どうも、永田です。今日は「痛みとコミュ力の意外な関係」というテーマで話していきます。
で、「HSP」という言葉を知っていますか?
この略語はHighly Sensitive Person。だから、HSP ですね。
日本語に訳すると、最近本がたくさん出てるんですが、
「繊細な人」
です。
感じやすい人、感受性が高い人ということ。
コミュニケーションが苦手な人って意外に繊細な人が多いイメージがありますが、僕もどちらかというとそっちの部類に入るんです。本格的な診断を受けたわけではないんですけど、自己診断テストすると、まあまあ高い数値が出る(苦笑)
でも、別に繊細だからといって(たぶん)神経質ではないし、ルールにうるさくもないんです。約束した時間に少しでも遅れたらイライラしだすとか、そういうことはない。
また、だから、他人がルールを守らないことに対しても、寛容というかあまり頓着しないし、僕も時間を守らない時もある。守ろう思えば、守れるんですが。そういう感じです。
ただ…自分の生活範囲に関して細(こま)かいかもしれないんですね。
だから、仕事場とか他人とのコミュニケーションは特にうるさくないんですけど、自分の生活リズムに関しては細いって妻から指摘される。僕としては当たり前のことをやってるんですけどね(苦笑)
「細かい」と言われるそこらへんが、繊細な人の1つの特徴のパターンってもあるのかなあーと思います。
「言ったこと」とか「言われたこと」を細かく記憶してるんです、いつも自分の言ったこととか。妻は言ったことを忘れるんで、昨日喋ったことをすぐ忘れて、また喋るっていう感じなんです。
なので、そこら辺で、【気にしすぎの傾向】があってコミュニケーションがうまくいかないとか。逆に、無神経な人は…案外、コミュニケーションは大雑把になった方がうまく行ったりするわけで。
そういう「気にしすぎ」という観点もあるんですけど、別の観点から、
【繊細な人が何でコミュニケーションがうまくいかないのか?】
について今日はお話しします。
・・・
タイトルにあるように、
【痛み】
は関係してるんです。
痛みの捉え方・強度は関係してるのかなーということ。
で、極端ですけど、例えば、「足が折れてる状態」で、足が痛すぎて勉強に集中できるか?と言うと…多分、集中出来ですね?ものすごい集中できない、と。それと同じなんじゃないかなって。
同じ痛みでも、「ちょっと、足痛いなー」が
「気になる人」と「気にならない人」。
「繊細な人」と「繊細じゃない人」。
そういう違いがあるんじゃないか?
というのをここでは掘り下げたいということです。
で、強烈な痛みだったら、「病院行け」ということで解決するんですけど…例えば、痛みも同様にじわじわとコミュニケーションの集中力を奪うんじゃないか?
ということで、ここで考えているのは
【弱い痛み】。
というのは、体調不良…別に怪我でも病気でもいいんだけど、「不調」ですね。調子が良くない。
で、体調が悪くて、コミュニケーションに悪影響を与えていませんか?
それを気にしてませんか?
ということです。
コミュ障で元気ハツラツ。
「全然、体調不良を1回も感じることない」
「(体調を)ほとんど気にしたことないですよ」
という人はいないんじゃないかな?と思うんです。
僕も中学までは、そんなに体調不良とか、「肩こるなぁ」とか「頭痛がするなぁ」と感じたことないんですけど…
高校のバスケ部をケガしてやめた。そこからも勉強にはまったんですけど、運動不足でいろいろ体調は良くなかった。
で、そこから部活を再開すると、すごい体調が良くなったんです(笑)
けど、22(歳)ぐらいから、肩こりがひどい。
研究職を目指したので、かなり勉強してたし、机に座ってたんです。肩こりが20代はひどかったです。30代もどこかしら調子が痛くて、肩や首が慢性的にいたかった。
そこが悪化すると、会話とかコミュニケーションしてる時に気になるんです。
で、集中力を取られる。
という事があるので、これを聞いてくれてるあなたが「(自分は)繊細だな」と自覚していたら、
ちょっとした軽い不調・弱い痛みに集中力を奪われてないか?
ということです。
これってたいした痛みではないんですけど、じわじわ効いてきて、イライラとかコンディションに影響する。それが「会話のトーン」とか「雰囲気」に大きく影響してくるわけです。
・・・
僕が気になる不調をあげるんですけど…多分、人によって違うと思うんですけど、何らかの参考になると思うのであげます。
1つは、先ほどから言ってる
【肩こり】とか【首の痛み】
ですね。
つまり、炎症が体のあちこちに起きていた。
20歳ぐらいから運動不足で「肩こり」になる。 30ぐらいからは、「腱鞘炎」になるんです。左の中指が腱鞘炎でずっと腫れてたりとか、一時期してましたね。昔の怪我の影響で、「左側の背中が痛い」とか、「首が痛い」とか。
後は、スマホとかゲームとか動画の見過ぎで、「目の疲れ」。これは「休め」という感じなんですけど、目の疲れとか出てくるんです。で、(ぼくは)40超えてるんで、普通にしててもそういうの出やすくなるんですけど。
この辺(炎症)が起きてる時は集中力が途切れるので、できるだけ休みを入れつつ、緩和することをしています。
で、2番目は、
【腹が減ったら、イライラしてしまう】。
土曜日、いつも家族と買い出しにいく。僕は車を運転していくんですけど、前までは買い物が済んでから家に帰って、ランチというか昼食をとってたんです。
そうすると、2時・3時になっちゃう時もある。そうすると…気づいてなかったんですけど、イライラするって妻に言われて。だから、最初は(昼食を)買い物後にしてたんですけど、おにぎりやパンを買って、12時頃、腹が減ったら食べる。
で、お腹が減ってイライラするぐらいは、「そこ、直して」と言うんだけど、これはどうしても昔から決まった時間に決まったものを食べてきたから、空腹に慣れてないので、ついつい自覚してもなかなか治せない。
でも、そのクセを直すよりも、なにか腹に少しでも入れといた方がすぐに治るんで、そっちの方にしてるという感じですね。
僕はそうじゃないですけど…例えば、 寝起きが悪い人。
「寝起きが悪いんだったら、寝起きを良くしろ」と言われても、難しいわけだから。なら、寝起きでしばらくは人と会話しないとか、そういう対処療法でもいいんじゃないかな?と思います。
で、3番目。僕のケースですが、
【眠くなったら、さすがに会話に集中できない】
というか、「もう寝たい!」が前面に出ちゃうんですね(苦笑)これも昔からの癖なので、そうそう簡単に直せない。
修学旅行とか家族旅行とかで、1番に寝るタイプですね。風呂に入って、速攻でで眠くなる、と。口数が明らかに減って、ちょっと不機嫌に…別に不機嫌ではないですが、口数が減って不機嫌に見える。
という感じなので、できるだけ睡眠不足にならないように、朝型なので、夜すごい早く寝る。今、実家に帰省してるんですが、やっぱり1番に…2歳の子供より早く寝たします(苦笑)なので機嫌がよく起きれる。
そういう感じでバランスを取ってますね。
・・・
もちろん、眠くても、全然、勉強や仕事に支障をきたさない人がいるんですが、夜型の人とか睡眠不足になるんですけど、それに慣れて「眠い」って言いながら、機嫌が良かったりするので、人によるんですが。
そういう人も、例えば、「寝起きが悪い」というクセがあったりで、それをそうそう治せない。
なので、大事なのは、痛みとか不調とか、コミュニケーションに悪影響する
【パターンを把握しておく】
ということです。
僕も結婚するまで、空腹の時にイライラしてるというのは自覚してなかったですから。自覚できれば、それは直せなかったとしても、対処できる、ということ。
こういうちょっとした不機嫌というか、口数が落ちてるのは、意外とコミュニケーションに影響するから。
「この人、不機嫌な時がある」とか
「不機嫌な人なのか?」
と勘違いされるわけですからね。そういうイメージになってしまう。
(だから)自分が不調になるところを明確にする。
寝不足になったらイライラする人とか。寝不足になってもイライラしない人もたくさんいるんでね。だけど、自分はイライラするので、そこを自覚しとけば何らかの対処法が打てる。
そういう感じで、コミュニケーションに悪影響を及ぼすかもしれない不調パターン…本当、これ、個人によって違うので。それを1回、明確化してみましょう。
今回の話を聞いて、1個でも発見できればかなり収穫なので、それを意識してみてはどうですか?
というのが、今回のお話でした。
では、以上になります。
ありがとうございました。