どうも、永田です。では、今日は【語彙力】について話したいと思います。あなたも思ったことあると思うんです。
「会話する時に、語彙力があればあるほど良いなー」
って。僕は思いました。なにか話したいことがあっても、「それを思ったように話せるか」は「ネタがあるかどうか」とは違うんです。だから、色んな言葉を知ってたら強いですね?
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例を挙げるとしたら、『鬼滅の刃』(アニメ)を観た、と。友達と行って感想をいう時に、
「鬼滅の刃、よかったね♪」→「よかったね」→「うん、よかった」
だと話が続かないわけです(苦笑)もっと話すとなると、「キャラの名前」とか「技(名)」とか、そういう語彙が必要になってくると思います。
細い例になるので、『鬼滅の刃』観てない人はググってみてほしいんですけど、例えば『鬼滅の刃・無限列車編』。昨年、公開され、記録を打ち破ってますけど。その時に、無限列車を操ってる「鬼」がいるんです。確か、魘夢(えんむ)という名前だと思います。これは「鬼」という敵勢力のトップの集団の鬼です。下弦の鬼。上弦の鬼という、さらに上がいるんですけどね。
(鬼は)永遠の命をもらっていて生物的にかなり強いんですけど、その鬼の集団のトップは残虐で、敵味方もろともなんとも思ってなくて、(気に入らないと、すぐ)殺している。「辻無惨(つじむざん)」という鬼なんですけど、(こいつの)機嫌損ねると(敵味方関係なく)殺されちゃうんです。
「鬼といえども、下弦の鬼になっても苦労が絶えないなぁ」
みたいな(笑)そういう話をするんだったら、いろいろ(『鬼滅の刃』の語彙を)使ってるわけです。
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というわけで、(語彙を)増やす必要がある。じゃあ、どうやって増やすか?と言うと、例えば、【英語学習】を思い浮かべてほしいと思います。
「英語の語彙をどうやって増やすんですか?」
ということです(この問いと同じ構造)。
どうやってするんでしょうか?単純に、単語を暗記すればいいということじゃないんですよね。最終的には、何も見ずにいきなり・どんな時でも言葉を取り出せるようにしないといけないから…「暗記」だと、そういうの難しい。テストが過ぎたら忘れちゃうわけですから。
「じゃあ、どうすんのか?」と言うと、【アウトプット】することです。
エピソード記憶としてアウトプットすると「長期記憶」として定着するから、語彙がいつでも使える。だから、アウトプットすることで語彙を定着させるのは、まず第1段階ですね。
気をつけて欲しいのは、「アウトプットなら何でもいいのか?」ということです。気を付けたいのは、会話力における語彙だから、
【話すこと】がアウトプットになる。
文章書くことももちろん語彙を増やすのに有効なんですけど、文章だと「書く・読む」なんです。「話す・聞く」と使う脳の領域が違うので、いくら文章が上手くても「話すの下手な人」が多くいるように、会話を前提とするなら「話す」というアウトプット。この形が最終的な形式だから、「文章を書いて、それを声に出す」のが1番(効率がいい)ですね。
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でも、話すことで語彙がどんどん増えると言いましたが、どういう感じに増えるのか?子供の【言葉の学習】の例を使って説明したいと思います。
何度も度々出てくるんですけど、2歳の息子が僕にはいて、ちょうど言葉を覚えてる最中なんです。ちゃんと言葉・単語を言えるようになりつつあるし、単語をいくつか組み合わせて文章になってるし、さらに文章を組み合わせてまともなことを言えるようになりつつある。
例えば、少し前は「お母さん」を「ちゃーちゃ」と言うんですね。子供がいる人は分かると思うんですけど。それをずっと言ってたんですけど、最近、突然、「お母さん」とか、「お父さん」も「おっと」だったんだけど、「お父さん」とちゃんと言えるようになる。
これは、喋ってるから、自然に言えるようになるんです。
だから、大人でも語彙を獲得するには、最初、「言いづらい」とか「うまく言えない」のが何回か喋ることで定着していく。さらに、それが「文章」になる。さらに、その1つ1つの文章を組み合わせて「ちょっとした話」になって、そのちょっと話をいくつ組み合わせると「長い話」になってくる。
これが子供の言葉の学習なんだけど、【大人の話す能力の上げ方】もそれと同じなんです。
例えば、息子が最近言った文章で何を言ったかというと、お母さんが出かける事があるんですけど、(ぼくがいて)子供を置いてちょっと買い物に行く。お母さんが出かけて自分が涙を流して悲しかったことを言うのに、例えば、
「ちゃーちゃ(お母さん)、出かけちゃった。かおる(自分)、なみだ、あんあん。」
と、(「かおる」は)息子のことなんですけど、こういう風に2つの文を組み合わせて、何か言いたいことを言ってるんですね。文章自体の単語もちょっと間違ってるし、助詞がないんですけどで、文章になってきまして何か言いたいことが前よりもずっと言えるようになってる。こういうプロセスなんです。
自分の言える範囲の「語彙」とか「ネタ」を言うことで、それが有機的に組み合わさって長めに言えるようになる。だから、「喋る」というアウトプットをしとけば、それを核にどんどん増やす。
「定着した語彙を使ってるうちに、新しい語彙がそこにつけ加わる」
みたいな形で、話す能力が上がっていくわけだし、話すネタも増えてきましす。そういう感じの語彙の獲得のプロセスなんですね。
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なので、復習になりますけど、「声」に出してアウトプットすることが重要。話す能力をあげようと思ったら、話すしかないんです。語彙をあげようと思ったら、語彙を使って話すしかない。
だから、誰かと話すことが1番なんですが、
「そういう話し相手があんまりいない」
という人はどうすればいいのか?それは【録音】すればいいんです。ネタ帳を作って、ネタをメモして、それを声に出して自分にスマホに向かって喋って、それを聞く、でもいいですね。そうすると、誰か喋ってるのと同じようなサイクルになりますね。
例えば、大学とかでプレゼン…社会人は(とくに)プレゼンする機会がある人は分かると思うんですけど、やっぱりスライド作って頭の中で考えても上手く喋れないですよ。
で、どうするかと言うと、やっぱり声に出して練習してみるって事です。そうすると、本番でも、ある程度うまく喋れるようになる。プレゼンの練習も、【声に出して話す】のが最終的な課題になるんです。
なので、日常会話ではネタ・文章を作った上で、それを声に出して話してみることで、初めて定着し始める。【同じ話】を何回もやった方がいいですね。1度声に出したからオッケーじゃなくて、何度も何度も話すと、どんどん定着する、と。上手くなるんですね。
そう。定着したネタのいくつの組み合わせで話がどんどん長くなるので、自主練する人はそういう形で録音してみるのをやってみてください。語彙が本当に増えてきますね。
ということで、以上になります。
ありがとうございました。