どうも、永田です。今日は、メールでお知らせしたように、相談がありましたのでそれの内容についてシェアしたいと思います。
もちろん、相談内容を詳しく言えないんですが、一般的な形にして、「ここ(メルマガ)でも共通する悩みなんじゃないか?」と思うのでシェアしたいと思います。
で、どういう相談かと言うと、
「職場で孤立しそうです」
という相談でした。
で、内容を聞いてみると、反感を買うような感じで「総スカンを食らった」みたいなことではないんですね。単純に、
【話すのが苦手・喋るのが苦手で、雑談がうまくいかなくて、だんだん話さなくなった】
みたいな。「人間関係がこじれた」じゃなくて、「会話が原因」かなと僕は思いました。で、これからお話する3つの点について、詳しく解説してお答えしたという感じです。
音が入っているんですが、それはご了承下さい。車の中で録音してて、雨が降っていますので、その点はお願いします。
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どういうことを返答したかというと、1つ目は、
【人間関係は1人ずつ】
だと。「孤立しそうだから、みんなと人間関係を修復したいんだ」みたいに焦っちゃうんですけど、まあ全員とどうこうするのは難しい、と。だから、1人ずつ行きましょう。
後で聞いてみると、親しい人が1人はいるみたいですね。その人に集中して会話をしていきましょう、と。で、その周りの人も、その会話している様子を見て、
「あ、この人も結構話すんだ」
となって、会話の輪に加わって、1人ずつ増えていく。そういうイメージになります。
反感を買ってるわけじゃないので、そこら辺は「(この人も)話すんだ」と分かれば、だんだん輪が広がっていくんじゃないか、と。そういうような話をしました。
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2番目。
【聞いた話をしよう】
ということです。僕も覚えはあるんですけど、無口だと、いきなり
「自分で考えて、自分の話をする」
のは難しい。
メール講座でもお伝えしたように、「聞いた話」は音声で喋られていて、文章を読んでまとめて話すのと全然違って、それをそっくりそのまま人から聞いた話を別の人にする、のが1番簡単。
(文章は文語体で「会話調」になっておらず、意外にも話しにくい)
無口でも、これはできるんです。だから僕が最初喋れるようになったのは、その聞いた話をするようになったからです。
で、聞いた話というと、
「それ、人の話をパクってるじゃないか??」
と言うんだけど、それは別に普通にやられていることです。しゃべり上手な人は、聞いた話をさも自分の話のように言う、と。
(ぼくの)妻もおしゃべりなんですけど、例えば、ママ友から聞いた話を毎日、僕にしてくる(笑)これ、聞いた話をしてるわけですが、(妻は)実家の家族と毎日電話しているらしくて、その実家の家族に僕が聞いた話をしている、と。(だから)普通のことです。
僕も、人から聞いた話を他の人にしている。そうすると、別に喜んでくれて、「それ、人の話でしょ」ってツッコミは絶対入らないわけです。笑
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というわけで、3番目。
これは聞く場合と話す場合両方含まれるんですけど、
【感情にフォーカスする】。
無難な会話をし続けても続かないし、そもそも盛り上がらないんです。それはなんでかと言うと、一口に「感情が入ってないから」。
「なんでもない話」をしたいのは、何かしら伝えたいという「感情」があって、それをに基づいて誰かと話すわけなんです。だから、その奥底・ベースにある感情をおさえた上で、話を聞いたり、話をしたりすることが大事です。
(話し手に)感情があると、(聞いている人の)感情が動く。そういう話は少しは盛り上がるし、続いていくわけです。慣れないと、会話の中の感情を掴まれるのが難しい。(感情が)一瞬しか出てこないと言うか、そんな感じなんです。
で、例えば、どういう感じなのかと言うと、僕が小話をしてみます。
例えば、僕は旅行とか出先で運転するんですけど、よく道を間違えるんです(笑)これ、何で間違えるのかと言うと、僕的には「カーナビが悪い」と。ナビのアナウンサーが先行して、例えば、高速道路で分岐が続く時なんかは、目の前の分岐のことじゃなくて、次の分岐について前もってアナウンスするから、
「(今、左に行くべきところを)右に行ってください」
みたいな感じだもんだから、すごい混乱して、いつも間違えるんです(笑)大阪の吹田ジャンクション辺りでよく間違えて、妻と口論になるんですけど(苦笑)
そういう感じだし、「左車線によってください」と(アナウンスされる)。「左車線はこれ、出口なのか?出口に行かない左車線なのか?」と迷ったりする。しかも、道路標識が若干違ったりするので、そこで混乱して、よく間違えるんです。
という話をした時に、これ、何が言いたいかと言うと、
「自分が道を間違えるのは、全てカーナビのせいだ」
というのが言いたいだけ(笑)いろいろ言ってるんですけど、要は結論はそういうこと。
で、ここを押さえないと、(話を聞いていても)
「自分は運転しない」し、
「カーナビよくわかんない」とか、
「関西に住んでないから」
みたいな感じになるんです。で、(この人は)何が言いたいのかわかんなくなる。
会話がすごい苦手だとそこら辺が読み取れないので、話にそもそもついていけないし、どこで反応して欲しいのかが分からないわけです。「カーナビが全部悪いんだ」みたいな、そういうところに反応して欲しいですけどね。
感情にフォーカスして、その会話の中で(相手が)どういう感情を拾って欲しいのかが分かれば、知らない話でも、話を聞く分には反応できるし、良い反応になる。
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という感じで、「会話ができないせいで孤立した場合に、どうすればいいのか?」という3つのお話をしました。
「人間関係は1人から」
「聞いた話をしていこう」
「会話における感情にフォーカスしよう」
と、この3つでした。
というわけで、そういう状況にある人はそれをやってみてください。またそうじゃない人も、先ほどお伝えした3つの点は非常に重要なので、改めて注意して一緒に取り組んでいきましょう。
では、ありがとうございました。