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#011『「鬼滅の刃」から学ぶコミュニケーションの秘訣』

2021-12-07 Tue.

どうも、永田です。

今日は『鬼滅の刃』という映画を見てきたので、それについてお話ししようと思います。

もちろん、コミュニケーションの話につなげます。笑

『鬼滅の刃』は元々ジャンプで連載された漫画がアニメ化して、その劇場版ですね。

かなりすごい爆発的な人気で、10日間で100億円の売り上げを達成してる、と。

それは、『千と千尋の神隠し』の記録を超えるんじゃないかと噂されるぐらいすごい人気になってます。

で、この『鬼滅の刃』についてお話ししようと思うんですが、知らない人もいるかと思うので、ちょっと軽く説明しておきたいと思います。

『鬼滅の刃』は「鬼を滅する刃」、つまり、鬼とそれを倒す鬼狩りって呼ばれる一団がいて、鬼と鬼狩りの戦いを描いてます。

主人公は、第一話で家族を鬼に殺されてしまうんです。

ほとんど(の家族は)死んでしまって、唯一、生き残った妹がいるんですけど、その妹は実はもう鬼に変えられてしまって、その鬼になってしまった妹を人間に戻す方法を探るために、鬼狩りの一派に回って鬼と戦っている、というようなストーリーです。

・・・

この今人気絶頂の『鬼滅の刃』ですけど、それが(コミュニケーションのコツになる)あるキーワードがあって、それが

「共感」

なんですね。

共感、共に感じる。

今の時代的と言うか、特徴的なのは、主人公だけじゃなくて、一人一人のキャラについて共感できるような描きかたになってるんですね。

これが今までの漫画と違うところ。

しかも、敵キャラ、人を食って生きてるような鬼に対しても、全然共感できないんだけど、その共感できなさそうな鬼に、鬼が出てくるどんどん出てくるんですけど、その鬼に対しても共感できるような描きかたになってる。

こういう「共感」というキーワードで、今の爆発的な人気を説明できるらしいです。

大事なのは、この共感。

どうやって描いてるか?

もちろん、偶然じゃなくて、ちゃんとそういう評価(読み手の共感)を生むような描きかたがあるらしいです。

もちろん、映画とか漫画の技法だけじゃなくて、コミュニケーションにおいても大事ですよね?

会話では共感が大事だって言われてます。

でも、コミュ障と言うか、僕もそうだったんですけど、話を聞いて共感ってなかなか難しいんですよ。

できない人はできないんです。

楽しそうに他の人達が話しても、「一体何が楽しいのかな?」と思う。

「それがどうした?」みたいな形で、全然共感できてなかったんですけど、これからお話するコツを得ることによって苦手だった共感が少しずつできるようになったので、今日の話は参考になるかと思います。

・・・

早速です、その共感の「作り方」「描きかた」ですね。

どうやって描いてんのか、を言います。

それはざっくり言うと、

「エピソードを使う」

という事です。

ただ、(登場人物)一人一人の心情とか背景とか、(鬼が)どうして鬼になったのかとか、そういうエピソードを語ることによって、「心情は〜〜です」という説明的なものじゃなくて、エピソードがちょいちょい出てくることによって、それを丁寧に描くことによって、見てる側に共感を生む、という形です。

敵も倒される時に回想が大体入るんですけど、その鬼になる前にどういう思いを持って鬼になったのかとか、どういう無念があったのかとかいうエピソード・回想シーンをいれられることによって、鬼ですが共感できるような描きかたになった。

逆に言えば、そういうエピソードがあれば鬼ですらも、敵ですら共感できるという事なので、我々が学ぶべきことは、

「会話に自分のエピソードをちょいちょい出していく」

ということ。

端々に入れて、そうして自分がどういう気持ちでどういう体験をして、どういう人間なのか、言葉で説明するよりも、エピソードで説明するという形が自然だといえる。

そうすると、相手も自然にスッと入ってくる。

あなたがどういう人なのか、エピソードで想像することによって人物像がわかるよ、と。

で、コミュニケーションがうまくいかない人というのはどういう人なのか?

「よくわからない人になっている」

から、人間関係ができにくいし、仲良くならないわけです。

自分のエピソードを語る、自分の話をするで共感をうむから大事。

・・・

もちろん、突然、会話の中にエピソード入れるって言われても、「そんなできねえよ」と思うんですが、最初はわかりやすいエピソードですね。

「〜〜に旅行行った」
「〜〜というお店が美味しい」
「〜〜という変な出来事があった」

とか。

そういう分かりやすいインパクトの強い出来事から話していく。

軽いエピソード、昨日の出来事とか昔の出来事みたいな軽いエピソードがだんだん言えるようになって行きます。

最初はわかりやすいエピソードから話してみると良いかと思います。

・・・

というわけで、手短になりますが、『鬼滅の刃』に学ぶ共感力、でした。

つまり、エピソードを入れていくことです。

自分のエピソードを入れることによって、相手の共感を得るので、仲良くなれる確率が上がりますよ、という話でした。

今日は以上になります。

ありがとうございました。

#011『「鬼滅の刃」から学ぶコミュニケーションの秘訣』