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#016『会話以前で勝負が決まる』

2022-01-21 Fri.

どうも、永田です。

昨日、2歳の子供がいるんですが、子供と奥さんと一緒に近くの公園に行って遊んだんですが、その時に感じたことについてお話ししようと思います。

(こどものコミュニケーションのとり方をみて思ったこと)

・・・

で、うちの子供は、親バカになるんですけど、自分と違ってコミュ力は高いっていう印象が既にあるんですね。笑

もちろん2歳なのでそんな言葉は話せないんですけど、同じ年齢の他の子供のところに自分から行ったり、何かを話しかけてるっぽい仕草をしたり、あるいは、他の子供のお母さんに抱っことかしてもらいに行く、という。

この時点でコミュ力が高いなぁと、将来はコミュ力が高い大人になるだろうなという気配がしてます。

それを見て改めて思ったのが、別に会話してないわけですよね?

2歳なら単語レベルです。

「あっち行く」とかそういう程度のことしし、2語か3語しか言えないんです。

だから、会話とか雑談とか(直接)しているわけではないんだけど、やっぱコミュニケーションの取り方の差があるし、それ自体(行為)でコミュニケーションを成立しているわけです。

だから、それを見ていると、コミュ障ってやっぱり会話以前ができてなかった。

というのは、もう僕の反省点でもありました。

なので、その時(昔)にそれに気付いたときは、その【会話以前】をちゃんとしようと思いました。

・・・

この会話以前をちゃんとするってどういうことなのかというと、【反応】を良くするわけです。

具体的には、【挨拶と受け答えの時の反応】を良くする、と。

ボディランゲージとか声の大きさとか、ですよね。

そういうところをちゃんとしようと思って。

そこから(コミュニケーションがかなり)改善した記憶があります。

例えばどういう違いがあるかと言うと、僕は時に人が近くにいるのにぼーっとしてるんですよね。苦笑

何か他のことを考えて、上の空だったりとか。

あるいは、職場だったら仕事中なので仕事に完全に没頭してて、人の動きとか全然気にしてなかったという感じで。

で、(周りの人が)話しかけると、「うん」とか「あ〜」とか考え始め、まごついて、

「この人反応するの?」とか
「反応悪いな」

っていう印象をたぶん持たれてたんです。

ですが、人がいる時にはちゃんと話しかけられてもいいような準備状態を作っておく、と。

人から突然話しかけられたとしても、それについて意識を仕事中でも1割は残しとくと、サクッと雑談とか他の会話に移行できるんですよね。

集中してても、これやってみるとわかるんですが、かなり明確な違いですね。

準備をしておく、っていう。

「いつ話しかけられても、答えられるぞ」っていう準備をしておく、と。

すると、ぼーっとしてる状態よりも、確実にハキハキしたイメージ・印象になるんで。

そういうのはかなりの違いがあります。

で、そういう受け答えとか挨拶がハキハキしている人に対して(他人は)ちょっといい印象になるし、(周囲の人は)「今度ちょっと話してみようかな?」とか、「暇があったら雑談してみようかな?」っていう気になるんですね。

逆に、反応が薄いとか、なんかまごついてるとかいうと、「話しかけるのは、う〜ん」って感じで、そういうところで会話以前で判断されてしまうんです。

だから、こういう準備状態を作っておいてハキハキと反応すると、それ以降の雑談の回数も増えるし、人間関係もその受け答えの反応を見て良くなったり悪くなったりすると思います。

・・・

あと1つ言いますと、こういう準備状態って「心の状態」なので、「そんな違いあるのか?」っていうと、かなりあるんですね。

だから、声を出す時も、準備して「せーの」で出すのと、ぼーっとしていきなり「(声を)だせ」って言われてもなぁ、みたいにまごつくわけですよね?

だから、声の大きさも全然違います。

あと、こういう準備状態が基本になると、会話の時も反応の細い非言語のやり取りなので、会話も、その時もハキハキと言えるようになったりするわけです。

これは自分がやった経験上も確実そうだろうということが言えます。

・・・

なので、是非、会話ばっかりに気を取られずに、会話以前の反応・レスポンスですよ。

そこをちゃんとする、と。

そのためには、常に話しかけられてもいいように準備。

心の中で準備しておくってことが非常に大事だなって思います。

というわけで、今週は以上になります。

ありがとうございました。

#016『会話以前で勝負が決まる』