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#044『誰とでも仲良くなれる人がやっていること』

2022-06-27 Mon.

どうも、永田です。では、今日も話していきたいと思いますが、車の中で録音して、引き続き、雨が降っていますので、その点はご了承ください(笑)

今日のテーマは「誰とでも仲良くなれる人がやっていること」です。あなたの身の回りもいると思うんですけど、誰とでも仲良くなれる、そういう人って1人か2人はいると思うんですよね。

で、これ僕は完全に【気質の問題】だと思っています。真似したところで完全に真似できないし、同じ人にはなれない。気質が違う、と。

だから、コミュニケーションが苦手な気質はあるので、(あなたも)多分そっちの方向だと思うんです。そうじゃなかったら、小さい頃から自然に学習してできてるはずなので。よほどのこと(トラウマ)がなければ。

でも、だからといって参考にならないわけではないので、今日はそういう我々、コミュ障とは真逆の人が何をやってるのか?ということについて、お話ししていきたいと思います。

・・・

何人か例をあげるんですが、僕の息子もまだ2歳なんですけど、明らかにコミュニケーションが得意な気質でして、そういうタイプなんだと思うんです。親ながらそう思ってしまう、と。

知らない人にでも話しかけようとするんです(笑)まだ言葉が全然足りてないんですけど、それでも何かしら関心を持って話しかけていくと。知らない人に。0歳の頃からそうだったんです。

例えば、皮膚科によく行くんですけど、皮膚科の先生に向かって、

「(指差して)おじいさん!」

とか言うんですね。「それ、言っちゃダメだろ!」と横で止めたり。苦笑

看護師さんには、

「看護師さん!」
「お姉ちゃん!」

とかそういう感じにいって、クスクス笑われて、好意的に受け止められる。もちろん、皮膚科の先生にも好意的に受け止められているんですね。

こういう感じで、【ちょいちょい絡む】のは重要なんです。

「おじいさん」とか「お姉さん」とかしか言ってないけど。そこで小話をしてるわけじゃないわけですけどね。もちろん、2歳なので。

でも、そういうので、コミュニケーションがとれる、と。ちょいちょい絡むのは、大事です。

・・・

で、2番目の例として、何年も前なんだけど、ビジネスの勉強した時にそういった(ビジネス)コミュニティに入ってたんです。

で、オンラインだけじゃなくて、オフラインでもあって、直接、勉強会に参加したりして、その後、「親睦会」があったんです。

その当時は、大学の外の人と接してなかったので、外の人と接すること自体がカルチャーショックと言うか、30代・40代でも(その人たちは)お洒落な感じで、奇抜な髪型をして、喋ることも面白い。という感じで、カルチャーショックを受けてて、引っ込み思案が発動していたんですけど。苦笑

そういう誰も知らない飲み会に参加して、話せなかったんですけど、【講師の人】で、明らかに異次元にモテる感じのコミュニケーション能力が高い人がいたんです。

その人の隣になったんです。

で、あまり話さなかったんだけど、その人が他の人と話しながら、ちょいちょい

【乾杯したり、「飲んでる?」と話しかけてくる】

んです。優しい感じで。ちょいちょい絡んでくる、と。

(ぼくは)酔っていて、口が回らなかったので、その人と盛り上がったわけじゃないんだけど、そうやってちょいちょい絡んでくる。乾杯するだけとか。そういう絡みがあるだけで、だいぶ居心地が良かった。その人がモテるのは分かるし、さすがだなと思うんです。

別に話をするわけじゃないけど、絡む。そういうパターンを持ってるんです。

だから、ちょっとしたことで人から好かれる、と。

そういうのをちょいちょい、ちょいちょい(その人は)やってるわけですから。「話込んだから」「あの人と打ち解けて」じゃないんですけど、ちょいちょい絡むだけで、既に好意を持たれてるわけです。

・・・

僕の研究室の後輩にもそういうタイプがいて、ぼくがぼーっとしてるとか、人数が多くて黙ってることが多かったんですけど、

「元気?!」(と声をかけてくる)

関西の後輩なので、生意気というか、生意気ではないんですけど、「元気?」とタメ口を聞いてくるんです(笑)それがまた(キャラに)合っているんですよね。

別に「元気?」と言った後に話を展開するわけじゃなくて、サっと行ってしまう。でも、そういう一言があると、かなり印象が違う。

(ちなみに)その後輩は、研究室で気難しい人が多いんですけど、そういう人達とも仲良くやれる。

ここでのポイントは何かと言うと、

【声をかけた後、話を続ける必要はない】

ということなんです。

で、我々のようにコミュニケーションがすごい苦手だと、挨拶をした後に、

「なにか話さなきゃいけない。どういう話があるんだ?何もない。じゃあ、ちょっと(挨拶は)やめておこう」

みたいな感じで引っ込むんですね(苦笑)

0か100かの「白黒思考」になる。「白か?黒か?」そうじゃなくて、グレーゾーンがある。ひとこと声をかけるだけでも、別にいいわけです。それがあるかないか。30じゃなくて、2でも3でも5でもいいから。0じゃないことが重要です。かと言って、「話し込む」という訳じゃない。

「一言いって、立ち去る」というパターン。

そういう人間関係を作るパターンを持っといた方がいいです。

理想としては「色々話し込んで、打ち解けて、盛り上がって」みたいならいいんですけど、現実としては、毎回、そういうわけにはいかない。

だけど、ちょいちょい・ちょいちょい絡む、と。そうすると、5とか10が溜まってきて、人間関係はすでに作られて。だから、機会があったら、そこで楽しく話す。そういうイメージですね。

・・・

だから、一言、声をかけるのは難しいけど、例えば、「挨拶をするだけ」とか、種をまく。

で、僕は芸能界のことは全然知らないですが、芸能人は楽屋周り・【挨拶回り】が必要らしいです。

下っ端でもやるというか、下っ端がやらなきゃいけないことなんです。だから、大御所の楽屋に入って、「今日はよろしくお願いします!」といって帰る。そこで話が盛り上がるわけじゃない。挨拶をちゃんとして、帰る(部屋をでる)と。

例えば、そういう挨拶をする中で、大御所が声をかけて、

「この頃、(君も)頑張ってそうじゃないか?」

と、声をかけてきたら、ちょっと話をして、

「それほどじゃありませんよ〜」
「こういうことがありました〜」

そうやって話が始まるんですけど、挨拶された方が声をかけてくる。それに合わせて話せばいいだけ。

芸能人の挨拶回りではないんですけど、こうやって一言一言、挨拶をしたりするだけでも、向こうから声をかけられる機会も増えるから、そこで話をすればいい。そういうことにならなかったら、挨拶して去ってもいいわけですね。

全く何もしないよりも絶対にいい。効果があるはずですよね?印象が全然違う。

だから、【一言いって、立ち去る】というパターンを身につけましょう。

話を盛り上げなきゃいけない。じゃ、だめだから、やらない。じゃなくて。5でも10でもいいから、一言言って、挨拶して立ち去るパターンを自分の中にインストールしてみましょう。

はい、では参考になったのではないかと思います。実際、やってみて、感触を確かめてみてください。

では、本日は以上になります。
ありがとうございました。

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