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#082『ケチになってませんか?お金以外で』

2023-03-03 Fri.

どうも、永田です。

今日は「ケチ」についてお話ししたいと思います。

なんでケチの話になるのかというのは、ズバリ、

「ケチって嫌われますよね?」

ということ。

コミュニケーション的には非常に重要なトピックだと思います。

で、ケチが何で嫌われるのかと言うと…

「みんなで食事に行こうか」

となって、例えば、

「普通の値段なのに高い」

みたいな文句を言ったり(苦笑)。

行ったら行ったで、

「1円単位で割り勘しよう」

とするのは嫌われますよね。

特に女性なんかはケチが嫌いなので、

「デートで割り勘しようものなら、もう次はない」

みたいな人も多いですよね。

ということで、今日のお話はお金をケチのはやめようっていう話ではなく、

【ケチはお金だけじゃない】

というのに気づいたので、その話についてシェアしようと思います。

・・・

では、どういうことなのかと言うと、

「ケチにも色んなタイプがある」

わけですね。

だから、お金だけじゃない、と。

例えば、【労力】をケチる。

めんどくさがりな人がそういうタイプですね。
何をするにも文句が出る、と。

仕事もそういう人が1人でも身近にいると、周りの人のやる気を削ぐんですね。職場の場のエネルギーを下げる。

だから、積極的に嫌な事をしなくても、なんとなく嫌われてたりするわけです。

本人は「省エネ」のつもりなんだけど、人間関係が疎遠になって、周りから嫌われちゃってる。

ということで、お金だけじゃなくて、色々あるので。

・・・

もう1個、あることに気付いたんです。

それは【時間的なケチ】で、

「他人のために時間を使おうとしない」

ということですね。

それは、僕が無意識にやってしまっていた。

一応、「感謝をもらうエクササイズ」みたいなことをメール講座で話したと思うんで、そういうことやってるんですけど、その他の【無意識】にやってるところで気づいた、と。

で、どう気づいたかというと…

「時間の使い方が非常に細い」

と。

もちろん、「遅刻厳禁」みたいなそういう感じの厳しさではないんです。別に遅刻しても、そんなに気にしてない、と。

「スケジュール」をしっかりたてる。

1週間のスケジュールとか段取りは準備よくやりたいな、という感じ。

これも仕事をする中でトレーニングして育ってきたんですけど、そういうのは結構まずいっぽいですね。

例えば、こういう風に「音声」をとってますけど…

大学の仕事、研究の仕事とは別にコミュニケーションに関する情報発信をしてます。

この音声も、内容を事前に考えてメモして、色々試行錯誤して、1週間に2本取ってるわけで、結構時間かかるし、じつは何回も撮り直してたりします。

それだけじゃなくて、「教材」を作るとなると、ぶっちゃけ慣れてないんで半年ぐらいかかりますね(苦笑)

というので、だから、かなり時間かかるわけです。しかも、本職の仕事ではないので、その本職の大学の仕事の傍らやってるんで、

【隙間時間】

を本当に有効に使わないとできない。

ちょっとした時間も惜しいんです。

だから、家にいる時間も思いついた事をアイデアを「メモ」したりしている。なので、家族と買い物中でも、メモもすかさずとる。

で、これはネット副業的には正しいあり方なんですけど、実際、

【家族の時間を削ってる】

ことに最近自覚に至りました。

実際、そのことを言われていて、

「子供と過ごすときに、スマホにメモするな」「息子とどっちが大事なの?」

ということで、喧嘩になったりするんだけど、そういう副業的な作業だというのを事情説明したら、理解してくれて。

一応、他でもフォローして大丈夫になったんですが、前は喧嘩しましたね、ってことです。

これは、ぼくが意図せず家族の時間を削ってやっていた。時間をケチってたから、起こったことだと思います。

あなたはどうでしょうか?
時間をケチってませんか?

ということになるんです。

職場の「休み時間」「昼休み」など、話しにくいから YouTube とか見て過ごしてないか?

とか、そういうことです。

でも、

「そういう休憩時間は自分のもの」

だと思ってるし、

「それをどう使おうと、自由」

とは思んだろうけど、

コミュニケーション的には気をつけた方がいい、のが今日の話なんです。

時間的ケチになってないか?と。

・・・

で、例えば、お金の話に戻しますけど、「気前のいい人」って基本的に人に好かれると思うんですけど、どういうマインドセットかというと…

【自分のお金】

という意識が薄くて、使うのにあまりこだわらない。

だから気前がいいんですけど、どういうマインドセットかと言うと、

【ちゃんと使えば、帰ってくる】

「投資の感覚」があるんですね。人間関係に投資している、と。

奢ったり、食事につきあうのも人間関係に投資して、それが豊かな人間関係として自分に返ってくるから、気前よくしていると思うんです。

実際、そういう人は気前よくおごるだけじゃなくて、「付き合いがいい人」は人間関係が豊かになる傾向にあるので、投資感覚は非常に重要かなと思います。

・・・

で、「時間」はどうなのかというと、同じなんじゃないかな?ということです。

時間を何に投資すべきか?
自分だけに時間かけたらどうなるのか?

というと、貧困になりますね。

だから、

【時間を人間関係に投資すべきでは?】

という観点が出てくると思います。

会話能力が上がれば人間関係に時間かけなくていいのかというと、そういうことはなくて、本当に喋れない時でも同じで、

【人間関係はそれなりの時間をかけないと育たない】

わけです。

例えば、中高生の頃は、友達と何するわけではなく、

「なんか怠いなー」

って言いながら一緒に過ごして、相当の時間をかけてるから友人関係が成立してるし、一生残る関係もあるわけです。

僕は中学の頃バスケ部だったんで、普段から毎日顔を合わせて、休日も一緒に自転車でどっか遊びに行く、とかやってる。

どんだけ一緒にいるんだ?っていう感じなんだけど、そのおかげでは友人関係には困らなかった。

そういう時には、かなり友人に時間を投資してたから、恵まれてたんだなーということです。

でも、大人になって、逆に、そういう時間を投資してないんで、友人的な存在は少なくなってる。

逆に、僕の義理の弟さんはかなり社交的で、社会人になっても、30超えてるんですけど、

【休日のほとんどを友人と過ごす】。

アウトドアタイプなんでしょうけど、休日をほとんど使ってるんで、友達がやっぱりたくさんいるという感じなんです。

それもひとえに、

「友達関係に時間をかなり投資しているから」

とも言えるわけです。

なので、時間を何に投資するのかというのコミュニケーション的観点で一度考えてみるのが大事かなと思います。

だから、

空き時間でも、誰かといる時。
昼休みでも、職場にいる時。

この時間を「個人的な時間」として使うべきなのか?

例えば、昼休みをずっと YouTube でいいのか?

ということだったりする。

これくらいのマインドセットは重要で、友達と遊ぶ金をケチらないのと同様に、時間もケチらない、と。

ここら辺の観点が抜けてると、時間的なケチを無意識に行ってしまう、YouTube を優先してしまう、という感じですよね。

もちろん、その他の趣味もやってる自覚はあるとしたら、それ本当にすぐ直した方がいいですね。

「人付き合いがめんどくさい」
「人付き合いにかかるお金を削りたい」

これもすぐ直した方がいいと思います。

あと、「時間的なケチ」も気づきにくいので気をつけよう、という話です。

僕も気をつけて行きます。

では、以上になります。

ありがとうございました。

#082『ケチになってませんか?お金以外で』