どうも、永田です。今日の話は「自然にコミュニケーションがうまくいく人」の秘訣です。
コミュニケーションで好き勝手やってるのに好かれる人っていますよね?
あなたの身近なところにも(今)いるかもしれないし、今までの人生の中でそういう人を見かけたかと思います。
で、逆に気を使ってたり、他人の顔色を伺ってたりして、好かれようとしてるんだけどあまり好かれない人っていますよね?両者の違いは何かというのが、今回のお話です。
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コミュニケーションで自然に好かれる人って…具体例を挙げるんですが、僕の身近なところだと、
【(大学院の時の)研究室の後輩】
がいます。8歳ぐらい年下なのですが、仲良くやってる。たまに会うと、
「よう、元気?」
みたいに手を肩に乗っけてくる(笑)大阪人なのでそういうところがあって、フランクなんですけど。ちょいちょい生意気なんですけど、やっぱり好かれている。僕も好きですね。
こういう人がいて、「何をやって、どうなってんのか?」ということで…
逆の例です。
【頑張ってるのにあまり好かれない人】
基本的コミュニケーションが苦手なんですけど、彼らの特徴・うまくいかない人の特徴は、
「嫌われないようにしようとしてる」
ってことです。好かれよう、という感じ。「自己保身」とか「気遣い」になっちゃってて、それが前面に出てるんですね。
これ一見、相手に気を使ってるいるようで、コミュニケーションで大事なことなんですけど…それが強すぎて、むしろ相手の為というより、自分にベクトルが向いてて、自分の評価が下がらないことが第一の目的だったりするんです。
それをなんとなく相手に気づかれて、
「この人は…(ちょっと)」みたいな(苦笑)。
「まあ、いい人なんだろうけど…」と。
評価がそんなに上がらない。
こういう「気遣い」とか「自己保身」のためにコミュニケーションを取ってる、と分かる。人ってわかるんですね。
僕も先生的な立場なので。大学に勤めてるので、先生的な立場で学生と接するんですけど、気を使ってるだけなのか、好意的なのかは普通にしゃべったら分かるんです。メールの文面とか表情とか、用がない時に全然近づいて来ないとか。一応、先生だから、そういうのは別に気にしたりしないんですけど。(でも)人間だから、感じとるわけです。
だから、うまくいかない人は、いわゆる【他人軸】。
顔色を伺ったり、気を使ったりと、他人軸でブレブレなんです。だから、一貫性に欠ける、と。
逆に、うまくいく人は、自分軸で…コーチングで言う「自分の軸」がぶれない人です。だから、一見好き勝手に振る舞っているように見えるんだけど。他人の評価や顔色を伺わずに、だけど好かれる、と。大事なところを押さえてるわけです。
なので、この他人軸じゃなくて、【自分軸】を作っていくことが、自然体で好かれる人の特徴かなと思います。
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で、どうやって作っていくのかと言うと…
コーチングの分野で色々議論されている深いテーマなので、そう簡単には言えないことなんですけど、簡単な一つの事として…
【自信が持てる分野】を持つこと。
なんでもいいです。別に仕事でもいいし、漫画とかアニメとか、そういう趣味的なものもいい。自信が持てる分野を1個。人よりも…別に、そこまでのレベルは必要ないんだけど、情熱を持って一生懸命やっているとか、好きでやれる・夢中になれるとか。そういうものです。
例えば、僕の場合は、10代の時はバスケに打ち込んでました。
学生のときに勉強したかっていうとそんなにしてなくて、中学の時もバスケにはまって、成績がガタ落ちの状態でした(苦笑)
その頃は、もちろんコミュニケーションがうまくなく、会話もほとんど無言でしたけど、バスケに打ち込んでいたんので、バスケを通じて部活の仲間とかその周辺の友達と仲良くしてたわけで。ほとんど喋れなかったんですけど、周りも中学生だから会話上手じゃない。そういう感じで成り立ってた。
だから、「バスケ」というものを介して、コミュニケーションが成立していた。
高校では一生懸命やってたんですが…
高1のところでバスケで怪我して、ほとんど1年間まともにできなくなった。で、そん時に自信がなくなって、コミュニケーションもうまくいかなかったですね。もちろん部活の人達と疎遠になる。
でも、物理の名物先生がいて物理が面白くて。勉強も得意な方だったので、勉強に目覚めたら、勉強できるキャラみたいになって、また(コミュニケーションが)うまくいくようになったんです。
バスケを中心にが、勉強とかそういうところでコミュニケーションが取れるようになって、相変わらず会話下手でしたけど、コミュニケーションをとっていたんですね。
だから、表面的な会話テクニックを身につけるのもいいんですけど…それももちろん大事で、雑談とか表面的な会話ができるのは社会人としても学生さんでも大事なことだけど。それよりも会話を深めようとしたら、
【得意なもの】【好きなもの】
がないと、頑張っても続いていかないんですよね(苦笑)表面的な会話に終始したら、そこでどんどん場を繋ぐだけの会話になってしまう。
だからこそ、自信を持てて、打ち込める分野を1つでも持ってもっておくことが、自然にコミュニケーションを…会話だけじゃないですからね。
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で、オススメするのが、
【昔やっていたことを、もう1度やる】
のが、かなり簡単な自信の取り戻し方です。
僕も「バスケ」を、子供ができて大人になってからは、ほとんど行ってなかったんですけど。子供のボール遊びに付き合って、サッカーボールだったんですけど、それをついてバスケのドリブルをやると色々思い出して、楽しいんですよね。
あるいは、「ジャンプ」を読んで。社会人になって忙しくて、ジャンプを読まなかったけど、もう一度読みだすと、思い出して自信が湧いてくる。熱い気持ちになるわけですね。
そういうのは大事で、会話に使えるかどうかというより、自信を思い出だして…例えば、学生さんだったら、昔好きだったゲームをもう1度するとか。それだけでも夢中になれて、自信があがる。
特別に能力があるって訳じゃないですけど、そういう自信を持てる時間があるのは非常に大事だし、そういう感覚を思い出すってのも非常に大事。
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まとめに入ります。
自然体でコミュニケーションがうまくいく人は、根本的に自信がある、と。自分軸がある、と。
で、自信を思い出すのにてっとり早い方法は、昔やっていたこと、情熱を持っていたことをもう一度…本格的にやらなくても、簡単にでもやってみる習慣を作る、と。
情熱を思い出して、それがコミュケーションの歯車をうまく回すようになるので、お勧めです。
では、今週は以上になります。
ありがとうございました。