どうも、永田です。
今日は「会話力をリアルに上げる方法」という話題で話したいと思います。
で、あなたは(たぶん)コミュ障を自覚していると思うんですけど、
会話力ってどうやってあげればいいかって分かりますか?
僕もコミュ障だったんで別に責めてるわけじゃないんですけど、はっきりと自覚して戦略的にやってかないと現実をリアルにあげてくってのは難しくなるんですね。
前回、「話す能力の上げ方」ということで話したんですけど、ちょっと違うんですね、会話ってのは。
【アドリブ】が必要です。
相手に応じて話の進み方って全然違うわけですから、用意してた持ちネタとか得意な話題の方に話が進まないことだらけ。
そうするともうお手上げ状態になっちゃうんで、どうすりゃいいのかっていう話です。
・・・
1番効果あるのは実際の会話や経験を積み上げてくっていう実践に勝るトレーニングはないんですけど、それだけだと「自主練」みたいなのできないんですけど…
「じゃあ、完全にできないのか?」と言うと、ちょっとだけ工夫のしようがあったので。
どうしようもないのかというと、そうではなくて、僕が発見したことをお話しすると…
それは
【質問に着目する】
ということです。
「質問に答えられるようにする」
ってことですね。
何にもないところからイキナリ、急に話し出すことないじゃないですか?
会話というのは質問を受けて話しだすってのが普通の会話だと思うんですね。
誰かが誰かに質問して、それを誰かが答えるという形が会話だと思うんです。
だから、会話の中で質問が出て、それに答えられれば、一応、会話が成立する。
あなたもおそらく、会話の中で質問してると思いますが…
例えば、漫画の話になったら、
「どんな漫画が好きなのか?」とか
「ジャンプ読んでる?」とか
「作者は誰が好き?」とか
そういう質問をして、それに相手が答えて何か会話が進んでいくっていう、このQ&A がベースになってると思う。
だから、基本的には、この質問に答えられれば、会話って成立するはずなんですね。
で、質問がないことももちろんあります。
その時は、「話題」とか「状況」が質問みたいになってるわけです。
雨降ってきたら、雨の話をしだしても別に変じゃないですよね?
もちろん、その他の状況によって、無関係に突然、話し始めてもいいですが、基本的にはそういう話題に応じた質問に答えるというのが会話だと言える。
・・・
では、ここでチェックして欲しいのは、
【簡単な質問に答えられますか?】
ということです。
友達同士のやりとりでも、アバウトな質問で、
「最近どう?」
ってのは結構やり取りすると思う。
「最近どう?」っていう質問に答えられるでしょうか?
「いや…どうって言われても…」
っていう感じだとまずいんですね。
仲の良い友達に「どう?」って聞かれて、「どうって知らねえよ」って答えてもいいんですけど、やっぱり、そこで切りかえせないと沈黙が始まっちゃうので、「こいつ、話せないな」って印象にになっちゃうんですよね。
だから、一応、ある程度、バカみたいな質問だけど答えられるようにしておくってのも大事だと思います。
例えば僕だったらどう答えるかと言うと、相手によるんですけども…職場で身近な相手だとしたら…同僚ですよね?
「最近どう?」と聞かれたら、大学教員で授業やってるので、
「授業準備がやばい」
みたいな話をして行くと思います。
コロナなのでオンライン授業の仕方が変わるし、違う研究室に異動して新しく授業を始めたんで、その授業準備、1年目は大変なんですよね。
2年目は1年目でやったことを繰り返すだけで簡単なんです。
やっぱり1年目は大変ですね。
私立(大)なので授業スライドを前任の担当者から受け継ぐんですけど、それでも大変でしたね。
…というような話をします。
じゃあ、例えば、すごい簡単な質問ですけど、
「好きな食べ物は?」
っていう質問に答えられるでしょうか?
今、ちょっと考えたとして、僕がお答えするとしたら、たぶんいろいろあるんですけど…
「ピザが好き」
なんですね。
イタリアンがほんと好きで、イタリアに出張で何回もいって、どこに入ってもすごいウマいですからね。
で、結婚して子供が最近生まれてちっちゃいんで、イタリアンと外食できない。
無性にピザが食べたくなって、東京出張があったので、その機に乗じて東京駅からちょっと歩いて銀座の方ですが、有名なピザ屋に入って。
今、コロナだから、客が少なくて1人ぐらい。
(イタリアンを)食べたくなった。
…みたいな話をしますね。
・・・
後は何だろう…?
【一般的な話題の質問】。
初対面でよく使用されるような質問にも答えられるか?
「どこら辺に住んでるんですか?」とか
「最寄り駅はどちらですか?」とか
「犬とか猫、飼ってるんですか?」とか
「ご家族はいるんですか?
みたいに、こういう形式的な質問だけど、それに何も言えないってのはまずいですね。
ポツポツ何か言えればいいんですけど…
これ、僕は気づいて練習した時に、(あまりに考えたことなくて)
「いや、知らねーよ!」
っていう感じで、やっぱり答えられない。
これにサクッと答えられると、雑談で…
10個ぐらいのテーマ・話題で、【木戸に立てかけし衣食住】でしたっけ?
それについて簡単な質問に答えられると、それなりに答えておけば、場がつなぐ。
というか、(話をかえて)違う話題にすればいいけど、そこで沈黙が続くとそこで終わっちゃうわけですから、一般的な話題の質問を用意して…最初、慣れないと思うんで、【文章化】してみる。
文章にして3行でやってみる。
これ1番最初に行った時に全然できなくて四苦八苦しましたが、ちょっとやってみると、もうすごい簡単になりますからね。
10個もやると(質問が)はっきりしたところで作った話(文章化した答え)をもとに話せば、とりあえず雑談が楽になりました。
もちろん文章化するだけじゃなくて、話を聞くのが第一ですから。
それを口頭で答えられるし。
文章にすると言い回しとか長くなったりで「口語表現になってない」から、基本的に言った時につっかえるとか、言いにくいとか、思い出せないとか、そういうことになるので…
文章化したら、口頭で使えるように独り言のように言ってみると、更に有効です。
というわけで、これが会話力をリアルに上げる方法ということで、簡単な定型的な質問に答えられるってのが会話力だと僕は思います。
では、本日は以上です。
ありがとうございました。