どうも、永田です。
今日は「コミュ力がある人の会話の仕方」についてお話ししようと思います。
もちろん、コミュ障の人とどう違うのか、についてお話しします。
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最近気づいた事なんですけど、昔のぼくってのは情報的な話ばかりをしてたんですね。
これ(音声)を聞いてくれてる人はわかると思うんですけど、文章とか話も内容、方法論とか理屈は結構多いんですね。苦笑
だから、ノウハウばかりを気にして、それについて喋ってるし、考えたりします。
研究も方法論をしっかり詰めていかないと結果出ないし、どうにも進まないんで、そういう事ばっかり考えてたんですけど、それが日常会話にやっぱり反映してまして。
30代の時には特に仕事人間だったので傾向が強かったですね。苦笑
情報的な話をすると、やっぱり雰囲気が硬い。
みんなが楽しく話してる時に自分が喋りだすと、なんか固い雰囲気になると言うか、口調が自分で固いってわかるんですよね。
硬いとやっぱり周りもちょっとそれに合わせて固くなっちゃう、と。
雰囲気が硬くなるんです。
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で、この硬さをなくすにはどうしたらいいか?ということなんですけども、簡単です。
情報的な話で固くなってたんだから、
「感情的な話をすればいい」
ということです。
で、情報ばかり言ってると、論理的な性格でいいっていう人もいるかもしれないんですけど、やっぱり感情こもってないとロボットみたいなんです。苦笑
僕の身近でも学生さんに1人そういうタイプがいて、頭の回転を速くて、話も正確なんですけど、やっぱり無駄なことは言わないし、話を振っても広げようとしない。
ミスを恐れてるのか、また雑談が下手なのかわかんないですけど、そういう感じで。
そうすると、一向に話しても、「今何を考えてるかわからない」という気分になってくるんですよね。
何を本当に感じてるのか、というのはちゃんと言葉にしてくれないと、他人がどう感じて考えているかってのは実際わからない。
それ(感情の動き)が見えなくて不安になる、と。
昔の僕もそういう感情が読めない人と思われていたんだろうなーっていうのが、その反面教師として(その学生をみてて)わかるわけですね。
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だから、感情的な話をするためにはどうすればいいか?
ということになるんですが、第一歩として、やっぱり感情的なフレーズを口に出すことだと思います。
「眠い」とか「だるい」とか。
「こんなことやりたくない」とか。
一見、ネガティブなことを言ってるんですけど、一言二言ならこれぐらいい。
ネガティブな弱気な事を言ってもいいんですよね。
むしろ、逆に(ネガティブなことを)言ったほうがよくって。
そうすると、
「こういうこと(弱気なこと)を相手は口に出した。あ、それぐらいは言っていいんだ」
ってことで精神的なハードルと言うか、そういうちょっとリラックスした雰囲気になって、相手も少しくつろぐんですね。
緊張が取れる、と。
本当にクソ真面目みたいなのを相手にすると、やっぱり誰でもちょっと緊張するんです。
そういうネガティブなこと、弱気なことをちょっと言ってくと、緊張感が取れるってこと。
表面的な感情でいいんですよね。
「腹が減った」とか。
長年、奥底に眠っている感情とか、誰にも言えなかった想いとか、そういう重い感情を言う必要はなくて、軽い感じでいいんです。
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というわけで。
どうしてもコミュ障だと、頭で考え考え、「これを言ったら間違いないだろうな」とか「失敗しないだろうかな?」と考え考え言うから、情報的な話に偏り過ぎる、と。
そうではなく、感情的な話をする、と。
会話の目的自体を「感情共有する」という最終目的にしたほうがいいんです。
第一の目的にすると、感情的な話になっていくはずです。
そして、その自分が自分の感情を出して言葉にしていけば、その感情的な言葉を聞いて、相手も共感してできるわけ。
だから、相手が感情的な言葉だしたら、「共感して欲しいんだ」ってのは、そういうわけでわかる。
だから、感情的な話をすることが大事。
まず感情を言葉にしてみる、というのが第一歩として大事だと思います。
コミュ力がある人は感情的な話をしているのだから、その感情をまず言葉にしようという話でした。
以上になります。
ありがとうございました。