00:00

#015『会話スキルを身につけたい?じゃあ、まずはここから』

2022-01-11 Tue.

どうも、永田です。

ここ最近は、テクニック習得について毎週、お話ししてるんですが、今週で終わりにしようかなと思います。

・・・

で、これまで話してきた内容は、3ヶ月で一つの会話テクニックを身につけようとか、50回やるといいよっていうかなり具体的な話をしました。

でも、現実的には3ヶ月とかって長いんですよね。

1つのテクニックを練習し続けるって(精神的に)かなり難しいんです。

例えば、昔の僕だったら本を読んでテンション上がって、その本も何十個もテクニックあるんですよね。苦笑

だから、(いろんなテクニックに)目移りしてしまうんです。

あれも試して、これも試してで何ヶ月が経って、振り返ると1つも残ってない。

「あれ?」みたいな感じで、とても現実的に技術が身についてない、と。

だから、そのため、忘れるとかもあるんですが、やっぱ続けられない現実的でないテクニックを身につけようとしてるってところも問題になってきます。

このため、3ヶ月続けるための1つの目安としては【10回】ですね。

とにかく10回続けられるかってのをやってって、10回続けられれば20, 30と続けられますよね?

だから、10回をひとまずのファーストゴールと言うか、最初のゴールに設定すると分かりやすいと思います。

・・・

現実的でないテクニックをやろうとするってのは、例えば、僕は(明治大学の)齋藤孝教授の本を読んいて、『読書力』とかいろいろそういう系の本を出してるんで、その中で、本の中で読んだ文章を会話の中に取り入れると効率の高い会話ができるよ、みたいな感じで。

僕もそれを読んでテンション上がってやってみるんですけど、実際、雑談の中で本の話をすること自体がそもそも少ないですね。

だから、ビギナーズラックで1回だけ。

その後続かない、みたいていう感じになります。

でも、10回っていうのを目安にしてると、これやっぱ難しすぎるなっていう感じで【現実的な課題設定】に変えられると思うんですね。

例えばどうやるかと言うと、会話テクニックとして代表的なのは「褒める」ですよね?

人間関係を作るとか、仲良くするためにほめるってのは必須のスキルだと思います。

で、これ、どう身につけるかと言うと、基本的なテクニックとしては、たとえば、人の努力を褒めるとか、持ち物を褒めるですね。

そういうのが(本や人から紹介されて)あげられるんで、それをやってみようとするんですけど、実際は1~2回で終わるんですよね。

普段会う人の持ち物って、褒めることでも1回か2回ですよね?

努力しても1回か2回ですよね、1人につき。

で、そうすると、普段会話する人に毎日そんなこと褒められないんで、続かないんですよね。苦笑

10回無理だから、現実的な設定にする、と。

例えば、「気遣い」を褒めるとか、「ありがとう」みたいのだったら毎日言えるし。

「それ、いいね」っていう賛同する形で、ごくわずかにですが、褒めてますよね?

だから、そういう形で、「これ課題なのか?」っていうぐらいかなりハードルを下げれるんですけど、やっぱり10回とか20回とか反復できる課題設定にすることで、(ぼくは)現実的に3ヶ月続けられるようになりました。

だから、10回続けられるかを結構を目安にすると、課題設定的にも反復練習を継続するにもいい目安になると思います。

テクニック習得については今週で終わろうと思います。

では、ありがとうございました。

#015『会話スキルを身につけたい?じゃあ、まずはここから』