どうも、永田です。
今日は「コミュ力を身につけるための3ステップ」ということで、お話ししていきたいと思います。
これまでコミュニケーションスキルや会話テクニックについて、注意事項とか考え方についてお話ししたことがあると思うんですが、それらを踏まえて「実際の手順」というか「ステップ」についてのお話ですが…
繰り返しになるんですけど、1番大事なのは、
【どのテクニックを身につけたいのか?】
それを絞り込むことですね。
本とかネットの情報とか見て感動・興奮して、「あれもこれもやりたい!」みたいな事を考えて欲張って同時にやろうとすると、身につきませんよ、と。
「1個に絞ることができれば、着実に身に付きますよ」という話をしたと思います。
で、そういうのができるっていう前提のもとで、次のステップ・細かいステップがあるので、それについてお話しします。
で、タイトルの通り、【3つのステップ】です。
・・・
1個目は、先ほど話した
【スキル選択】
ですね。
あれもこれもじゃなくて、「欲しいスキル」をひとつたったひとつに絞ると3ヶ月かかるわけですから、それを我慢して1つで、本当に重要なものに絞り込むかっていうことです。
これは自分との葛藤が大事ですが、やってみてくださいね。
あと、もう1つ大事なのは、
【自分のレベルに合ってるかどうか?】
ってこと。
だから、本とかネットの情報を沢山、一度にひとつの本であれもこれもスキルを紹介してるんで、それに惑わされず、自分の日常生活と経験の中で、
「あ、これこれ!確かに必要だな」
って感じられるものにする、と。
例えば、僕がある時期、「話す能力」を伸ばしたいなと思って…
無口だったんでそういうのは常にあるんですけど…
仕事上の会話で要約力=分かりやすく説明するとか、あるいは、笑い話をするってのはある程度できるようになったところで、ふと気づいたのが、
「自分の話をしてないな」
ってこと。
だから、例えば、身につけたいのは「自分の話をするスキル」です。
(話す能力でもいろいろあって自分が必要とするものを絞れた、ということが言いたい?苦笑)
これ一見地味に見えるんですけど、やっぱり日常会話ってのも仕事の話とは全然違うんで、自分の出来事・自分が体験したことを話すっての重要です。
ただ、これ…自分の話をするって言うと、「話せばいいじゃん」っていうことになるんですけど、話し慣れてないと抵抗感があるんですね。
「自分の話をして、面白いのか?」とか
「どうやって経験を話せばいいのか?」
って、できてない人にとっては難しいことです。
・・・
次のステップです。
【課題の明確化】。
「自分の話をするスキル」っていうのを見つけたとして、実際、何をするのか?
「毎日、何をして練習するのか?」とか、
「あと会話相手がいるのかどうか?」
みたいなことですね。
(相手は)家族なのか?親しい友人なのか?とか。
あるいは、同僚でいつも雑談する相手がいれば、その人に話す、とか。
そういう設定です。
実際のタスクを明確にしたほうがいいです。
まだ誰とも話せる相手がいなかったら、難易度は変わってきますから。
僕だったら、家族と住んでるんで、妻に自分の話をする、と。
しかも、自分の話と言っても色々あるんで、例えば、今日の出来事(を課題にするとしたら)。
「帰ってきたら、今日の出来事を話す」
っていう、ここらへんまで細かく噛み砕いた方がいいと思います。
・・・
更に、3つ目のステップとしては、
【調整】
ですね。
実際やってみて、今までの2つは頭の中で考えてやることですから。
「実際できたのか?」「今日できたのか?」とか。
ハードルを基本的に下げたほうがいいですね。
「今日の出来事」って言っても、
「仕事内容」なのか?
「誰かと会った」とか、そういう人との関わりなのか?
あるいは、
「帰宅途中にあった出来事」を話すのか?
とか。
あるいは、「考えたこと」を話すのか?
って、だいぶ違うことだから。
妻との会話なので「仕事の話」は上の空で聞かれる感じで、むしろ、「誰とどんな会話をしたのか」ってのは興味をもって聞かれる。
自分の今日の出来事といっても、誰とどんな会話をしたのかについて話せば(妻と話すのは)やりやすくなるんで、そこまで調整・ブレイクダウンすることをやらないと、3ヶ月だったら(続けるのが)難しいですから、これはやりながら調整していくことです。
で、1番大事なのは、
【ハードルをどれだけ簡単にできるか?】
ということですね。
ハードルをどれだけ下げられるかってことなんですが、やりながら調整していくとか、1週間~
2週間が調整期間みたいな形だと思います。
・・・
というわけで、あれこれ欲張らずにスキルを選択して、こういうハードル下げっていう調整が、課題の明確化とともにできたら、もう狙ったスキルが狙ったように身につけられる。
もちろん、自分のレベルに合わせてですが、これができるようになると、時間はかかるんですけど、トントンと能力は上がっていきますんで、是非試してみてください。
では、今日は以上になります。
ありがとうございました。