どうも、永田です。
今日は、感情会話についてお話ししたいと思います。
で、感情会話って聞いてピンと来たでしょうか?
まあ難しいんじゃないかなと思います。
よく本とか勉強してる人は聞いたことがあると思うんですが、会話って感情が大事なんですね。
僕も、これ聞いてたんですけど、ぶっちゃけ、本当の意味わかったのは、ごく最近。
「感情って言われても…」って感じだったんで。
あと、会話はいろんなテクニックがあって、それに目が行くので、かなりの時間がかかったんですけど、今日は、その重要な感情についてお話ししたいと思います。
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基本として、会話は「情報交換」だけで成り立ってるわけじゃない。
「感情も交換してる」と。
つまり、感情と情報の両輪で成り立ってる。
こういう風に捉えるとよく分かると思います。
誰かと話すののも、やっぱり、情報交換したいというよりも、感情を交換をしたいのが基本にある。
機械でもない限り、人間が会話するとしたら、感情が目的だと思った方がいいですね。
我々が気にしてる話の内容より、雑談とか、よくよく考えてみると、感情の方が本当に大事だと。
「誰かと話したいな」とか
「仲良くなりたい」とか
「共感されたい」とか
「分かってほしい」とか。
感情がベースにありますよね?
だから、雑談するんです。
意味のないように思えるような話を、たわいもない話をしたがるってのは、こういう感情がベースになるって考えると、雑談が意味のあるものに思えてくる。
本当に、これ、僕の反省でもあるんですけど、やっぱり感情を無視すると、片手落ちになるんですよ。
何か冷たい印象になるし、淡々と情報伝達するとか、分かりやすさを突き詰めると、本当、機械みたいになっちゃうんですね。
一時期、そうなってました。
あるいは、質問するときも、5W1Hを徹底していくと尋問みたいな感じになって、それうまくいかないんですね。
話が盛り上がらない、という感じ。
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じゃあ、感情会話ってどうやればいいのかっていうことなんですけど、もうパラダイムシフトする必要がある。
つまり、
「ストーリーを語る」
ってことです。
例えば、映画がありますよね?
映画ってストーリーがある。
映画を見る目的は「楽しみたい」だけど、何で楽しいかって言うと、感情の動きがあるわけですね。
笑ったり、泣いたりとか、ハラハラしたり、ドキドキしたりとか。
ほら、もう感情を楽しみたいんですよ。
スリルを味わいたい、と。
感情の動きを味わいたいっってこと。
映画は(大体)そうなんですけど、登場人物の感情をいちいち説明してないですよね?
登場人物は今こう感じていて、こういう不安があって、こういう期待のもとに動いてるみたいな。
いちいち説明しないですよね?
言葉で出来事を淡々と見せて、丁寧に映像で見せてるわけです。
そうすると、(映像を)見せるだけで、感情の動きがつくれる。
そこから振り返ると、要は、ストーリーを語りさえすれば、感情会話になるって事なんです。
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で、日常会話に置き換える、と。
そういう映画みたいな劇的なストーリーはなかなかない訳ですけど。
「体験」を語ればいいんですよ。
感情が動いた体験。
まずいのは、会話が説明口調になってること。
説明ばっかりやってると、うまく説明できるようになったとしても、全然、会話盛り上がらないですからね。
僕はそれ、痛いほど失敗しましたから。
説明をやめましょうってことです。
むしろ、感情が動いたことを中心に話を組み立てる。
そういう感情が動いた体験を語るってのが、雑談に花が咲くっていうことになります。
話し上手な人はそこを感覚的につかんでて、ストーリーを語ってくるんですよ。
だから、引きこまれるし、面白い。
我々も、それを目指しましょうってことです。
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結構難しいんじゃないかという気がするんですけど、簡単なのは、例えば、コンビニに行った話をしようと思います。
ストーリー仕立てにするとして、例えば、コンビニの店員が可愛かった、とか。
入り口にヤンキーがたむろしてた、とか。
これ、ちょっとした話になりますよね?
で、そういうの(変わった体験)はそうそうないわけですから、じゃ困ったなってことになるので、もうちょっと自分の感情を、細かい感情の動きを把握して押さえる。
「細い」といっても、簡単なんですけど。
例えば、僕だったら、お気に入りのミントアイスがなかった、みたいな話をすると思います。
僕は、10年前から、あのセブンイレブンのミントアイスは食べて、衝撃をうけて、そこからミントアイスが好きになったんですけど、時々、無性にミントアイスが食いたくなる、と。
なので、セブンイレブンを何軒かハシゴして、(ミントアイスが)なくて。
売ってない時が多いんですけど、時期的に。
違うミントアイスにするかとか、ファミマ・ローソンはどうなんだろう、とか言って、何件もハシゴするんです。
アイス一つでも、それって興味深いと言うか、そこまで(ミントアイスにこだわるのは)極端なんですけど。
ミントアイスって、結構、好き嫌い分かれるんで、
「そんなにミントアイス好き?」みたいな(疑問がわいたり)
「何件もハシゴする?」みたいな(ツッコミでたり)、
あるいは、「無性に食いたくなる時ってあるよね!」みたいな共感しやすいですよね?
そう、これはひとえに、感情が動くようにしてるからなんですね。
あと、「コンビニ店員が可愛かった」とか「ヤンキーがいた」とか、感情が大きく動けばさらに興味深い話になってきて。
感情入れさえすれば、そこそこ面白い話が簡単に作れるって事です。
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でも説明だけだと、何が言いたいのかわからない。
外でアイス買って、食った、みたいな。
ミントアイス食いたいから、外で買って、食って寝た、みたいな(短い説明だけ)。
これ何が言いたいのか分からない。
でも、お気に入りのミントアイスがあって、どうしても食いたかった。
だから、何軒もハシゴしたんだって。
これ意味が分かりますよね?
何が言いたいのか、分かります。
これ、別に、話うまくなくていいんですね。
「ミントアイス、めちゃくちゃ好き」とか
「めちゃくちゃ食いたかった」とか
「無性に食いたくて、何件もはしごした」とか。
そんなに巧みに話さなくても、分かりますよね?
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というわけで、感情を話せば、話の技術はそんなに必要がない。
だから、感情のストーリーっていうポイントさえ押さえれば、話が即興で作れたり、うまく盛り上がったりするっていうので、ぜひ取り入れてみてください。
自分の体験を語るのでもいいし、例えば、雑談になった時に、「なんかないかな?」と思った時に、感情の動きをヒントに記憶を辿って話を組み立ててみると、即興で話したりできる。
そうすると、雑談が広がっていく。
だから、是非、あなたの会話にも感情会話を取り入れてみてください。
では、以上になります。
ありがとうございました。