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#035『話せる人が話しているコト』

2022-05-20 Fri.

どうも、永田です。今日は、もう何度目かわからないですが、「話す力」についてお話ししたいと思います。

話す力はコミュ障にとって必須科目。(コミュ障でも)話せる人はいいんですけど、話せないとなると、日常的に【訓練】していく必要はあります。今日お話しすることは、

「話せる人は、実は、『日常』そのものが訓練になっている」

という話です。

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話は変わるんですが、社会学の「会話行動に関する大規模調査」が過去に行われていました。

これは知り合いの先生がやっているんですが、どういう内容かと言うと、日本人の1日の平均会話時間を調査したアンケート調査です。かなり大規模に行ったようですが、結果としては、1日の会話量が、驚くべきことに、

【1日6時間】、平均で喋っている。

しかも、仕事の要件に関するもの以外の雑談が「60%以上」を占めている(笑)つまり、【3時間以上】雑談しているわけです、普通の平均的な日本人というのは。

これ、びっくりで。我々と言うか、「話さない人」は1日話さないこともザラだし、話したとしても「5分程度」ですね(苦笑)僕も、20代まではその程度だと思うんですけど。

1日5分 vs 1日3時間なので、それは雑談力に圧倒的な差が出ると思います。

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雑談の内容は何でもいいはずなんですけど、いったい何を話してるか?が気になるところだと思います。結論から言うと、毎日話すことなので、(話せる人は)

【今日の出来事】を話しているんですよね。

これは、妻と結婚して毎日会話するようになって、しきりに妻が話してるんですけど。ある時ふと気づいたのが…「今日の出来事をさかんに話してるな」ってことです。

(妻は)おしゃべりで(妻が)話しているのは日常の風景だったので、気づくのにかなりの時間がかかったんですけど、今日の出来事をかなり話していて。僕に話したことを他の家族に話す(実家の家族に電話する)とか、そういう形になっています。

驚くべきことに、子供も似たような感じになっている。

僕の子供は2歳なんですけどで、言葉もそこまで話せない。間違ったり、カタコトなんですけど、やっぱり今日の出来事を話してるんです。本で読んだことを言ってみたりするんですけど、それ以外で少し文章的な言葉を言うようになってきたんですが、今日の出来事を話します。

例えば、「お母さんが(外に)行って、自分が涙でて悲しい」ことをお風呂の中で、お母さんに言ってるんですね。それをどう言うかと言うと…

「ちゃーちゃ(お母さん)、行っちゃったなぁ。カオル(息子の名前)、涙あんあん。」

こう拙いながらも、今日の出来事を話しているんですよね。だから、息子はおそらくおしゃべりになると思うんです。

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で、記憶を辿ると、2歳の頃の僕は全く話さなかったようです(苦笑)

当時、母親は心配して病院に連れて行ったんですけど、検査して何もなかった。今(の時代で)は何か引っかかる可能性も高いんですけど、とりあえず大丈夫だった、という話もあります。

だから、2歳から、それぐらいの差が出てる。これが20年〜30年蓄積したら…

慌てる必要はないんですけど、そういうのを意識して「1日3時間」に近づけていくことが大事だと思います。

話し相手がいない人はどうすればいいのか?と言うと、【日記】という地道なことをする必要はあると思います。話し相手が家にいるんだったら、今日の出来事をぱっと話せるぐらいにはなった方がいい。

出来事と言っても、例えば、息子(の例)だと「(自分が)泣いた」ことで、【感情が動いたこと】を話すとかなり話しやすい。それがお勧めです。

というわけで、最近の発見をシェアしました。では、以上になります。

ありがとうございました

#035『話せる人が話しているコト』