どうも、永田です。
今回は、テクニック習得について前回お話ししたので、その続きになります。
前回は「一定回数反復すれば、自動的に会話テクニックって身に付くよ」という極意的なことを話したんですが、単純にそれを実践できればいいんですけど、人間ってそういう風になってなくて、色々と自己解釈で間違った方法に陥ってしまうですね。
頭で、自分だけでやってるからそういう間違いに気づかない、と。
そういう間違いについて、今日はお話ししようと思います。
で、どういうことかと言うと、落とし穴があるんです。
テクニック習得の技術自体(スキルを身につけるスキル)がステップアップしていくんですけど、そこで陥りがちな罠について話します。
これでセルフチェックして、自分が間違った方向に進んでないかどうかを確認してみて欲しいと思いますね。
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じゃあ、1つ目行きます。
1つ目は、これ、僕が20代前半の頃、コミュニケーションの勉強を始めた頃に陥っていたんですけど、よく言ってますが、
「本を読むだけ・知識を習得するだけ」
です。
今までコミュニケーションについて全く学んでなくて、新しい知識がどんどん入ってきて、洪水に溺れる感じ。
知識習得は楽しいことなので、それだけで満足しちゃって、実践ができてないっていう状態です。
昔は本だけですが、今は YouTube とかネットの情報とか溢れていますから。
それを学習するだけで、かなり膨大なエネルギーと時間を費やします。
あとは、こういう情報発信をしてる人のメルマガとか音声とか、あるいは教材を買って勉強するとか。
それに集中してしまって、実践することを忘れがちなので、そういう状態が1つ目の罠です。
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2つ目は、ある程度実践しなきゃっていうことに気づいた状態ですが、今度は
「会話相手」。
会話テクニックも、会話相手がいないといけないです。
で、なかなか見つからないと「1人で練習するぞ」みたいな状態に陥りました。
例えば、文章を書く練習とか、要約の練習とか。
小ネタをメモってみたいとか、気づいたことをひたすらスマホにメモってみたりとかそういうことをやってました。
あとは、鏡で笑顔の練習とか、声を出す練習とか、そういうことです。
もちろん、繰り返し反復練習すれば、どんどん(1人でできる)技術が磨かれていって、どんどん上手くなるんで、そこで充実と考えちゃうんで。
実際は、他人と会話する中で磨かれるテクニックとか技術とか経験とかとは、ちょっと違うんで。
そこで一人練習してしまう壁があるので、そこにとどまらずに先に進んでほしいと思います。
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次の3番目の段階に至ると、会話しながらテクニックを身につけるっていうのが体感的にもうわかってる。
数ヶ月で身につくってのはわかってて。
そうすると、どういう罠があるかというと、調子に乗るんですね。苦笑
「数ヶ月で一個か…。ちょっと、だるいな」とか「長いな」とか思い始めて、
「複数同時にやるんです」。
僕の場合、極端で、アプリで反復回数を記録してたんですけど、同時にやろうとした。
そういうアプリあるので。
それでも最終的にボタンを押してるだけになって(苦笑)、ほとんど身についてない、と。
一時期、200個同時にやろうとしたっていうひどい状態があるので、そこ気をつけてくださいね。
僕の感覚としては、これでも多いって感じですが、3個だとやっぱり(ターゲットのスキルを)思い出すだけで大変なので、ちょっと集中できないんです、会話に。
だから、やっぱりこうやると自然に、無意識にでもできるんで、1個に絞るとか。
ここはもう本当に効率が悪いように思えるんだけども、やっぱり1個のを、一定回数反復する。
1個ずつに集中してみてください。
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最後の4つ目なんですけど、これはほとんどマインドセットと言うか、悟りの状態です。
何かと言うと、
「テクニック病」
です。
今まで一生懸命、会話練習して、会話の中でテクニックを反復練習することで技術を磨いて言って自分を高めていく、と。
苦労の末、身についた技術について自信を持つんですね。
けど、そうやって今までの高めた経験に裏付けがあるので、どうしても会話って「修行の場」というか、「トレーニングの場」だという意識が抜けない。
そうすると、会話を純粋に楽しめない、と。
100%集中できないです。
「あのテクをどのタイミング使おうか?」
みたいな、そういうのを顕在意識的に、考えているわけじゃないんですけど心の底からそういうの考えてて。
やっぱり、いろいろ頑張んなきゃっていう感じで、きつくなってくるんです。
そういうのも越えていって欲しいと思います。
今、僕は、そういう会話テクニックを磨いてはいるんですけど、(会話中は)ほとんど忘れてますね。
だから、会話の中でテクニックを使うという気になってないです。
でも、自然に(スキルが)発動するし、別にテクニック使う必要ないです。
そういう状態になので、会話自体を楽しめてるという感じで。
もちろん、練習してるわけですから、1日終わった後に記録して、「そういえば(このスキル)使ってたので、(記録として使っているアプリを)ポチって押せば、反復練習もできる、みたいな。
だけど、実際の会話で、そのテクニックをどう思おうかというのは考えてなくて、(発動するのを)待っている状態になってます。
今まで話してきた4つの状態を抜けて、最後は会話を楽しめるかどうかっていうのを最後のチェック項目にしてみてください。
ここまで行くと、相当コミュケーションはかなり良い状態になってるはずなので、そういうの目安にしてみてください。
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本日はテクニック習得については4段階ありますよって言う事をお話ししました。
では、ありがとうございました。