どうも、永田です。では、今日も話していきたいと思いますが、車の中で録音して、引き続き、雨が降っていますので、その点はご了承ください(笑)
今日のテーマは「誰とでも仲良くなれる人がやっていること」です。あなたの身の回りもいると思うんですけど、誰とでも仲良くなれる、そういう人って1人か2人はいると思うんですよね。
で、これ僕は完全に【気質の問題】だと思っています。真似したところで完全に真似できないし、同じ人にはなれない。気質が違う、と。
だから、コミュニケーションが苦手な気質はあるので、(あなたも)多分そっちの方向だと思うんです。そうじゃなかったら、小さい頃から自然に学習してできてるはずなので。よほどのこと(トラウマ)がなければ。
でも、だからといって参考にならないわけではないので、今日はそういう我々、コミュ障とは真逆の人が何をやってるのか?ということについて、お話ししていきたいと思います。
・・・
何人か例をあげるんですが、僕の息子もまだ2歳なんですけど、明らかにコミュニケーションが得意な気質でして、そういうタイプなんだと思うんです。親ながらそう思ってしまう、と。
知らない人にでも話しかけようとするんです(笑)まだ言葉が全然足りてないんですけど、それでも何かしら関心を持って話しかけていくと。知らない人に。0歳の頃からそうだったんです。
例えば、皮膚科によく行くんですけど、皮膚科の先生に向かって、
「(指差して)おじいさん!」
とか言うんですね。「それ、言っちゃダメだろ!」と横で止めたり。苦笑
看護師さんには、
「看護師さん!」
「お姉ちゃん!」
とかそういう感じにいって、クスクス笑われて、好意的に受け止められる。もちろん、皮膚科の先生にも好意的に受け止められているんですね。
こういう感じで、【ちょいちょい絡む】のは重要なんです。
「おじいさん」とか「お姉さん」とかしか言ってないけど。そこで小話をしてるわけじゃないわけですけどね。もちろん、2歳なので。
でも、そういうので、コミュニケーションがとれる、と。ちょいちょい絡むのは、大事です。
・・・
で、2番目の例として、何年も前なんだけど、ビジネスの勉強した時にそういった(ビジネス)コミュニティに入ってたんです。
で、オンラインだけじゃなくて、オフラインでもあって、直接、勉強会に参加したりして、その後、「親睦会」があったんです。
その当時は、大学の外の人と接してなかったので、外の人と接すること自体がカルチャーショックと言うか、30代・40代でも(その人たちは)お洒落な感じで、奇抜な髪型をして、喋ることも面白い。という感じで、カルチャーショックを受けてて、引っ込み思案が発動していたんですけど。苦笑
そういう誰も知らない飲み会に参加して、話せなかったんですけど、【講師の人】で、明らかに異次元にモテる感じのコミュニケーション能力が高い人がいたんです。
その人の隣になったんです。
で、あまり話さなかったんだけど、その人が他の人と話しながら、ちょいちょい
【乾杯したり、「飲んでる?」と話しかけてくる】
んです。優しい感じで。ちょいちょい絡んでくる、と。
(ぼくは)酔っていて、口が回らなかったので、その人と盛り上がったわけじゃないんだけど、そうやってちょいちょい絡んでくる。乾杯するだけとか。そういう絡みがあるだけで、だいぶ居心地が良かった。その人がモテるのは分かるし、さすがだなと思うんです。
別に話をするわけじゃないけど、絡む。そういうパターンを持ってるんです。
だから、ちょっとしたことで人から好かれる、と。
そういうのをちょいちょい、ちょいちょい(その人は)やってるわけですから。「話込んだから」「あの人と打ち解けて」じゃないんですけど、ちょいちょい絡むだけで、既に好意を持たれてるわけです。
・・・
僕の研究室の後輩にもそういうタイプがいて、ぼくがぼーっとしてるとか、人数が多くて黙ってることが多かったんですけど、
「元気?!」(と声をかけてくる)
関西の後輩なので、生意気というか、生意気ではないんですけど、「元気?」とタメ口を聞いてくるんです(笑)それがまた(キャラに)合っているんですよね。
別に「元気?」と言った後に話を展開するわけじゃなくて、サっと行ってしまう。でも、そういう一言があると、かなり印象が違う。
(ちなみに)その後輩は、研究室で気難しい人が多いんですけど、そういう人達とも仲良くやれる。
ここでのポイントは何かと言うと、
【声をかけた後、話を続ける必要はない】
ということなんです。
で、我々のようにコミュニケーションがすごい苦手だと、挨拶をした後に、
「なにか話さなきゃいけない。どういう話があるんだ?何もない。じゃあ、ちょっと(挨拶は)やめておこう」
みたいな感じで引っ込むんですね(苦笑)
0か100かの「白黒思考」になる。「白か?黒か?」そうじゃなくて、グレーゾーンがある。ひとこと声をかけるだけでも、別にいいわけです。それがあるかないか。30じゃなくて、2でも3でも5でもいいから。0じゃないことが重要です。かと言って、「話し込む」という訳じゃない。
「一言いって、立ち去る」というパターン。
そういう人間関係を作るパターンを持っといた方がいいです。
理想としては「色々話し込んで、打ち解けて、盛り上がって」みたいならいいんですけど、現実としては、毎回、そういうわけにはいかない。
だけど、ちょいちょい・ちょいちょい絡む、と。そうすると、5とか10が溜まってきて、人間関係はすでに作られて。だから、機会があったら、そこで楽しく話す。そういうイメージですね。
・・・
だから、一言、声をかけるのは難しいけど、例えば、「挨拶をするだけ」とか、種をまく。
で、僕は芸能界のことは全然知らないですが、芸能人は楽屋周り・【挨拶回り】が必要らしいです。
下っ端でもやるというか、下っ端がやらなきゃいけないことなんです。だから、大御所の楽屋に入って、「今日はよろしくお願いします!」といって帰る。そこで話が盛り上がるわけじゃない。挨拶をちゃんとして、帰る(部屋をでる)と。
例えば、そういう挨拶をする中で、大御所が声をかけて、
「この頃、(君も)頑張ってそうじゃないか?」
と、声をかけてきたら、ちょっと話をして、
「それほどじゃありませんよ〜」
「こういうことがありました〜」
そうやって話が始まるんですけど、挨拶された方が声をかけてくる。それに合わせて話せばいいだけ。
芸能人の挨拶回りではないんですけど、こうやって一言一言、挨拶をしたりするだけでも、向こうから声をかけられる機会も増えるから、そこで話をすればいい。そういうことにならなかったら、挨拶して去ってもいいわけですね。
全く何もしないよりも絶対にいい。効果があるはずですよね?印象が全然違う。
だから、【一言いって、立ち去る】というパターンを身につけましょう。
話を盛り上げなきゃいけない。じゃ、だめだから、やらない。じゃなくて。5でも10でもいいから、一言言って、挨拶して立ち去るパターンを自分の中にインストールしてみましょう。
はい、では参考になったのではないかと思います。実際、やってみて、感触を確かめてみてください。
では、本日は以上になります。
ありがとうございました。