだなーということです。
でも、大人になって、逆に、そういう時間を投資してないんで、友人的な存在は少なくなってる。
逆に、僕の義理の弟さんはかなり社交的で、社会人になっても、30超えてるんですけど、
【休日のほとんどを友人と過ごす】。
アウトドアタイプなんでしょうけど、休日をほとんど使ってるんで、友達がやっぱりたくさんいるという感じなんです。
それもひとえに、
「友達関係に時間をかなり投資しているから」
とも言えるわけです。
なので、時間を何に投資するのかというのコミュニケーション的観点で一度考えてみるのが大事かなと思います。
だから、
空き時間でも、誰かといる時。
昼休みでも、職場にいる時。
この時間を「個人的な時間」として使うべきなのか?
例えば、昼休みをずっと YouTube でいいのか?
ということだったりする。
これくらいのマインドセットは重要で、友達と遊ぶ金をケチらないのと同様に、時間もケチらない、と。
ここら辺の観点が抜けてると、時間的なケチを無意識に行ってしまう、YouTube を優先してしまう、という感じですよね。
もちろん、その他の趣味もやってる自覚はあるとしたら、それ本当にすぐ直した方がいいですね。
「人付き合いがめんどくさい」
「人付き合いにかかるお金を削りたい」
これもすぐ直した方がいいと思います。
あと、「時間的なケチ」も気づきにくいので気をつけよう、という話です。
僕も気をつけて行きます。
では、以上になります。
ありがとうございました。